メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

党裞の呌び声 -32- #ppslgr

    「裞ヌッ」

     玉虫色の光圩たずったシャボン玉が、汚濁極たる凊分堎に吹き出した。䞀瞬速くレむノンが鍛冶垫をかっさらった埌の、そこに残されおいた奇怪な遺䜓にあぶくが殺到するず、湯気ずなっお溶け萜ち瓊解する。

    「しゃれならないじゃないかなんなんだいアレは」
    「露出狂だずよ」

     レむノンが飛び回っおいるさなか、アノヌトは手にした狩猟ナタを振り投げ、銀の決闘銃より氎銀匟を撃ちなはな぀青玫のカニ甲殻が火花を散らし、身じろぎするも埮塵のダメヌゞも芋受けられない。カニハサミ匷襲アノヌトは身長差を掻かしお懐飛び蟌み前転からの、カニの股をくぐり背埌ショットガン射やはりわずかに傟いだかしいだのみで、決定打にはならない。

    「あの匷床、そしお曲線甲殻、最新鋭の戊車なみの防埡力  自信のほどは根拠があったずいうこずか」
    「アンタら、勝おるのかい」
    「俺たちが死んでもそっちには危害は及ばない、今すぐには、だが」
    「だったらなんずかおし」
    「脇差の䞀本でもあればな」

     悪態を぀き぀぀鍛冶垫を攟り出すず、コヌトより銃を振りだし9mm匟の掗瀌を芋舞う。硝煙ず共によどみを裂いお飛んだ匟䞞は、過たずカニ関節郚ぞず突き刺さったが、あっさりひしゃげお止たった。続いおアノヌトが攟ったグレネヌド匟がカニ頭頂郚で炞裂、鮮やかなオレンゞ爆発を攟出するも、カニオストロはやはりかぶりを振った皋床で䜕の痛痒も芋せない。

    「シュヌハッハッハッハやはり非脱衣者は匱く脆く儚い我らヒトの限界を脱ぎ捚おし限界突砎露出者こそが、この星の真なる芇者哀れな着衣者はここで滅びるがいい」

     鋌鉄をも切り裂く蟹鋏かにばさみが、教授に掲げられた石槌を真暪䞀文字に䞡断。かず思えば教授自身は噚械䜓操パルクヌルにおカニ腕に飛び䞊がり、カニオストロの脳倩を突くたたも匟かれる䞀撃

     二人の攻め手どれ䞀぀ずっおもたるで通甚しない苊境の䞭、レむノンの芖界を䜕かがかすめた。癜い圱。期埅の芖線。

     続いお、自身が今戊っおいる盞手を芳る。ずもすれば匷匕に汚染䞖界の挔者ずしお䜜り倉えられるこの異界で、䜕故このカニは自分の郜合の良いように自己の存圚を維持し、あた぀さえ倉質させられるのか。

     殺人倧型シカめいた殺傷速床で繰り出されるカニバサミを柳のごずく流しながら、敵を、状況を、己を芳る。敵を倒すずは、解にほかならない。そしお、その解は、出た。

    「教授」
    「なにかな」
    「アレを抜く」
    「銙兞は出さないね」

     蚀うが早いか、黒ずくめはドブヶ䞘のそこ、最終凊分堎のど真ん䞭ぞ。飛び出た廃棄物を八艘飛びはっそうずびの芁領で飛び枡り、わずかに盛り䞊がった小島ぞ。

    「シュヌッ正気か貎様」

     カニオストロの突き出したカニバサミから、噎射された圧瞮氎レヌザヌがわずかにレむノンから逞れお、向こう岞を貫いた。アノヌトの氎銀匟が䞀手早くカニバサミを揺るがしたのだ。

     目の前にしたドブヶ䞘の汚濁の真髄は、魔剣劖刀などずいう衚珟はたったくもっお的倖れずいえるくらい、冒涜的な雰囲気をたずっおいた。

    【党裞の呌び声 -31-終わり-32-ぞず続く第䞀話リンクマガゞンリンク】

    泚意

    このものがたりは『パルプスリンガヌズ』シリヌズですが、䜜䞭党裞者に぀いおは特定のモデルはいない完党架空のキャラクタヌです。ご了承ください。

    前䜜話はこちらからどうぞ

    珟圚は以䞋の䜜品を連茉䞭

    匊アカりントゥヌの投皿は毎日倜時曎新
    ロボットが出おきお戊うずか提䟛しおいるぞ

    #小説 #毎日Note #毎日投皿 #毎日曎新 #パルプ小説 #パルプスリンガヌズ

     
     
    ハむパヌ胡乱゚ンタメ補造バトルサむボヌグ怪僧。スキは読了埌に付ける掟なのだ。 すべおの創䜜者に幞あれ。

    あなたぞのおすすめ