
🔰【スペイサイド第6弾】「ダフタウンの野獣」が放つ、肉肉しい琥珀色の衝撃|聖地ダフタウンの扉を開く|野生の旨味「モートラック」と3つの蒸留所
いつもありがとうございます。
麦寿(ばくじゅ)です。
台風6号が接近中ですね💦
皆様お住いの場所は大丈夫でしょうか?私の住んでいる所は進路に近いので、
気象情報に注意しながら備えようと思っています。
さてスペイサイドシリーズ「第6弾」、
今回はダフタウン地区から3つの蒸留所をご紹介しようと思います。
ダフタウン地区と言えば、蒸留所が集中していることが有名で、「ローマは7つの丘から成るが、ダフタウンは7つの蒸留所から成る」と言われているほどです。
それではさっそく皆様とご一緒に、スペイサイドの世界へと、扉を開いて行こうと思います✨️
【ダフタウン蒸留所】
1896年設立、リバプールの投資家らによって食品工場を改装して創業。
1933年にアーサー・ベル&サンズ社が買収し、ブレンデッドウイスキー「ベル」の主力キーモルトとなりました。
現在は、ディアジオ社が所有し、主に欧州向けのシングルモルト「ザ・シングルトン・オブ・ダフタウン」をリリースしています。
『ダフタウンの特徴』
・長時間発酵
一般的な蒸留所よりも長い75時間をかけて発酵を行います。これにより、原酒に華やかでフルーティーな個性が加わります。
・ゆっくりとした蒸留
オニオン型の銅製ポットスチルを使用し、あえてゆっくりと蒸留を行います。液体が銅と長く接触することで不純物が取り除かれ、クリーンで軽やかなスピリッツが生まれます。
・独自の仕込み水
創業時から変わらず、コンバルヒルの丘にある「ジョックの泉(Jock's Well)」の湧き水を使用しています。
・大規模な生産体制
ディアジオ社所有の28の蒸留所の中でも生産量はトップクラス(年間約600万リットル)を誇ります。
・主要な構成設備
糖化槽|巨大なフルロイタータン。
発酵槽|ステンレス製 12基。
蒸留器|初留3基・再留3基の計6基。
『味わいの特徴』
・風味
熟成にはアメリカンオーク樽とヨーロピアンオーク樽の両方を使用しており、バタートーストやキャラメル、ナッツのような甘く香ばしいアロマが際立ちます。
・口当たり
シンプルながらも少しオイリーでなめらかな口当たりがあり、ウイスキー初心者から愛好家まで幅広く親しまれるバランスの良さが魅力です。
代表銘柄は、
★ザ・シングルトン ダフタウン12年

もっともスタンダードな一本。
アメリカンオーク樽とヨーロピアンオーク樽で熟成され、ナッツの香ばしさと、リンゴや洋ナシのようなフルーティーな甘みが調和した非常に飲みやすいボトルです。
[公式テイスティングノート]
・香り
磨いた木材やナッツ(ヘーゼルナッツ)を思わせる、親しみやすく豊かな香り。続いて、煮込んだリンゴやドライフルーツ、さらにはブラウンシュガーのような甘いアロマが広がります。
・味わい
口に含むと、まずはナッツの香ばしさが感じられ、その後にフルーツの煮込みや黒糖を思わせるリッチな甘みが続きます。非常に滑らかで、厚みのあるテクスチャーです。
・余韻
温かみがあり、心地よくエレガント。ドライなフィニッシュで、ナッツのようなニュアンスが穏やかに長く残ります。
刺激が少ないので、ウイスキー初心者でも抵抗なく楽しめ、非常にまろやかに仕上げられています。ストレートはもちろん、ハイボールにすると青リンゴのような爽やかさが引き立ち、食事にも合わせやすいのが魅力です。
【モートラック蒸留所】
1823年、ジェームズ・フィンドレーターらによって、ダフタウンで最も早くライセンスを取得して設立されました。
その圧倒的に力強く重厚な酒質から、専門家やブレンダーの間では「ダフタウンの野獣」という異名で恐れられ、長く愛されています。
1923年にジョン・ウォーカー&サンズ社に買収されて以来、ジョニーウォーカー(特にブラックラベル)の味わいを支える重要なキーモルトとして重宝されてきました。
グレンフィディックの創業者ウィリアム・グラントが、自身の蒸留所を建てる前に20年間修行を積み、マネージャーまで務めた場所としても有名です。
『モートラックの特徴』
・「2.81回蒸留」という魔術
アレクサンダー・コーウィー博士が考案した、世界で唯一の複雑怪奇な蒸留プロセスです。形も大きさも異なる6基の蒸留器を使い、一部の液を3回、残りを2回蒸留して混ぜ合わせることで、平均「2.81回」という計算になります。
・ミーティー(肉っぽい)な味わい
伝統的な「ワームタブ(蛇管)」冷却方式を採用しており、銅との接触をあえて抑えることで、硫黄のようなニュアンスを伴う、肉(ミーティー)を思わせる力強い旨みが生み出されます。
・ウィー・ウィッチ(小さな魔女)
蒸留所にある最小の再留釜(スピリットスチル)の愛称です。この小さな釜で3回蒸留されるリッチな原酒が、モートラック特有の重厚な個性の源とされています。
代表銘柄は、
★モートラック12年

モートラック特有の「2.81回蒸留」から生まれる原酒は、他のスペイサイドウイスキーのような軽やかさとは対極にあります。
口に含んだ瞬間に感じる「肉っぽさ」とも表現される重厚な旨みと、オイリーな舌触りが最大の特徴です。
熟成には、ヨーロピアンオークのシェリー樽と、アメリカンオークのバーボン樽の両方が使用されています。
[公式テイスティングノート]
・香り
豊かで深いアロマ。バニラやオークの香りに加え、モートラックらしい「焼いた肉」のような野性的なニュアンス。さらに、マーマレードや熟した赤いフルーツの香りが重なります。
・味わい
口に含むと、まずは力強くリッチな質感が広がります。ミディアムからフルボディ。煮込んだフルーツやダークチョコレート、シナモン、クローブのようなスパイシーさが特徴です。
・余韻
長く、ドライで温かい。ビターなカカオのニュアンスと共に、ドライなハーブの香りが穏やかに残ります。
同じ「12年」でも、前述の「シングルトン ダフタウン 12年」が「ナッツやリンゴ、なめらかさ」を強調するのに対し、
モートラックは「チョコレートやスパイス、肉のような重厚さ」にフォーカスしており、その違いが明確です。
【グレンダラン蒸留所】
1897年設立、ウィリアム・ウィリアムズ社によって、フィディック川のほとりに建設されました。
1902年にはエドワード7世に愛飲され、王室御用達のウイスキーとして選ばれた歴史を持ちます。
1972年に、元の建物の隣に全く新しい蒸留所が建設されました。しばらくは新旧両方で稼働していましたが、現在は新しい蒸留所のみが稼働しています。
『グレンダランの特徴』
・ライト&フルーティーな酒質
ダフタウンにある蒸留所の中では、最も軽やかでクリーンなスタイルです。青リンゴや洋ナシを思わせる、フレッシュでフルーティーなアロマが最大の特徴です。
・「ザ・シングルトン」の北米担当
ディアジオ社の戦略により、「ザ・シングルトン」ブランドは販売地域ごとに蒸留所が分けられており、グレンダランは主に北米(アメリカ・カナダ)市場を受け持っています。
・巨大な生産能力
年間生産量は約500万リットルと非常に大きく、その多くは「オールドパー」などのブレンデッドウイスキーの重要な原酒として供給されています。
代表銘柄は、
★ザ・シングルトン グレンダラン 12年

「ザ・シングルトン グレンダラン 12年」は、ダフタウンにある3つの「シングルトン」関連蒸留所の中で、最も軽やかでフレッシュなキャラクターを持ちます。
主に北米市場向けに展開されているため、日本で見かける機会はダフタウン蒸留所のものより少ないですが、非常にファンが多い一本です。
バーボン樽(アメリカンオーク)由来のバニラやハニーの甘みが際立ち、非常にクリーンな仕上がりです。
ライトボディであるため、カクテルベースや、ハイボールに最も適したシングルモルトの一つと言われています。
[公式テイスティングノート]
・香り
非常にフレッシュで、軽やかなフルーティーさが際立ちます。熟した洋ナシ、青リンゴ、そして微かな柑橘(オレンジ)の皮。背景にハチミツの甘いニュアンスが漂います。
・味わい
口当たりは非常にソフトでスムーズ。リンゴのコンポートのような甘みから、徐々にバニラや麦芽の香ばしさへと変化します。全体的に非常にデリケートな質感です。
・余韻
短めから中程度。クリーンで爽やかな後味が続き、わずかなドライさと共に、フルーツの甘い余韻が静かに消えていきます。
他の2つ(ダフタウン、モートラック)が持つ濃厚さや重厚さとは異なり、青リンゴや切りたての草のような、清涼感のあるスタイルです。
※このグレンダラン12年は極めて希少な商品なので通販サイトで見付けることができませんでした。ウイスキー専門バーなどで見かけられた際には、是非試されるのがいいと思います✨️
いかがでしたか?
3本ともに個性が違うので、テイスティングノートなどご参考に、ご自分に合った1本をお選びくださいね✨️
それでは私は、ちょうど見えるところにこれがあるので、今からこの肉肉しい琥珀色をいただこうと思います✨️

至福の一杯に、
乾杯🥂✨️
家飲みを極上の世界に✨️
麦寿はあなたのウイスキーライフを応援します。
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※この記事はアフィリエイト広告(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング)を利用しています。
(AI加工画像を使用しています)