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つながる星から

好きな物、の中の一つに時計があります。私の持っているオメガのコンステレーションという時計とは20年以上の付き合いで、その間に修理が1回ありました。
その後は特に故障もせず、ちゃんと動いてくれています。

以前こんなことがありました。いつものように左腕にそれをつけ、久しぶりに自分の弟と話をしたときのことです。不意に「それコンステレーションだよね?星座っていう意味の。裏側に星が書いてあるよね」と言いながら私の時計を見ました。
言われるまで気がつくこともなかった持ち主の情けなさもありつつ、『星座』と聞いて嬉しくなった私は、そうなの?と、くるりとその文字盤をひっくり返しました。銀色の平らな面には確かに8つの星と天文台の絵が描かれていました。
時計に星座?。夜空に手を伸ばせば届きそうな輝く星も、星座にまつわる少しおかしな神話も好き。けれど、まずは「コンステレーション」という名前の意味を調べてみることにしました。

『オメガという時計は正確に時を刻める。何気ない星の配置が白鳥や小熊などのイメージと思ってみたときに、全体が特別な意味をもって見えるということ』『一見無関係に思える事象やバラバラの要素が何らかの関係をもって結びつくこと』とありました。

思い返せば、仕事で言ったら、今の職業は前職とはまるで違ったとしても、何らかの形でいきてきたことはあるし、ひとつずつが点と点でも、それが後になって繋がっていたんだ、ということは経験としてわかるようになってきています。
それに自分の思うとおりにいかなかった出来事ですら、そのおかげで結果、良かったと思えたことも、しばしばありました。

何時もの考え方を少し変えてみれば、偶然などなくて、どんなことも必然なのかもしれないな。
そして普段はあまり考えないような私にとっては大切なことを想像させてくれた弟にちょっぴりの感謝。出会った人、物との縁を大切にしていきたいなと感じさせてくれたこの時計、コンステレーション。
 


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