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《創䜜倧賞2026゚ッセむ》ばっちのばっちちゃん

《ばっちのばっちちゃん》

末っ子で生たれた人のこずを、
方蚀で《ばっち》ず呌ぶ。

《ばっち》ずしお生たれたお父さんず、
《ばっち》ずしお生たれた嚘《ばっちちゃん》の
面癜おかしい日垞。



第䞀章《枕にかかず萜ずし》


ばっちちゃん、4歳の時。

私は、よくお昌寝をしおいた。

特にお気に入りは、
お父さんの
でっぷり倪った脂肪でたぷたぷのお腹を枕
にしお、く぀ろぐこずだ。

頭を乗せるず、
沈み蟌むような感芚があっお
熟睡できる。

「おずぅヌさん、
眠いからお腹の枕をかしおけろ。」
ず蚀ったら、

「かたねぇよ。寝ちくろよ。」

ず快くお腹枕をかしおくれた。

寝始めたら、
寝盞が悪いため
お腹枕から頭がずれお、
い぀のたにか回転し
仰向けになった状態で
足をお腹の䞊に乗せおいた。

足の居心地が、
なんだか悪くお私はモゟモゟしおいた。

小さい足を
バタバタさせおたるでプヌルのバタ足のように、
お父さんのお腹の䞊で足を動かした。

ぷよぷよのお腹の䞊で、
足がリズミカルに動く。

「なんか、
ずっおも楜しいなぁ。。。」

「ぷよぷよヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌ」

どんどん楜しくなっおきお、
別の足の動きもしおみたくなった。

私は、そう思い
突然、
仰向けの状態で巊足の぀た先を倩井に
高く掲げた。

そしお、思いっきり
かかずをお父さんのお腹に萜ずしたのだ。

「ぐゔぇええヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌ」

えっ
䜕の声

「今、りシガ゚ルみたいな声したなぁ。」

そんなこずを思った。

間髪入れずに、
次は右足を高く振り䞊げ
お腹の䞊にかかずを萜ずした。

「ゔえぇぅヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌ」

たたたた、
りシガ゚ルの鳎き声が郚屋䞭に
響き枡った。

「ばっちちゃんヌ
オレ、ゲボでっちゃうよ」

「気持ちわり。」

「やめちくれよ。
腹、ぷっさけちゃうからよヌ」

私のかかず萜ずしを
くらったお父さんのお腹枕は
ダメヌゞを受けおしたった。

ゲボがでる䞀歩寞前

氎颚船のように膚らんだお父さんのお腹が
匟けそうな感芚が、
かかず萜ずしをした時にあった。

この、
ばっちちゃんのかかず萜ずし事件があっおから
お父さんは
私がお腹枕を頌むず譊戒するようになった。


第ニ章《15キロのばっちの秘密》

保育園幎長を、
迎えたあたたかい春の日。

家を新築で建おるこずになり、
『ばっち䞀家』は、
仮䜏たいずしお狭いアパヌトで
数ヶ月暮らすこずになった。

私は、
子䟛なのでカラダも小さく
倧人ほどアパヌトに察しお狭いずは
埮塵も感じなかった。

アパヌトは、狭いが
お颚呂ずトむレ、掗面所が
別々になっおいる。

ばっちちゃんがお父さんず䞀緒に
お颚呂に入る時は、
お父さんの仕事がおやすみの時だ。

「おずぅヌさん、
お颚呂に入ろうよぉ」

「いいよ、わがった。」

お颚呂の济槜は、
2人で入るずもうギチギチ。

これには、
倧きな理由があるのだ。

お父さんは、
かなり倧柄なのだ。

お父さんに䜓重を聞いおみた。

「おずぅヌさん、どのくらいあるの」

「ゔぁ調子良いず100キロだよ。」

「いづもは、97キロか98キロだべな。」

「ほんどに、
100キロにはいがねぇんだよ。」

私は、
「あヌ、そヌなの。」ず思った。

お父さんは、
続けお秘密を教えおくれた。

「オレな、かぁちゃんは黙っおんだ。」

「この前に、かぁちゃんに
䜓重聞かれたずきにぃ、
85キロだなんお、
蚀っちったんだよなぁ 」

えっ
お母さんに、嘘぀いたの

しかも、
85キロず100キロっおだいぶ違うよ。

「どしお、嘘぀いちったの」


ず聞いたら、お父さんは

「かぁちゃん、
ちいっちぇから、
恥ずかしくおペ 。。。」

確かに、
その恥ずかしい気持ちは分かるなぁ。

お母さんは、
誰がみおもかなり小柄なのである。


お父さんの䜓重の秘密は、
2人だけの秘密になった。

長颚呂しちったから、
さぁ、湯船から出ようずなった。


あれ

抜けない。

お父さんが湯船から抜けない。

ぎったりずハマっおしたっお、
身動きが党く出来ない。

「あれヌヌり」

「ばっちちゃヌヌヌん、ぬげねぇ」

「どうすっぺ」

お父さんは、
誰かの手を借りないず
湯船から抜け出せなくなっおいた。

様子をじっず芳察するず、
䞡肩がすっかり
ハマっおいお無理な感じ。

もう、テトリス状態。

「おずぅさん、たっおおな。」
「助けおやっから。」

私は、
助けを呌びに
お母さんず兄匟たちを呌びに行った。

「おずぅさんが、
たぃヌヌぞんなんだよ。」

お母さんず兄匟が、
お颚呂堎に倧集合しお

たるで倧きなカブのように
力いっぱいお父さんを匕っこ抜いた。

無事に、
匕きずり出すこずに成功した。

お父さんは、

「ゔぁヌヌ」

「オレ、もうおっがなくなっちったよ。」

「オレ、無理。」

私は、
どうしおこんなこずになったのか
お母さんに聞かれたが、

「わがんねぇよ。」

ず蚀うばかりだった。

2人の秘密は、守ったよ。

ホントは、調子良いず100キロだもんね。



第䞉章《ばっちちゃんの吹き矢》


小孊1幎生の倏䌑み。

小孊校に入孊した、
ばっちちゃんは
ありずあらゆるものに興味が湧いおいた。

私は、

痩身゚ステずいうものに憧れおいた。

ごろごろしながらテレビを芋お
偶然知った。

結婚匏を控えた女性が
ドレスを矎しく着るために、
ダむ゚ットするらしい。

しかも、
運動ずかキツむこずをしないで
マッサヌゞだけで痩せるの

すごぉい。

おおヌ、
私もやっおみたい。

子䟛だった、私は
お父さんのお腹でどのくらい痩せるのか
チャレンゞするこずにした。

毎日、
30分くらいお腹をこね回す。

右からおぞそに向けおおっぺんに
抌す。

巊からおぞそに向けおおっぺんに
抌す。

なんだこれ

これで痩せるのかず
ワクワクしおいた。

しかし、
い぀たで経っおも痩せない。

くぅ諊めきれない

私は、
぀いに針に手を出しおしたう。

針治療で痩せるのかな

鍌灞垫にも、
ずんでもなく憧れおいた。

かっこいいし

そうだ
家の裁瞫箱にたち針があるじゃん。

しかもしかも、
そのたち針は
䞊にスマむルマヌクのストッパヌみたいなのが぀いおいる。

たち針を
お腹に刺したら、
その穎から脂肪がぎゅヌヌっお
出おきお痩せるのでは無いかず考えた。

5箇所くらい刺したら、
いいかも。、

もう、閃いちゃったよね

ただ刺すだけでは、
぀たらないず思った私は
吹き矢にするこずにした。

お母さんには、怒られそうだから
吹き矢を䜜るこずは
秘密にした。

お母さんから、
ラップの芯をもらっお
吹き矢を自䜜した。

でも、ラップの芯は
めちゃくちゃ倪いから
党然䜍眮が定たらない。

玙に向けお緎習しおみたけれど、
党然刺さらない。

ずりあえず、お父さんに、
吹き矢ず針の蚈画を䌝えた。

「おっがねぇ、やめちくれよ。」

あヌ、そうなのか。。

やめよず思い痩せさせるこずに぀いお
諊めた1週間だった。




第四章《りヌパヌルヌパヌは、必然的に哺乳類》

䞭孊生のずき、
お家で黒色のりヌパヌルヌパヌを飌っおいた。

私が、
ホヌムセンタヌのペットコヌナヌで
ちっちゃな5センチくらいのりヌパヌルヌパヌに
䞀目惚れしおお父さんにおねだりした。

「これ、かわいなぁ。」
「欲しいなぁ、いいなぁ。飌いおな。」

お父さんも、
「ばっちちゃんが欲しいなら䞀緒に飌うべよ。」
ず蚀っおくれお、
2人で育おるこずにしたのだ。

お父さんに
氎槜・゚サなどフルセットで賌入しおもらい
ものすごく嬉しかった。

ちなみに、飛び䞊がるくらい。

その日のうちに、
りヌパヌルヌパヌを飌い始めた。

私は、
䞭孊校の理科の授業で
倩然蚘念生物のオオサンショりりオの
生態を孊んだ。

なんだか、
家のりヌパヌルヌパヌに䌌おるな。

先祖、
もしかしおオオサンショりりオ

ちなみに、
オオサンショりりオは、䞡生類だった。

ずっおも気になっお、
お父さんに聞いおみた。

りヌパヌルヌパヌっお、
䞡生類なの

お父さんいわく、

「なんだよ、それ、
それは違うべよ。」
「おかしかっぺよ」

オオサンショりりオは䞡生類だべ。
りヌパヌルヌパヌは哺乳類だっぺよ。

えっ
䜕それ

そヌなの

お父さんの理論はこうである。

家のりヌパヌルヌパヌは、
陞に䞊がるこずができる玠質があっぺよ。

氎槜の䞭に、
ばっちちゃんが岩や石を眮いおやっお
氎かさを浅くすれば
氎陞䞡甚の生き物になっぺよ。

さらに、
それを続けたら

氎が党く無ぐおも、
陞で生掻できるようになぁんだよ。

家にいるりヌパヌルヌパヌも、
陞に䞊がる気もねぇし、
やる気が党くねぇんだよ。

デレスケだから、
ずっず氎の䞭で生掻しおんだよ。あい぀は。


だから、お父さんの理論では

結局はりヌパヌルヌパヌは
陞に䞊がるこずができる哺乳類なんだ。

私は、
おおおヌすごい。
りヌパヌルヌパヌっお、哺乳類なの。

どんな生き物も、
進化したら哺乳類になれる可胜性は
あるんだなぁず思い知った。

私は、その日から

りヌパヌルヌパヌに察しお
必然的に哺乳類だ
ず匷く思うようになった。

りヌパヌルヌパヌを、今でも芋かけるず
哺乳類だず思っおしたう
䜓質になっおしたった。



第五章《じゅっ、ずテッパン》


高校に入孊しお、
しばらく経った䌑日。

私は、念願の女子高生になり
䌑日は髪を巻いたりしお
普段できないおしゃれを楜しんでいた。

コテを䜿っお
髪の毛を巻くのは、やったこずが無いし
高確率で火傷しそうなので
賌入は蟞めた。

その代わりずしお、
自動で髪の毛を巻き取るこずができる
画期的なヘアアむロンを賌入した

原産囜は、
倖囜で日本ではみたこずがないような
䞍思議なデザむン。

ピコピコ叩くおもちゃ
みたいな圢をしおいる。

髪の毛の䞭間から挟んで
自動で巻き取っおいく

おおおヌ
いいねぇ。
簡単ねぇ。

簡単すぎお、びっくりだべ。

しっかし、
難点があっおこぉヌヌれが重いんだ。。。

ずにかく
腕が疲れる。。。

しばらく自分の髪の毛で、
巻き巻きしおいた。

きっちりずした、
倖囜颚のカヌルができおいお
うっずりしおいた。

ヘアアむロンの枩床も、
倖囜産だから
240℃くらいの高枩たで䞊がるの

最高すぎないっ

そしお、
私はお父さんの髪も巻き巻きしたら
かっこよくなるんじゃないかず思い぀いた

お父さんの髪の毛は、
長いずころで玄3センチくらい。

うたく行ったら
パンチパヌマみたいになるのかな

いいね

早速、お父さんの頭でやっおみよう

「おずぅヌヌさん。
髪の毛、クルクルにしおあげっからよ。」

ず声をかけた。

お父さんは、

「ばっちちゃん、ありがずな。
ありがおぇな。よろしくどうぞ」

ず喜んでいたので、
240℃でガンガン巻いおいくこずにした。

しかし、
なかなか髪の毛がヘアアむロンに
巻き取られない。

「なんでおかしかっぺよヌ。
壊れっちったの〜」

私は、
焊りでむラむラしおしたった。


そしお、
240℃になる觊れおはいけない
テッパンを頭にペずっず
぀けおしたったのだ

ぺずっず、
頭皮に぀いた瞬間、

じゅヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌ

お父さんが

「あづっ」

「ばっちちゃん、どうなっおんだ」

ず叫んだ。

私は、
䜕が起きたのか理解䞍胜で
お互いパニック

どこを頭に぀けたのか
聞かれお、
ヘアアむロンのプラスチックで守られおいない
テッパンを指差したら、

「それ、テッパンだっぺよ。」

「あぢぃよヌばっちちゃん。」

「ひでぇよ。いでよヌいでよ。」

「じゅヌヌり、音したっぺよ。」

そうなのだ。

フラむパンで䜕かをじゅっず焌くような
じゅヌヌずいう音がしたのだ。

あの音は、
幻ではなかった。

私は、
お父さんの髪の毛をクルクルにするどころか
火傷を負わせおしたっただけだった。

無知っお怖いな。

今床から、
仕組みを知っおからヘアアむロンを
䜿おうず心に決めた。



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#゚ッセむ郚門



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