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​🔰【スペイサイド第7弾】フルーティで華やかローゼス地区から3つの蒸留所|グレングラント、グレンロセス、スペイバーン、のご紹介


    いつもありがとうございます。
    麦寿(ばくじゅ)です。

    雨の日が多くなってきましたね。
    雨が降ったり天気が悪いと外出するのもなかなか億劫になってしまったりするものです。

    そんな時、ちょっと美味しいウイスキーをゆっくりと傾けてみてはいかがでしょうか✨️

    今回は、スペイサイドモルトの中から、スペイサイドの中央部に位置する小さな町、ローゼス地区。

    フルーティで華やか、そして個性的なシングルモルトで有名なこのローゼス地区から3つの蒸留所をご紹介していきたいと思います。

    それではさっそく皆様とご一緒に、
    スペイサイドの世界の扉を開いていきましょう✨️


    【グレングラント蒸留所】

    グレングラント(Glen Grant)蒸留所は、1840年にスコットランド・スペイサイドのローゼス町で創業したローゼス町では最も古く、驚くほどクリアでフルーティーな味わいを特徴とする名門蒸留所です。

    現在のスペイサイドらしい華やかでライトなウイスキーのスタイルを確立した先駆者として、世界中で高く評価されています。

    ・グラント兄弟による創業
    1840年、法律家・政治家であった兄ジェームズと、穀物商でウイスキー造りを学んだ弟ジョンの兄弟によって設立されました。

    兄ジェームズは地域に鉄道を敷設するなど物流改革にも貢献しました。

    ・2代目「ザ・メジャー」
    1872年、創業者の息子ジェームズ・グラント・ジュニア(通称、ザ・メジャー)が跡を継ぐと、蒸留所に大きな変革をもたらします。

    彼は業界でいち早く電気照明を導入したほか、独自のユニークな蒸留設備を開発し現在の酒質の礎を築いたのです。

    ・イタリアでの爆発的ヒットとカンパリ社への移行
    グレングラントの軽やかで洗練された味わいはイタリア人の味覚にマッチし、同国で圧倒的なシェアを獲得しました。

    その縁もあり、2006年からはイタリアのカンパリグループ(Campari Group)の傘下に入り、グローバルブランドとしてさらなる投資が行われています。

    『グレングラントの特徴』

    ・仕込み水
    蒸留所の裏を流れるピート(泥炭)色の濃いグレングラント川(通称ブラックバーン)の、ミネラル豊富でクリアな天然水を使用しています。

    ・ポットスチルと精留器(ピュリファイヤー)
    メジャー・グラントが設計した、極端に細くて首の長い独特な形状の蒸留器を使用しています。

    さらに、すべての蒸留器に「精留器」を取り付けることで、重い成分を徹底的に排除し、もっとも軽やかでピュアなアルコール蒸気だけを抽出しています。

    『味わいの特徴』

    ・新鮮な果実のアロマ
    グレングラントの代名詞が、「フレッシュな青リンゴ」や「みずみずしい洋梨」の香りです。

    ・柑橘のニュアンス
    奥からレモンピールやシトラスのような爽やかな酸味が追いかけてきます。スモーキーさ(ピート香)はほぼ皆無です。

    ・飾り気のないピュアな軽快さ(ライトボディ)
    蒸留器に取り付けられた独自の「精留器」により、雑味が徹底的に取り除かれ極めてなめらかです。

    シングルモルト特有の重さやクセがなく、ブレンデッドウイスキーのようになめらかで引っかかりのないクリーンな口当たりです。

    ・麦芽の香ばしさとバニラの甘み
    主に使用されるバーボン樽由来の、ハチミツ、バニラビーンズ、バタースコッチのような優しく上品な甘みが広がります。

    ・香ばしい余韻
    フィニッシュ(後味)にかけて、シリアル(麦芽麦)やローストアーモンドのような、心地よいナッティな香ばしさが鼻から抜けていきます。

    ノンピート(泥炭の煙をあてない)の大麦麦芽を使用し、主に高品質なバーボン樽で熟成されます。

    これにより、青リンゴや洋梨のような瑞々しい果実香、ハチミツやバニラの甘み、そしてアーモンドを思わせる香ばしいナッツの余韻が生まれます。

    代表銘柄は、

    ★グレングラント12年

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    グレングラント12年は、世界的な賞を多数受賞しているブランドの看板(フラッグシップ)ボトルです。

    首の長い蒸留器と精留器によって不純物が徹底的に取り除かれているため、雑味が一切なく、口に含んだ瞬間に、熟した青リンゴ、洋梨、シトラス(柑橘類)のような瑞々しく爽やかな果実香が鮮やかに広がります。

    高品質なバーボン樽(一部シェリー樽)で12年以上じっくりと熟成されており、
    爽やかな果実味の奥から、ハニートースト、バニラ、そしてローストしたアーモンドのような香ばしさと豊かなコクが追いかけてきて、非常にバランスが良く仕上げられています。

    また、アルコールのトゲトゲしさが全くなく、シルクのように滑らかな口当たりで、飲み込んだ後も、上品な麦の甘みと心地よいオーク(木)の香りが優しく長く続きます。

    ウイスキーを飲み慣れていない方から愛好家まで、誰もが「美味しい」と感じられる銘柄だと思います。

    [公式テイスティングノート]

    ・香り
    ハニー(蜂蜜)、洋ナシ、リンゴ、そして微かなアーモンドと柑橘類

    ・ 味わい
    アップルパイのクラスト(パイ生地)、キャラメル、バニラ

    ・フィニッシュ
    かすかなスパイスを伴う、心地よく長く続く果実味


    ※2026年のパッケージリニューアルに伴ってアルコール度数が従来の「43%」から「40%」へと仕様変更が行われていて、よりスムースでアプローチしやすい設計になっています。

    また、この公式ノートにある「アップルパイのクラスト(焼き菓子の香ばしさとリンゴの甘み)」のような風味を最も引き出せる飲み方は、加水するトワイスアップです。
    是非これを試してみてくださいね。



    【グレンロセス蒸留所】

    グレンロセス(The Glenrothes)蒸留所は、1879年に創業したスペイサイドのローゼス地区の中心部に位置する名門蒸留所です。

    長年にわたり世界的なブレンデッドウイスキーの「一級品の原酒」として業界を支え続け、日本のウイスキーの父・竹鶴政孝氏がウイスキー造りを学んだ蒸留所の一つとしても知られています。

    ・創業
    マッカラン蒸留所の当時の経営者らによって1878年に建設が始まりました。

    しかし、直後に資金援助を受けていた銀行が倒産し、計画の大幅縮小を余儀なくされます。

    地元の牧師の資金調達支援により奇跡的に完成へと漕ぎ着け、1879年12月28日に最初の原酒が蒸留されました。

    ・火災と爆発
    ウイスキー原酒は非常に可燃性が高いため、1897年の大火災、1903年の大爆発、1922年の20万ガロン以上の原酒消失など、度重なる災害に見舞われました。

    しかし、その都度再建・拡張を繰り返し、その強靭な生命力からウイスキー界の「不死鳥」のような存在として語り継がれています。

    『グレンロセスの特徴』

    ・ブレンデッドの最高峰キーモルト
    その品質の高さからブレンダーたちに「トップ・ドレッサー(格付け最高峰のブレンド用原酒)」と絶賛され、

    カティーサークやフェイマスグラウスの味わいの核として長く重宝されてきました。

    ・背の高い蒸留器
    ネックの長いランタン型の蒸留器を使用しています。これにより、雑味のない軽やかでクリーンな原酒が抽出されます。

    ・スロー蒸留
    通常よりも時間をかけてゆっくりと蒸留を行います。銅と原酒が長く接触することで、華やかでエステル香(フルーティーな香り)豊かな味わいが生まれます。

    ・厳選されたシェリー樽
    熟成にはスペインのヘレスで特注した最高級のシェリー樽を主体に使用し、リッチなコクとスパイス感を原酒に与えています。

    『味わいの特徴』

    ・華やかで多彩なフルーツ香
    オレンジピールやオレンジオイルのみずみずしい酸味と香りが先行します。

    熟した洋梨や青リンゴのような、スペイサイド特有のクリーンでフレッシュな果実味がベースにあります。

    熟成が進むにつれてレーズン、プラム、アプリコットなどドライフルーツの濃厚な甘みが加わります。

    ・クリーミーで丸みのある口当たり
    口に含むとベルベットのように非常に滑らかで、とろりとしたオイリーでシルキーな質感を覚えます。

    バニラビーンズ、キャラメル、ハチミツ、さらにはマカロンやマルジパンを思わせる濃厚な甘みとコクが口いっぱいに広がります。

    ・深みを与えるスパイスとウッディさ
    甘さの奥から、シナモンやフレッシュなジンジャー(生姜)の心地よいスパイシーさが現れます。

    ナッツのような芳ばしさと、オーク(樫の木)由来の上品なタンニン(渋み)が、味わい全体をピリッと引き締めます。

    代表銘柄は、

    ★グレンロセス12年

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    グレンロセスの特徴である「シェリー樽熟成のフルーティーさ」が最もわかりやすく表現されていて、

    バニラやバナナのような甘い香りと、ドライフルーツのようなコクが絶妙に調和しています。

    価格と味わいのバランスが良く、最初の1本に最適で、世界中で最も広く飲まれているフラッグシップボトルです。

    [公式テイスティングノート]

    ・香り
    軽やかな香り。バナナとバニラ。

    ・味わい
    バナナ、レモン、メロンに、ほのかなシナモン。

    ・余韻
    長く続く甘さと、軽やかなスパイスの効いたガラメロン。



    【スペイバーン蒸留所】

    スペイバーン蒸留所(Speyburn Distillery)は、スコットランドのスペイサイド地域ローゼス渓谷に位置する、
    緑豊かな自然に溶け込む美しい外観の蒸留所です。

    ・創業
    1897年創業: 創業者ジョン・ホプキンスは、当時のヴィクトリア女王在位60周年(ダイヤモンド・ジュビリー)の年である1897年の刻印を樽に刻むことに執着しました。

    年末の12月、建物にまだ窓やドアがない未完成の状態で、防寒着を着た職人たちが猛吹雪の中で大晦日に蒸留を強行し、1897年ギリギリの初樽詰めに成功しました。

    ウイスキーづくりの名建築家として知られるチャールズ・ドイグ氏が設計を手がけ、シンボルであるパゴダ屋根が木々の間から覗く姿は、「スコットランドで最も風景と調和した美しい蒸留所」の一つと称されています。

    高品質でありながら、極めてリーズナブルな価格で、コストパフォーマンスも高く、特にイギリスやアメリカで絶大な人気を誇るシングルモルトです。

    『スペイバーンの特徴』

    ・最も美しい蒸留所
    自然豊かな深い谷(ローゼス谷)の斜面に、地形をそのまま活かす形で3層構造の建物が建てられています。

    ウイスキーづくりの名建築家として知られるチャールズ・ドイグ氏が設計を手がけ、シンボルであるパゴダ屋根が木々の間から覗く姿は、「スコットランドで最も風景と調和した美しい蒸留所」の一つと称されています。

    ・巨大な初留器(ウォッシュスチル)
    スコットランドでも最大級のサイズを誇り、これにより極めて軽やかでフローラルな成分を抽出します。

    ・伝統のワームタブ(冷却槽)
    現代的な「シェル&チューブ式」ではなく、あえて昔ながらの銅製パイプを冷水に浸す「ワームタブ」を使用しています。

    これにより、軽やかな中にもウイスキーらしいコクや厚み、わずかな硫黄のニュアンス(熟成によって深い旨みに変化する)が原酒に加わります。

    ・仕込み水
    仕込み水には、スペイ川の支流であるグランティ川(グランティ・バーン)の冷たく澄んだ水を使用しています。

    このミネラル豊かな非常にクリアな水が、スペイバーンならではの軽快で、華やかな味わいのベースを支えています。

    『味わいの特徴』

    ・フルーティーで飲みやすい
    青リンゴや柑橘類、洋梨のような爽やかな果実香と、ハチミツやバニラのような優しい甘みが特徴です。

    ・ノンピート
    スペイバーンはノンピートで、非常に穏やかな味わいを重視している蒸留所です。 

    口当たりが非常に軽やかなため、
    ウイスキー初心者や毎日気軽に楽しみたい方の「デイリーウイスキー」として高く評価されています。

    ・後味に隠れる微かなコクとスパイス
    全体的にはライトですが、伝統的な「ワームタブ(冷却槽)」を使用しているため、味わいの芯にはウイスキーらしい麦芽のコクや厚みがしっかりと残っています。

    余韻(フィニッシュ)には、ホワイトペッパーのような心地よいスパイス感と、かすかなオーク(樽)の香りが優しく持続します。

    代表銘柄は、

    ★スペイバーン10年

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    スペイバーンのフラッグシップボトルで、アメリカンオークのバーボン樽で10年以上熟成。

    東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)で、
    「ベスト・コストパフォーマンス賞」を受賞するほど、味と価格のバランスが極めて高い傑作です。

    爽やかな青リンゴ感と、バーボン樽由来のバニラのようなクリーミーさのバランスが最も美しい王道の味わいです。

    ボトルのラベルには、スペイ川で盛んなサーモン(鮭)釣りにちなんで、
    跳ねる魚のイラストが描かれています。

    [公式テイスティングノート]

    ・香り
    レモン、黄桃、シナモン、スペアミント、レモングラス、ハチミツ。

    ・味わい
    アタックはレモンライムの甘酸っぱい味わい。酸と甘味のバランスがよく、クセのないスッキリとした甘さが心地よく広がります。

    ・余韻
    バランスが良いため飲み飽きず、余韻も爽やか。

    このスペイバーン10年は、クセがないためハイボールにすると爽快感が爆発し、りんごのフルーティーさが引き立ちます。

    もちろん、ストレートでもアルコールのトゲが少ないのでスムーズに楽しめます。


    いかがでしたか?
    ローゼス地区で、ライト系のグレングラントとスペイバーン、
    対して、ヘビー系のグレンロセス、

    どちらのウイスキーのスタイルに興味が湧きましたでしょうか?

    是非この記事を参考にされてみてくださいね✨️

    それでは皆様の素敵なボトルとの出会いをお祈りいたしまして✨️


    乾杯🥂✨️


    (AI加工画像を使用しています)

    ※価格は各ショップで比較して、お得にお買い求めください

    ※この記事はアフィリエイト広告(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング)を利用しています。


     
     
    私はウイスキー検定3級を持つトラックドライバーです。得た知識を生かしたウイスキー紹介や、マガジン「大切な琥珀色」ではウイスキーとの素敵な日常を赤裸々に綴っています。皆様の晩酌が少しでも楽しく、豊かなものになるよう、僅かながらでもお役に立てれば幸いです。

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