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コロノスのオイディプス04

    第4幕は、盲目のオイディプスがアンティゴネに手を引かれて岩の端に腰掛け、ついにコロノスの長老たち(コーラス)に自分の本当の名前「オイディプス」を明かしてしまう、全編のなかでも極限のサスペンスと衝撃が走る重要な場面です。
    ライオス、ラボダコスという呪われた家系の名が告げられ、最後に「オイディプス」という名が明かされた瞬間、長老たちは恐怖のあまり「出て行け!(Begone!)」と絶叫し、前作の呪いがアテナイの土地にまで及ぶことを恐れてパニックに陥ります。

    『コロノスのオイディプス』第4幕:明かされた悪名
    4-1
    [Antigonee: Pure and Tender Soprano]
    [King: Oedipus / Heavy, Weak and Aged Lyric Tenor]
    [Chorus: Grand Operatic Choir]
    [Orchestra: Tense, Low Pulsing Strings and Chilling Timpani Roll]

    [Antigonee]
    [Vocal: Soft and Guiding Tone]
    お父様、私の導きに従って、その見えない暗闇の足取りを進めてください。

    [Chorus: Leader / Bass-Baritone]
    [Orchestra: Solemn and Heavy Bass Theme]
    見知らぬ異国の土地に来たならば、お前自身も異国人らしくあれ。
    この土地(アテナイ)の意志に、お前の心を従わせるのだ。
    この国家が称えるものを敬い、
    この国家が忌み嫌うものすべてを、お前も同じように拒絶するが良い。

    [King]
    娘よ、私を導いておくれ。私たちが正義の道のなかで、
    安全に彷徨うことができる場所へ。
    私たちはそこで自由に言葉を交わし、
    過酷な宿命や運命と無駄に戦うことのないように。

    [Chorus: Ant. 2]
    [Orchestra: Sudden Stop / One Sharp Violin Accent]
    止まれ! その岩の床(プラットフォーム)よりも先へ進んではならん。

    [King]
    今私がいる、まさにこの場所に留まれば良いのか?

    [Chorus]
    そうだ、それ以上は一歩も進むな。

    [King]
    ここに座っても良いか?

    [Chorus]
    その岩棚の側へ少し移動し、
    切り立った崖の端に、身体を屈めて座るが良い。

    [Antigonee]
    [Orchestra: Gentle, Tearful Violins]
    [Vocal: Loving and Compassionate Soprano]
    お父様、ここからは私の仕事です。どうか身を委ねて――

    [King]
    ああ、何ということだ! おお、惨めな私よ!
    4-2
    [Antigonee]
    あなたの足取りを私の足取りに合わせ、その年老いた身体を私に寄りかからせてください。

    [King]
    我が祝福されぬ宿命に、深い悲しみあれ!

    [Chorus: Grand Operatic Choir]
    [Vocal: Demanding and Inquisitive]
    放浪者よ、お前が今やっと座座(岩)に落ち着いたならば、
    お前の生まれと、お前の故郷について私たちに話すが良い。
    一体どこの遠い国から、
    その疲れ果てた旅路を歩んできたのか、今すぐ宣言せよ!

    [King]
    [Vocal: Shaken, Dark Whispering Tenor]
    長老たちよ、私には故郷(国)がないのだ。……お願いだ、これ以上は聞かないでくれ――

    [Chorus]
    老人よ、一体何をそれほど隠そうとしているのだ?

    [King]
    聞かないでくれ、この私にこれ以上の真実を暴くよう迫らないでおくれ――

    [Chorus]
    なぜそれほどまでに拒むのだ?

    [King]
    私の血筋(家系)は、あまりにも恐ろしいものなのだ。

    [Chorus]
    言うのだ!

    4-3
    [King]
    [King turns to Antigonee]
    娘よ、私は一体何と答えれば良いのだ。ああ、悲しいかな!

    [Chorus]
    お前がどこの血統の者か、どこの誰の息子なのかを言うのだ!

    [King]
    ああ、何ということだ、我が娘よ! 今の言葉で私たちは完全に破滅だ!

    [Antigonee]
    お父様、話してください。あなたは今、逃げ場のない滑りやすい崖の淵に立っているのです。

    [King]
    [Vocal: Resolving with Bitter Despair]
    話そう。もはや沈黙を守るための言い訳など、何一つ残されてはいない。

    [Chorus]
    どちらも話さないつもりか? さあ、老人よ、なぜそれほど時間を無駄にするのだ!

    [King]
    [Tempo Changes: Slower and Chilling]
    [Orchestra: Chilling Shuddering Strings Only]
    お前たちは……ライオス王の家の者を知っているか?

    [Chorus]
    [Vocal: Sudden Gasped Sharp Outcry]
    ……はっ!? 誰のことだ!

    [King]
    ラボダコスの血を引く者……

    [Chorus]
    おお、ゼウスよ!

    [King]
    あの不運なる、オイディプスのことを……。

    [Chorus]
    [Orchestra: Sudden Violent Timpani Crash / Full Ensemble Fortissimo]
    [Vocal: Screaming with Pure Terror]
    お前が、あの男なのか!?

    [King]
    私が何を口にしようとも、どうか私を恐れないでくれ!

    [Chorus]
    立ち去れ!!(出て行け!!)

    [King]
    おお、悲惨な私よ!

    [Chorus]
    今すぐ立ち去れ!!

    [King]
    [King turns to Antigonee / Vocal: Panic and Gasping Tenor]
    おお、我が娘よ、この先一体何が起きるというのだ?

    [Chorus]
    我らの土地の国境から、今すぐ二人とも消え失せるが良い!

    [King]
    あなた方のあの「誓い(約束)」は、一体どこへ行ってしまったのだ!?

    [Chorus: Grand Operatic Choir]
    [Orchestra: Grand and Pounding Tragic Symphony]
    天の正義は、
    「悪に対して悪をもって報いる者」を、決して罰することはない!
    だが、もし欺瞞に対して欺瞞をもって戦うならば、
    その結末は祝福ではなく、大いなる破滅を招くだけだ!
    立ち上がれ、今すぐここを出て、この場所から立ち去るのだ、
    我らの土地に、これ以上重苦しい呪いの汚れを刻まぬうちに!

    [Outro]
    [Orchestra: High Suspenseful and Piercing Violin Notes, Sharp Orchestral Hit, Sudden Complete Silence]

     
     
    1951年生まれです。現在75歳です。昔、書いていた小説を整理したいと思いブログを始めました。あきらめていたことが、どんどんできていけるような気がしています。geminiを利用しています。助かっています。AIと遊ぶのが楽しいです。

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