RyoTaの英語学習法
私のブログでは英語学習法について、受験などに役立つ番外編とともに毎週投稿しています。書籍化に向けここにまとめます。全部読みたい方はこちらをチェック→https://note.com/ready_agapan789 (全てまとめきれない可能性もあるので、目を通していただけると幸いです。)玄人好み?!の記事が多いので、広く知られれば人気が出るかもしれません。
第一章 「英語耳」のつくり方
0. はじめに
言語を学習する際に必須となるのが発音の習得です。どんなに難しい表現を知っていても、正しく発音できなければ伝えられません。また、逆に相手の話を聞く場合でも正しい発音を知らないと聞き取ることができません。そのため、英語学習で肝となるのが「英語耳」をつくることです。赤ん坊も最初は意味不明でも大量の音声を耳で聞いて言語を習得しています。言語学習には何より耳が大切だということです。
1. 「英語耳」の効能
「英語耳」ができるとリスニングができるようになります。資格試験でも英会話でも力がついているのを実感するでしょう。また、洋画を観ていても吹き替えでなく字幕で観られるようになります。面白いことに出演者のセリフが字幕と意味が異なることがあるのに気づくようになるでしょう。字幕の訳がうまい(直訳ではないが意訳がうまい)のにも気付きます。
2. 「英語耳」のつくり方
それでは、「英語耳」を作るにはどうすればいいかというと、それは正しく発音できるようになることです。まずは辞書の発音記号を見て単語を正しく発音できるようにしましょう。YouTubeや本などで英語の発音法を解説したものがあると思うので探してみてください。その後はネイティブのように英文を音読できるようにしましょう。NHKのラジオやPodCastなどを聞いて発音を真似てみましょう。シャドーイングするのも一手です。これによりリスニング力に加えてスピーキング力も向上すると思います。洋楽が好きなら聴きながら歌うのも効果があるでしょう。
3. 音読のすすめ
また、これからは教科書などの英文は必ず音読するようにしましょう。英文が理解できているかは音読するとわかります。理解できていない部分はなめらかに音読できないことに気づくと思います。英語学習で長文を読んだ時には毎回音読してみてください。
第二章 英単語学習法
0. はじめに
英単語って英語学習においては避けられず、誰もが行うものですよね。「なかなか覚えられない」「もっと効率よく覚えたい」「正しい覚え方を知りたい」と思っている人も多いのではないでしょうか?英単語を覚える方法として、市販の英単語帳を使う場合と自作した英単語帳を使う場合があると思います。順に見ていきましょう。
1. 英単語帳を覚える
まずは英単語帳を用意します。有名なのは「DUO 3.0」や「Distinction」などでしょうか。受験生なら学校や塾から指定されたものがあると思います。そして完全に覚えた単語にマーカーを引いていきます。大事なのは「覚えている」単語にマーカーを引く、ということです。普通はわからない箇所にマーカーを引くものですが、このようにマーカーを引くことで、覚えた単語からカラーが付いていくため、自分がどれだけ覚えたか一目でわかります。
また一度に覚える単語数は毎日50個が目安です。そして肝となるのが、「繰り返す」ということです。当たり前ですが、毎日別の単語を勉強してもしばらくすれば忘れてしまいます。これは自然なことです。そのため、前日まで学習した単語を全て復習した上で今日の単語50個を新しく覚える、ということになります。それでは量が膨大になりそうですが、ここでの目標は単語を「見たことがある」状態にすることなので高スピードで反復することを心掛けましょう。覚えるときにはインプット(見る)→アウトプット(書く、読む、声に出す)を繰り返します。回数を重ねるたび、スピードを上げていきましょう。この方法を使えば2ヵ月で3000語覚えられる計算になります。
2. 英文を読んで単語帳を作る
次に英文を読んでいきます。受験生なら過去問や問題集の英文がいいでしょう。わからない単語にマーカーを引きながらひたすら音読していきます。ここで注意すべきは辞書や日本語訳は見ないことです。今度は「わからない」単語をマークすることに注意してください。これもスピード重視でいきましょう。
英文を一通り読み終わったら、マーカーの引かれた単語をノートに一気に書き出します。単語の意味を調べ、左側に英単語、右側に日本語訳を書いてオリジナルの単語帳を作ります。自分で調べて作る、というステップを踏んでいるので記憶に定着しやすいです。
その後は元の英文を繰り返し音読します。スラスラ読めて意味もわかるようになったら、次の英文に進みます。
自分で作った単語帳は市販のものに比べ習得は速いでしょう。
3. さらに上を目指す方に
ここまで来たらかなり単語力がついているでしょう。最後は洋書を読んでみましょう。自分の好きなジャンルでかまいません。雑誌でもいいでしょう。専門的な用語やスラングを覚えることができると思います。
また、今回はリーディングに重きを置いた方法を紹介しましたが、スピーキングやリスニングに重きを置く場合もあるでしょう。その際には新しく覚えた英単語を組み込んだ例文を暗唱してみてください。ネイティブの人と触れ合う機会のある人なら、新しく覚えた単語を会話に取り入れてみてるといいでしょう。
4. 語彙Vocabularyには2種類ある?!
実は英語の語彙にはActive VocabularyとPassive Vocabularyの2種類あることがわかっています。Passive Vocabularyは意味は知っているし聞いたり読んだりすればわかるけど、自分で扱うのは難しい語彙。一方Active Vocabularyは自分自身で使いこなせる語彙です。どんな単語も、必ず、まずはPassive Vocabularyになりその後Active Vocabularyになる、という段階を踏みます。小さな子供が新しく知った単語をやたら使いたがるのはPassive VocabularyからActive Vocabularyへと盛んに進化させたい気持ちの表れでしょう。したがって、単語を記憶してもすぐには使いこなせるようにはならない、ということです。今後はこの点に気をつけて単語学習を進めてもらえれば、と思います。
5. 英単語の意味をイメージで覚える
実は英単語帳をそのまま覚えても英単語をあまり使えるようにはなりません。なぜかといえば頭の中で英語→日本語という変換がいちいち起こっているからです。英語の意味はイメージで覚えましょう。例えば「integrity」という単語を見た時、DUO3.0によれば「①高潔さ、誠実さ②(領土などが)統一された状態、完全な状態」という意味があります。この意味をそのまま覚えてもいいのですが、「抜け目なく満たされた状態」と考えると、人間の徳について考えたときには①の意味になりますし、領土などについて考えると②の意味になります。イメージがあると、英語の文章で単語が出てきた時に適切に訳せたり、英作文で適切な表現で書けるようになったりします。このイメージを掴むためには例文のついている単語帳を使うのが良いです。例文を見て、「この単語はこういう風に使うのか」ということを感覚として理解するように心がけましょう!
コラム1:英語が好きになるには
0. はじめに
好きこそものの上手なれ、と言いますね。英語を学習する際にも好きなのと嫌いなのではモチベーションも吸収効率も大きく変わってきますよね。今回はどうすれば英語学習が好きになるか、という話です。
1. 英語は好きになる?!
英語はあくまで情報伝達のツールです。一対一でしたらコミュニケーションですし、一対多だったらSNSやマスメディア、書籍などによる情報拡散でしょう。したがって英語そのものを好きになる、ということは、人によってはあるでしょうが、皆が皆そうだとは限らないでしょう。日本人が日本語に愛着は感じるものの特に好きだと感じることがあまりないように、英語もネイティブからすればただの自分の第一言語です。たぶん好きとか嫌いとか関係なく使いこなしていますね。
2. 英語学習を好きになる、でもない?!
でも英語が好きなのと嫌いなのでは学習に大きく差がついてしまいますよね。そこで大事になってくるのが、「自分の好きなことを英語で学ぶ」、ということです。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、実行している人は意外と少ないと思います。例えば、音楽が好きだったら洋楽を聴いて歌詞の意味を調べたり、YouTubeなどのSNSで海外のアーティストの情報を英語で入手したり、などです。つまり英語を好きになろうとするのではなく、英語「学習」を好きになる、ということです。さらには学習を好きになろうとするのではなく、好きを学習する、ということです。逆の発想ですね。
3. 英語は使ってナンボじゃない?!
学校で教えられている英語を好きになれそうにもない、という人は多いでしょう。しかし英語も日本語のように情報伝達のツールですから、英語を使って何を伝えるか・知るか、が大事です。どんなにたくさん表現を覚えても実際に使わなかったらあまり意味はありませんね。そもそも使わない表現なんて覚える気にもならないでしょう。裏を返せば、実際に使う表現であれば使っているうちに自然と身につくものですし学習への意欲も湧いてきます。例えば、SNSで海外の友達を作ってコミュニケーションを図ろうとすれば、自ずと英語の勉強にも興味が湧いてくるでしょう。その際にも重要になるのが、「自分は何が好きか」です。好きなもの・興味が共通している人とは仲良くなりますからね。音楽で言えばお気に入りのアーティストが共通している人とコミュニケーションをとる、とかでしょうか。
第三章 英熟語学習法
0. はじめに
英単語と合わせて覚えるものに英熟語がありますよね。単語と同じように熟語もただ意味を覚えるだけでなく、英作文などで使えるようにする必要があります。今回は英熟語の覚え方についてまとめていきます。
1. 和文英訳対策
英熟語を覚える際に気をつけたいのは、日本語ではどういう意味か、ということを強く意識することです。和文英訳の問題である程度の難易度であれば、和文の日本語を直訳するのは難しく、意訳する必要が生じます。その際に「この日本語はこの英熟語を使えばうまく表現できる」と発想できるようになるのが大事です。英熟語の意味をただ丸暗記するのではなく、例文も一緒に覚えたり自分で例文を作ることで、使える知識にするのが重要です。長文中に出てきた英熟語をノートなどにまとめて覚えていくのもいいでしょう。「速読英熟語」のように長文中の英熟語を覚えるスタイルの参考書もアリかもしれません。
2. 穴埋め問題対策
また、高校受験・大学受験や資格試験などでは英熟語中の動詞や前置詞が空欄になって問われることもあります。似ている英熟語を体系立って覚えるのも効果がありそうです。また同一の意味の表現を整理してまとめるのも意義があるでしょう。穴埋め問題は問題演習を積みながら覚えていくのが効率的かもしれません。
3. 語源から覚える!、という人のために
中には語源から入る人もいるでしょう。その際には熟語の成り立ちを知るのも大事ですが、その上でちゃんと覚えるようにしましょう。参考書では「解体英熟語」などがこれに当てはまります。
第四章 英文法の正しい勉強の仕方
0. はじめに
英文法の勉強は誰しも経験するものです。英語が得意な人は学ぶたびに発見があり面白い、英語が苦手な人は覚えることが多くて厄介、といったところでしょうか。今回は英文法の正しい勉強方法についてです。
1. そもそも英文法とは
英語はあくまでコミュニケーションのためのツールです。そしてそれを支えるのが文法の知識です。でも、みなさん、日本語の文法を勉強したことはありますか?おそらくないでしょう。英語ネイティブもおそらく英文法をいちいち勉強したりはしないでしょう。ではなぜ英文法を勉強するのか。それは自然な英語の法則(ルール)を覚えて、ネイティブと同じように英語を扱えるようにするためです。英文法というのはあくまで後付け、英語の様々な表現の中でどのようなルールが存在するか分析して学んでいるものです。英語ネイティブは生まれた時から英語に触れているので、わざわざ英文法の勉強をしなくてもルールが自然と身についているのです。ですから、これから英文法を学ぶ際は、「今自分は英語のルールを学んでいるんだ」と考えてみてください。
2. 英文法の学習法
英文法を勉強する上で重要なのは学んだ文法を実際に活かせるようにすることです。スポーツと同じでルールを覚えてもすぐにプレーに活かせるようにはなりません。練習が必要です。その練習が英語学習では英文の暗記です。といってもむやみやたらに暗記する必要はありません。学校の教科書や参考書、塾のテキストなどの資料に載っている英文を覚えましょう。その際、「今自分はどんな文法(ルール)についての例文を暗記しているのか」を意識して、他の言い回しができないか考えましょう。例えば、
I have never been to Japan. (私は一度も日本に行ったことがない。)
は、「現在完了形の経験」についての例文ですが、これを
I have never been to Italy. (私は一度もイタリアに行ったことがない。)
や
I have seen the movie twice.(私はその映画を二度観たことがある。)
などの表現に応用して思い浮かべてみましょう。この「思い浮かべる」というプロセスが非常に大事です。ただ例文をそのまま覚えるのに比べ、「英語をツールとして扱う」上で応用が効き有効だからです。ちなみに例文を覚える際には必ず(!)声に出して暗唱するようにしましょう。これで会話でも使えますし、英語ならではのリズムなども身につきます。できれば自分なりに思いついた他の言い回しも思い浮かべたら声に出してしまいましょう!
3. おすすめの英文法書
英文法の教材に関しては、学校の教科書でもいいと思います。が、筆者のイチオシは「一億人の英文法」(大西泰斗、ポール・マクベイ著 東進ブックス)です。ネイティブの感覚になるための解説が載っていて大変勉強になります。何より解説が丁寧でわかりやすく読みやすいです。また、例文が実際に使うようなものばかりで、I have a pen.のように実用的でない表現は一切ありません。
コラム2:勉強を習慣化するために
0. はじめに
勉強を毎日続けるのって大変ですよね。英語に限らず長続きしない人は多いと思います。試験直前期に集中的にやることはできても普段からコツコツやるのは無理、という人のための記事です。
1. 勉強を習慣化する方法
勉強をする際には1週間の勉強時間のメニューを作りましょう。できれば毎日同じ時間帯が望ましいです。無理なくできるメニューにしましょう。特に受験生でない中学生や高校生は部活やアルバイトなど他にもやることがあるでしょうから、そんなにハードに設定する必要はありません。3日〜1週間頑張って勉強すれば自然と勉強時間になると勉強できるようになります。最初ははかどらなくてもいいので、決めた時間に机に座って勉強用のBGMを流したりしながら軽く勉強しましょう。50分勉強して10分休むのが効率的です。できれば勉強内容のメニューも作るといいです。(開始5分は英単語を覚える、などルーティーンができるともっと習慣化しやすいです。)
2. 私の場合
何事も毎日やる時間を設定してルーティーン化すると習慣化しやすくなり簡単に継続することができるようになります。私は毎朝、松下幸之助の金言集その日分・詰将棋10問・英単語・英語フレーズ集・筋トレ・モチタン(英語学習アプリ)を、寝る前に医学書1ページと読書を習慣化してやっています。やる時間・タイミングを決めているのでこれらは特に無理をしなくても3年以上続いています。また電車に乗る際には必ず本を読むことにしています。(特に浪人時代には毎日欠かさず塩野七生著「ローマ人の物語」を読んでいました。ハードカバーなので重さ・ボリュームがすごかったです。私は理系ですが、歴史にも興味があります。余談です。)
3. 本で読んだ話
以前私が本で読んだ話では、人は1日2時間しか集中できないので、高一から毎晩2時間ずつ苦手な科目・分野からコツコツ勉強して東大に現役合格した人がいるそうです。あいにく私はこの話を社会に出てから知ったので活用することはできなかったのですが、現在中学生・高校生の人は取り入れてみるといいかもしれません。東大に受かる保証はできませんが、着実に学力がつくのは保証します。
第五章 長文読解攻略法
第一節:英文を日本語に訳さずに読むために
0.はじめに
英文を日本語に直訳せずに英語のまま読むコツの一つは、英文法を身につけることで英文の流れを予想できるようになることです。
我々日本人が日本語の文章をスムーズに読めるのは、これまでの経験から日本語の流れを予想できることが一つの理由です。
この予測の技術を身につけるのに重要なのが五文型と品詞です。
1.五文型
いわゆる
第一文型:S + V
第二文型:S + V + C
第三文型:S + V + O
第四文型:S + V + O + O
第五文型:S + V + O + C
の五つです。Sが主語、Vが動詞、Oが目的語、Cが補語です。
どんなに長く複雑な英文も必ずこの五文型のいずれかになります。ちなみにS、V、O、C以外の修飾語句はMで表されます。
2.品詞
名詞→各文型の主語(S)もしくは目的語(O)になります。
動詞→各文型の動詞(V)になります。
前置詞→名詞の直前に置かれ(「前」に「置」く「詞」)で名詞と一緒に用いることで主に動詞と合わせて熟語を形成します。
形容詞→名詞を修飾します。もしくは第二文型の補語(C)になります。
副詞→名詞以外を修飾します。5文型の基本形には含まれないです。いわゆる修飾語句(M)に相当します。
3.英文読解に活かすには
英文を読む際に、一旦音読した後、各単語もしくは語句をS、V、O、C、Mに分類してみてください。最初は時間がかかるかもしれませんが、繰り返しているうちに読みながら分類できるようになると思います。
五文型は英文を日本語訳するために学ぶイメージがありますが、本当はこのように英文をスムーズに英語のまま読解するのに役立つものです。
第二節:英文を前から読むために
0. はじめに
英文を日本語に訳しながら読むとどうしても時間がかかるし、前に書かれていた内容を忘れてしまったりしますよね。今回は英文を前から読む方法を教えます。
1. 英文を前から読むときの流れ
英文を前から読むためには英語の語順の特徴を掴む必要があります。英語は最初に結論が来る、というのは有名な話です。基本的にまずS + Vで「〜が〜する、〜が〜である、もしくはnotなどの否定が入って〜が〜しない、〜は〜でない」と先に結論が来て、その後にO(目的語:〜を、〜に)、C(補語:状態などを表す)が来て、そのほかM(修飾語句)が文を修飾する、という形になります。この辺はいわゆる文型の話になります。文型の知識が身についていると、「次はこんな意味の言葉がくるな」、というのを予想しながら読み進めることができるようになります。この予想できる、というのが読解の上で肝になります。私たちが日本語の文章をスラスラ読めるのは日本語の話の流れが身についているため読み進めながら頭の中で処理できるからです。英語でもそれができるようになります。
2. 勉強法
具体的にどんな勉強をすればいいかというと、英語の長文を一通り読んだ後、文章を品詞(S、V、O、C、M)に分解してください。各単語・句の下に書き込むといいでしょう。その後で音読してみましょう。音読してスムーズに読めない部分、それがあなたが理解できていない箇所です。理解できていないと分かったらなぜ理解できていないか分析しましょう。単語がわからないのか、熟語を知らないのか、文法の知識が足りないのか、などです。(ちなみに単語がわからなくても文脈がわかっていれば意味は予想できたりします。)
第三節:英文を早く読むための3つのコツ
0.はじめに
「英文が日本語の文章と同じくらい速く読めたら」「英語の長文読解に時間がかかる、もっと速く読みたい」など考える人は多いのではないでしょうか。今回はそんな人たちに向けた記事です。
1.前から理解する
まず大事なのは英文を前から読んで理解していくことです。
しかし多くの人は
・最後まで読む
・日本語に変換する
・それから理解する
というステップを取りがちです。
このやり方ではどうしても時間がかかります。
例えば、
I met a man who lives in Tokyo.
という文を読む際、最後まで読んで「私は東京に住んでいる男性に会った」と訳すのではなく、
I met a man(私はある男性に会った)
who lives in Tokyo(彼は東京に住んでいる)
と前から理解していきます。
これだけで英文を読むスピードはかなり上がります。
2.すべて理解しようとしない
2つ目は完璧を求めすぎないことです。
ネイティブでない限り、英文を読んでいて「わからない単語」「構文が曖昧でつかめない」という状況は起こりえます。その際にそこで止まってしまうのではなく、全体の7〜8割理解できればいい、と割り切ってとにかく読み進めることが重要です。わからないところは飛ばして、重要なところだけ理解することを意識しましょう!
3. 意味のかたまりで読む
最後のコツは、単語ではなくかたまりで読む、ということです。
例えば、
I went to the store to buy some food.
という文を読むなら、1単語ずつ処理するのではなく、
I went to the store(店に行った)
to buy some food(食べ物を買うために)
というように意味のまとまりで把握します。
これにより、
・視線の移動が減る
・理解が速くなる
という効果があります。
4.よくある間違い
ここで一つ注意点です。
速く読むのはあくまで3つのポイントを押さえたうえでの結果であってそれ自体は目的ではありません。(ただ闇雲に速く読もうとしても空回りするだけです。)
コラム3:試験直前期の過ごし方
成績は当日まで伸びる
よく言われることですが、成績は試験当日まで伸びます。それまで解けなかった問題が試験当日になって突然解けるようになる、なんてことも起こりえます。また成績は試験直前になると伸びが急になります。なので、最後の最後まで諦めずに勉強することが大事です。試験直前に見直したことが本番で出た、なんてこともよく起こります。
難しい問題について
合格最低点と試験問題を照らすとわかることですが、全然わからないような難問が解けなくても、標準的な問題をしっかり解ければ合格基準を満たすことが多いです。難しい問題は自分だけでなく他の受験生にとっても難しいものです。
もし難しい問題を解く際にはこれまでに自分が勉強してきたことを応用すれば解けるはずだ、という心構えで臨みましょう。難しい問題、というと特に数学や算数の問題になりますが、問題で問われる知識や公式は自分が知っているものであることが多いです。ある程度勉強していれば試験で問われる知識や公式は一通り学んでいるものです。
また、試験直前期は過去問演習が主体になると思いますが、全ての問題を満遍なく解けるようにするよりも、「この問題は落とせない」か「この問題は解けないし解かなくてもいい」か問題を見て判断する癖をつけましょう。ただし矛盾するようですが、過去問や模試は全て解けるようにしましょう。なぜなら、過去問や模試と全く同じ問題が出ることがあるからです。
量は質に先行する
勉強はとにかく量をこなしましょう。量をこなしているうちにどこに力を入れたらいいかがわかって自然と質も上がってくるものです。まずは余計なことは考えずひたすら勉強してみてください。
計画を立てる
これは直前期に限った話ではないですが、勉強は計画を立てながら進めましょう。直前期は期間も限られているので、計画も立てやすいでしょう。1日の勉強時間と勉強したいことを合格基準の達成から逆算して計画を立てましょう。その際、週一で空白を作る(予備日を設けることで予定通り行かなくてもカバーできるようにする)ことが大事です。
また少し話はずれますが、勉強ばかりしていると体力が落ちます。気分転換も兼ねて勉強の合間に筋トレをするようにしましょう。(ただしこの記事を見たのが試験直前の人は控えてください。筋肉痛で試験に悪影響が出るかもしれません。)
試験前日の過ごし方
試験前日は基本的に何もしなくていいようにしましょう。試験の荷物の準備をしっかりしてリラックスして早めに寝ましょう。くれぐれも徹夜をして追い込む、なんてことはしないように。学校の定期テストの一夜漬けでは勉強した範囲から問題が出るのでなんとかなりますが、受験ではどの分野から問題が出るかわかりません。脳がフレッシュな状態と一夜漬けをしてぼーっとしている状態、どちらで試験を受けたらいいかお分かりですね。
試験当日に買うもの
試験当日の持ち物は他にも書かれていると思うので、試験当日にコンビニなどで買うものを。個人的にウィダーinゼリーがおすすめです。糖分を含め栄養分を摂取できるので休憩時間に手軽にエネルギーをチャージできます。また冬であればチョコレートもあるといいでしょう。
最後に
試験本番はプレッシャーがかかり緊張すると思いますが、それはそれだけあなたがこれまで勉強してきたからです。もし試験に合格する気がなく勉強も全くしてこなかったら緊張することもないはずです。プレッシャーがかかるのは自分に相応しい挑戦である証拠です。自分の持てる力を発揮することだけに集中してみてください。
吉報をお待ちしております