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吃音持ちずしおの人生 たずめ

今回は小説ではなく、゚ッセむを曞いおみる。
私の経隓を聞いお誰かを元気づけるこずができたら幞いだ。

小孊生時代

私には小孊䞉幎生頃から吃音がある。いや、その前からたち぀おずが䞊手く蚀えなかったりしお蚀語聎芚士の䞖話になっおたこずもあるが、正匏に吃音ずしお、蚀葉の教宀なるものに通い始めたのは小孊䞉幎生頃である。その頃は䞀番吃音が酷かった。蚀葉が出ないし、繰り返すし。蚀わないず蚀わないずっおすればするほど身䜓に力が入っお蚀えなくお、癜目むきそうだった。もしかしたらむいおたかも。正盎毎日蟛かった。䞀蚀発する床に自分に絶望しおいくような感芚。自分に自信なんお無くお、話すこずが怖くなっお、孊校ではい぀も䞀人がっちだった。教宀の隅で読曞や絵を描いたりなんかしお過ごしおいた。そんな私にもその幎、「友達になろう」ず蚀っおくれた人が居た。
その人ずは今でもよく話す。こんな私に声かけおきおくれるなんお。人は孀独にならないように出来おいるのかもしれない。
それから䞉幎間ほど、小孊生の間蚀葉の教宀に通った。蚀葉の教宀ずはなんぞやずいうず、私が通っおいたのは吃音の子達が集たっお、蚀葉のキャッチボヌルをしたり、吃音に぀いお知識を぀けたりする堎所だ。その䞭で孊んだ知識の䞭に吃音は病気ではありたせん。ずいうものがある。吃音は病気では無い。確かにそうなのかもしれないが、でも吃音症ず呌ばれるし、調べおみるず発話障害の䞀皮ず蚀われおいる。吃音は病気なのかいなか。たあ、よく分からないのだが、それはそんなに重芁では無い。病気だろうがなんだろうが珟実で起こっおいるこずに倉わりはない。ただ、吃音には薬なんおものは無いので、他の病気のように症状を萜ち着かせるのは自分自身しかいない。
正盎凊方薬がある病気を矚たしく感じたこずもある。良いじゃないか、薬があるんだから。
こちずらこの身䞀぀で戊っおるんだぞ。ず。
たあ、倧きな病気をしたこずが無いからそんなこずを考えおしたうのかもしれない。自分が誰よりも蟛いだろう、なんお自惚れた考えだ。

䞭孊生時代

私は䞭孊生ではバレヌボヌル郚に入った。
私は運動が埗意ではない。蚀葉を発するのも埗意ではない。なのにバレヌボヌル郚に入った。
理由は二぀。䞀぀目はハむキュヌ!!が奜きだったから。私は挫画やアニメが倧奜きないわゆるオタクである。日々色んな䜜品を探っおいる。そんな䞭出䌚ったのがハむキュヌ!!ずいう䜜品。有名な䜜品で映画化もしおるから倚くの人が知っおいるず思うが、高校男子バレヌボヌル郚の話だ。この䜜品に出おくるキャラクタヌや技がかっこよくおかっこよくお。぀い思っおしたったのだ。私もやりたいず。今思うずほんずうに銬鹿野郎だ。
二぀目は南涌真厎の存圚だ。私は物心぀いた時から心の䞭にいく぀かのキャラクタヌが居た。ずいうか䜜った正匏に受蚺したこずがないからこれが解離性同䞀性障害旧倚重人栌なのかはよく分からないが、むメヌゞはそんな感じかもしれない。心の䞭で察話しおいる状態である。

䞻に掻躍するのは神月露明ず南涌真厎だ。この二人がどんな人物かに぀いおは私があげおいる「残圱」ずいう小説を芋おみお欲しいのだが、この二人の私の䞭での圹割をここでは話そう。たず、神月露明は癒し圹だ。蟛い時や苊しい時、心の䞭で露明くヌん助けおヌヌず叫ぶず圌は倧䞈倫、倧䞈倫ず慰めおくれる。

俺は「生きろ」ずは蚀わない。それはずおも難しいこずだから。「頑匵れ」ずも蚀わない。君はもう頑匵っおるから。だから俺は「倧䞈倫。」っお蚀う。倧䞈倫。独りじゃないよ。たずえそう芋えたずしおも独りじゃない。だっお俺達がいるから。だから倧䞈倫。たた気が向いたらはじめおみよう。だから倧䞈倫だよ。 by神月露明


圌の存圚は倧きい。圌がいなければ私はきっずもうこの䞖に存圚しおいないず思う。そしお、最初にあげた南涌真厎の圹割は錓舞圹だ。ただ、恐ろしい錓舞圹である。頑匵れ頑匵れなんお生ぬるいものじゃない。俺の創造䞻ならそんくらい出来るよなほんずに良いのかそれでずかなんずか蚀っおくる。挑戊に怖気づいたらすぐバンバン背䞭を叩かれる。

出来る出来ないじゃない。やるかやらないかだ。
by南涌真厎


話題を戻そう。圌のお陰で 圌のせいで私はバレヌボヌル郚に入った。私は玔粋にやっおみたいず思った時同時にいや、無理無理。私なんかに出来るわけがない。絵なら趣味で描いおきたし矎術郚ずかにしよう。運動も出来ないし声も出せない。
そんな奎に䜓育䌚系の郚掻なんか ずも思った。
その時圌が蚀ったんだ。ほんずにそれで良いのかただでさえ短い人生、埌悔しないのかっお。
もちろん、矎術郚に入っおもそれなりに充実しおいただろうし、バレヌボヌル郚ほど蟛い思いはしなかったはずだ。だっお郚掻っお皆は埗意、奜きなものに入る。なのに私は苊手、䞍埗意な運動をするバレヌボヌル郚を遞んだ。運動を奜きになっおみたかった。運動を奜きな人がかっこよくお矚たしかった。あんなふうになれたら䞖界はどんな颚に芋えるのだろうず、少しは明るくなるのだろうず思った。そしお決心した。バレヌボヌル郚に入るず。䞀番入郚した圓初、キツかったのは声出しだ。先茩に挚拶したり、コヌト内に入る時にお願いしたす、ありがずうございたした。ず倧きな声で蚀ったりしなければならない。倧きな声なんお人前で出したのは物心着く前が最埌だし、声が出なくお先茩に叱られる日々。郚掻が怖かった。だけどボヌルに觊れるのは楜しかった。䞀幎生の最初の頃は皆初心者で、あたり差が無かったし 。
それから声出しに぀いおも毎日のように蚀っおいるず案倖慣れおきた。それにちゃんず蚀葉を発さなくおいい。蚀った感じがあれば良いのだ。
ありがずうございたした→りがずうございたした。ざいたした。
お願いしたす→願いしたす。したす。
おはようございたす→はようございたす。ざいたす。
みたいな感じ。特に私は最初の蚀葉やあ行が蚀いづらいので二぀目の蚀葉から蚀ったらいいんだみたいな感じで蚀っおいた。ずいうか雑でいい。
誰もちゃんず蚀ったかなんお聞いおいない。声を出したかどうかだけだ。省略したっお状況から倧䜓なんお蚀ったかなんお掚枬で分かるし。
あっす。っす。うっす。
だけでよろしく、ありがずう、すみたせん。が䌝わるずかもある。そういうわけで、声出しの壁はなんずか乗り越えたものの、陰キャの䞭の陰キャは陜キャ集団のノリには着いおいけず、運動が埗意な集団のなかでは運動が苊手な人は着いおいけず、䞇幎ベンチでチヌムの最底蟺。やめようずも思 ったが、チヌムの䞭で唯䞀仲のいい子がいお、その子に郚掻やめようず思っおるっお盞談したずころ、その子は「ツルギがやめるなら私もやめるよ。」ず蚀った。その蚀葉を聞いお私は郚掻をなんずか続けようず思った。こんな私を必芁ずしおくれる人が嬉しかったのだろう。い぀も自分がいない方が䜕もかも䞊手くいくず思っおいる私に、そんな蚀葉をかけおくれた友達の蚀葉を無芖出来なかった。そしお結局最埌の倧䌚たで郚掻を蟞めなかった。倧䌚の詊合には出させお貰えなかったが。最埌はサボり気味だったし、仕方ない。でも、名前を呌ばれはしたんだ。準備をしおおけっお。それでも詊合には出れなかった。他の子が二回ピンチサヌバヌをしお、私は出られなかった。仕方ない。たずもにやらなかった。逃げかけたんだから。でも、それでも悔しかった。最埌のコヌトに立おなかったこずが。あんなに嫌いだったのに。ボヌルを远いかける意味を倱っお、ボヌルを砎裂させようずしたり自分で銖を絞めようずするくらいには嫌いだったのに。なのにどうしおだろう。郚掻が終わるのが嫌なんじゃない。ただただ悔しかった。䜕かが。

高校生時代

そんなバレヌボヌル郚トラりマのようなものを抱えお、高校では挔劇郚に入った。脚本に興味があったのだ。小孊䞉幎生くらいの頃から物語を曞いおいたし、小孊六幎生から䞭孊䞉幎生たでは小説賞に応募したりなんかもしおいた。たあ、䞀番進んで第二次審査通過たでだったし䜕か賞を貰えたわけではないが。それでも物語を考えたり、絵を描いたり 私の䞖界を衚珟するのが奜きだった。私は蚀葉を発するのは苊手だけど、文章の䞭や絵の䞭だったら自由に衚珟ができた。そういうわけで挔劇郚に入っお、幞運なこずに䞀幎生の頃から䞉幎間脚本を曞き続け、採甚され、最終的に五぀の脚本を曞きあげるこずができた。最初は小説ず脚本の違いに苊しんだ。小説では自由に出来る堎面転換や戊闘シヌンは脚本で それも高校挔劇でやるのは難しいし、時間や登堎人物に制限がある。それでも顧問からアドバむスを受けながら脚本ずいうものにだんだん慣れおいった。ずは蚀っおもただ党くの玠人だが。知れば知るほど䞊がいお、自分の力䞍足を知った。それでも䞭孊の時のような絶望感は無く、知らないこずを知っお、自分が進化しおいく感芚は楜しかった。それに、今たで文字や絵など二次元でしかなかった䞖界やキャラクタヌ達が䞉次元に、目の前に珟れた感動は凄たじかった。はじめおの脚本では私自身をモデルにした吃音を持぀䞻人公がゲヌム䞖界にいる露明くんや真厎くんず出䌚っお、前向きになっおいくものだった。その公挔を蚀葉の教宀に圓時通っおいた子䟛達や保護者、蚀葉の教宀の先生にも芋おいただいお、勇気を䞎えるこずができた。そういうコメントを頂いたそしおその時は音響ずしお、客垭の埌ろにある音響卓から圹者の皆を芋おいたのだが、ステヌゞ䞊で茝いおいるその姿がかっこよくおあんな颚になりたいず思った。そしお䞀月の公挔で私は圹者ずしお舞台に立った。台詞をいうのにはただ勇気が足りなかったから、台詞のない圹を䜜った。小孊生のころ吟剣詩舞クラブに入っお、剣舞をやっおいたこずもあり、刀を扱う圹になった。たず圹者ずしおの第䞀歩だ。それから高校二幎生にあがっお、倧䌚のキャスティングを決める時、手を挙げた。台詞ありの圹者をやるず。正盎盎前たでずっず迷っおいた。だっお、本番でもし、吃音が出おしたったら、舞台の進行を劚げおしたったら、数ヶ月の皆の努力を氎の泡にしおしたう。だけど、それでも、やっおみたい。皆みたいになりたい。もし、成功したら私はきっず倧きく倉わるこずができる。だけど、代償は倧きい。そもそも吃音があるっお分かっおる皆がどう思うか、挔劇郚の皆は優しいから䜕も蚀わないけれど、䞍安に思うんじゃないか。嫌だず思うんじゃないか。怖い、怖い。怖くお震えが止たらない。だけどそんな時に思い出す。二぀の蚀葉があった。䞀぀は真厎くんのあの蚀葉。もう䞀぀は

自分で自分を超える

である。この蚀葉は私の人生においおの座右の銘であり、フィギュアスケヌタヌの矜生結匊が呚りから蚀われおいた、矜生結匊が矜生結匊を超えるからきおいる。矜生結匊ずいえば、䞖界的に有名で誰もが知っおいる人だ。数々の偉業を成し遂げ、今も進化し続けおいる。そう、どこたでいっおも努力をやめない。自分で自分を超え続ける人。スケヌトを滑っおいる時は矎しく、たるで月のように芋え、目が離せない。瞬きする間すら無い。衚情がコロコロ倉わり、ゞャンプ、回転などをこなしながら党身で音楜を衚珟する。圌は心からアスリヌトであり、アヌティストだず思う。そんな圌を知ったのは小孊四幎生の頃。ちょうどテレビで2014幎グランプリシリヌズの䞭囜杯の振り返りをやっおいた。倚分矜生結匊の特集かなんかだったんだず思う。そこで芋たのは、本番盎前の緎習で他の遞手ず衝突し、倧怪我をしお血を流しおいるのに、倧䌚に匷行出堎し、自分自身に「飛べ」ず蚀い、転びながらも立ち䞊がり、最埌たで滑り続け、芋事二䜍に入賞した姿だ。理性的になれば、無理せず、出堎を䞭止すべきだったずは思う。怪我が悪化しお、もうスケヌトが出来たせんずかなったら倧倉だ。だけど、圌は滑った。それたでの努力の蚌明を自分にするためなのか、芳客に芋せるためなのか分からないが、圌は滑った。きっず圌には諊めるずいう蚀葉が無いのだろう。䜕床倱敗しようが立ち䞊がり、偉業を成し遂げる。それが私の、私達の知っおいる圌だ。圌は私の人生においお尊敬しおいる䞀人である。

私は私の事が䜕より倧嫌いで、なんならい぀死んだっおいいず思っおいる。それでも今生きおいるのはキャラクタヌ達のお陰であり、矜生結匊のお陰である。䜕より倧嫌いだが、奜きになっおみたいず思う。奜きになれたらどんな颚に䞖界が芋えるのだろうか。奜きになれるように努力はするが、どんなに頑匵っおも䜕をするにしおも䞊には䞊がいる。だからきっず心から自分を愛せる日は来ない。だけど今より少しでも良くなるように生きたいず思えるように私は行動したい。だから決心した。舞台に立っお、自分の声で、蚀葉を芳客に䌝えるこずを。

そしお、孊校でも家でも毎日毎日䜕床もどんどん増えおいく台詞の緎習を続けお、公挔本番。始たりのブザヌがなり、幕が䞊がった。盎前たで倱敗しないかどうか恐ろしくお動悞が凄かったが、いざ始たっおみるず、あっずいう間だった。ただこのキャラで居たいず、ただこの舞台に立っおいたいず思うほどに。私は昔からキャラクタヌになりきりながら生きおきた。だから誰かを挔じるのはある意味埗意だった。だけど人前になるず、どうしおも無理だった。頭が真っ癜になっお、口も脳も動かなくお、息が䞊手くできなくお、スムヌズに声が出なかった。そんな私が準䞻圹玚の圹をやりきった。䞀番埌ろの芳客垭たで声を、蚀葉を届けるこずができた。䞭孊のあの時、最埌の倧䌚で同じ孊幎で唯䞀立おなかったコヌトずいう舞台。やっず立぀こずができた舞台。これはきっず人生においお最倧玚の成功䜓隓になるだろう。

倧孊受隓

高校䞉幎生になっお、倧孊受隓のこずを考えるようになった。私は二幎生の頃から志望校は決たっおいお、䞉幎生で囜公立倧孊コヌスから私立倧孊コヌスぞ倉曎した。担任からは止められたが、芪からは蚱可が出た囜公立倧孊かどうかよりも、自分のやりたいこずが出来る倧孊を遞びたかった。そうしお決めた志望校に向けお勉匷を重ねお、指定校掚薊を貰うこずができた。それはずおも嬉しくお、良かったのだが、指定校掚薊では、小論文ず面接詊隓が行われるのだ。私は昔から文章を曞くこずが奜きであるため、小論文はそんなに倧きな問題では無い。問題は面接詊隓だ。もし面接詊隓で吃音が出おしたったら吃音がある人ず無い人だったら、普通、無い人の方が良いだろう。話が聞き取りやすいし、䌚話がしやすいのだから。本番で倧倱敗したら、倧孊受隓ずいう人生においお倧切な堎面ずいう堎面で倱敗したら、私は二床ず私を蚱せなくなるだろう。最初はそんな䞍安を抱えおいた。だけど、幞運なこずに、䞉幎生での私の担任の先生はずおも芪切な人だった。同じ倧孊を受隓する他の子よりも䞀ヶ月半ほど速く面接緎習を始めおくれたのだ。

そうしお始たった面接緎習。緎習ず蚀っおも、真剣な雰囲気の䞭先生ず䞀察䞀で郚屋に2人きり。慣れおいる担任の先生ずでも緊匵する。たず最初のセリフはノックを䞉回した埌、ドアを開ける前の「倱瀌したす。」だ。これがなかなか出なかった。最初の「し」が䞊手いこず出おくれない。少し時間がかかっお、なんずかドアを開けるこずが出来る皋床だ。そしお郚屋に入り、名前ず出身校ず受隓番号を蚀う。これもたたなかなか出ない。元来私は自己玹介ずいうものが苊手である。䞀番蚀い慣れおいるはずの自分の名前が蚀いづらい。それに自分の名前が぀っかかっお出おこないず自分の名前が分からない人みたいになっおしたう。実際に「自分の名前だよね」みたいなこずを蚀われたこずがある。その人に悪気は無い。私が぀っかかっおる間の気たづい空気を和たせようずしただけなのだろう。だけどその蚀葉はさらに私を焊らせ、もっず蚀葉を出おこなくなる芁因になる。それにやっず蚀えたずしおも聞き返されるこずが倚い。こういう堎合もたた、さらに蚀葉が出おこなくなる。──ずいう感じで自己玹介ずいうものが苊手なのに加え、い぀もより緊匵しおいる状態でスムヌズに蚀葉が出おくるわけがないのだ。名前、出身校、受隓番号。䞀぀䞀぀に時間がかかる。そしおそれらをなんずか蚀い終わったらたた座る時に「倱瀌したす」が来る。座りながら蚀えたら、動䜜のこずも考えるのでただ蚀いやすいが、蚀っおから行動が面接の基本。ずいうかそっちの方が倚分䞁寧なんだろう。だから蚀いづらい。ここで、やっず座れたず思ったら ここからが本番である。圓たり前だが。志望理由、進孊先でやりたいこず、高校生掻でやっおきたこずなど、長めの文章を自分で蚀わなければならない。たあ、この文章は自分で蚀いやすいように䜜れるのでただ蚀いやすいけれど、普段は蚀いやすい蚀葉も緊匵が䌎っお出おこなかったりする。それでも担任の先生は最埌たで聞いおくれお、最埌に評䟡をしおくれる。文章をこうしたらいいよずか、姿勢をもっず良くしようずか。そう、私の出来おいないずころは蚀葉が出ないこずだけでは無いのだ。そんなこずを気にする前にもっず基本的なずころを正しおいく必芁があるのだ。

そうやっお孊校で毎日緎習を重ね、家でも鏡の前で自分の衚情や姿勢を芋ながら緎習を重ね、いざ圓日。小論文は無事に曞き終わり、面接詊隓の本番。よし、緎習通りにやるぞず意気蟌んだその時、倧孊の先生が「グルヌプ面接です。」ず蚀った。
いや、聞いおない。䟋幎グルヌプ面接ではなかったはずだ。なのに突然今幎からグルヌプ面接なんずいう運の悪さよ。他の人がいたらもっず緊匵が高たっおしたう。そんな突然のこずに慌おおいたらあっずいう間に本番。自分のペヌスを保ずうず思っおいたが、そんな堎合ではなかった。それでも

お前はこれたで壁をいく぀も乗り越えおきた人間なんだから、お前は舞台に立った人間なんだから、このくらい、出来ないはずないだろう
by南涌真厎

ず半分脅しのような錓舞を真厎くんから受け取り぀぀なんずか自信を持぀。吃音を持ちながら生き続けるのは苊しい。それでもなんずか日々の䞭で幟床も乗り越えおきた高い高い壁。今回もその先の景色を芋おやろう。そしお、前の人に続いお「倱瀌したす。」ず郚屋に入り、自己玹介をする。順番に。この、順番ずいうのがたた私が苊手ずするものである。普段の授業でもそう。突然圓おられた方がただマシだ。順番だず、文章を考える時間が十分にあっお、だんだん自分の番が近づいおくるに぀れお心臓がバクバクしお、身䜓䞭が固たっお、右手が震えおくる。䜕故文章を考える時間があるず蚀いづらいのか。文章を考えながら声に出した方が文章を䜜るのに脳を䜿うので、口に、喉に力が入らず声が出やすいのだ。でも時間があったら䜕蚀おうかなは考えるだろう。それに教科曞を読め、ずかだったらもう無理である。挢字が読めない人だず思われる。䞀床そういうこずがあっお、予習ずいう宿題をやっお来おない奎だず思われたため、その担圓の先生に吃音がある旚を説明したら、蚱された。あくたで、䞋手から説明するのが吉である。
話題を戻そう。今は面接詊隓本番である。私が面接詊隓で䞊手くいったかずいうず、䞊手くいっおはないず思う。䜕床も詰たったし、スムヌズずはずおも蚀えない出来であった。それでも私の志望理由に吃音が関係しおいたこずもあっお、私には吃音がありたすず蚀ったり、志望理由曞に曞いおいたからなのか、詊隓官の先生は私が蚀い終わるたで埅っおくれた。静かにちゃんず聞いおくれた。副担任の先生ず面接緎習した時、「面接官は貎方のこずが知りたいから、ちゃんず聞いおくれるよ。」ず蚀っおくれた。面接ずいうもので芋られるのは、そりゃスムヌズさも若干はあるだろうが、受隓なんお皆緊匵するし、そんなにスムヌズには話せない。䞀番倧切なのはその䞭身である。面接詊隓を受けるにあたっお色んな面接詊隓に向けおの講矩を受けたが、倧䜓の講矩で蚀われるのは、「スムヌズに蚀う、元気に蚀う、これも良いけれど、䞭身が倧切だ。䞊手く蚀えたず思った人が萜ちお、䞊手くいかなかったず思った人が合栌するこずがよくある。萜ちた人の䜕が悪かったかっお、䞭身が無かったのだ。衚面的なこず、誰しもやっおいるような誰しもが蚀えるようなのずしか蚀っおいなかったのだ。」ずいうこずだ。

結果、私は吃音を持ちながらも無事に面接詊隓に合栌しお、今倧孊生をやっおいる。倚分これからも壁にぶち圓たるこずは沢山ある。プレれンテヌションや自己玹介。倧孊生掻の䞭で䜕床もあるものだ。それでも私はその壁を乗り換えお、生き続ける。自分を支えおくれたキャラクタヌ達に恩返しするため、今たで生きおいた自分のため、そしおこれから出䌚う誰かのために。

生きるのはあたりに恥ずかしいがその恥をあなたず笑いたいんだ。ガキじゃねえんだから歯も食いしばっおさ、い぀かはアナタのヒヌロヌに
by syudou 恥さらし

だけど私は反面教垫である。誰かに頌るのが嫌で誰かの前で泣くのが嫌で、盞談するずいうこずを避けおきた。だから党お抱えお自分のキャラクタヌに昇華した。圌らは私の䞀郚。䜕よりも倧切な存圚。だけど私は私ずいうものが分からない。
私は私を恚みすぎお、憎みすぎお、珟実から逃げすぎお、倱っおしたった。ただ、「悩み無さそうだよね」ず蚀われた時それはそうであり、そうでは無いず感じた。無いずは思わない。ただどうなったっお良いず思っおいる。どうなったっおどうせ明日も目芚める。死んだっおいいけど、死ぬたでの理由は無いし、さっき蚀った目暙はある。ただどうしおもどこか浮遊しおいるのだ。私ず同じように悩んでいる人が私のようにはならないで欲しい。泣けるうちに泣いお話せるうちに誰かに話しお。そうしお出来れば前を向いお、生きお欲しいず私は思っおいる。

最埌に

出来る出来ないじゃない。やるかやらないかだ。by南涌真厎

いいなず思ったら応揎しよう