
なんとなく、3が好き
好きな数字は?と聞かれたら、私はなんとなく「3」と答える。
1でもなく、5でもなく、7でもなく、3なのだ。
誕生日にまつわる訳でもないし、良い思い出があるわけでもない。
なんなら3人組となったらだいたい1人余るタイプだったから、紐付いているのは良くない思い出な気さえする。
なぜなのかの理由をぼんやり少しだけ考えてみても、
・なんとなく“ちょうどいい”感じがする
・なんとなくちょっと自由そうな感じがする
・なんとなく「3」の形も好きかも
……くらいしか思いつかない。
やっぱり「なんとなく」ばかりである。
そういえば、日常を見渡してみても「3」はなんだかよく出てくる。
・「3度目の正直」「石の上にも3年」「3日坊主」のような、区切りとして現れる3
・「松竹梅」「朝昼晩」「過去・現在・未来」のような、ひとまとまりになっている3
1つなら点。
2つを結べば線。
3つの点を結べば三角形になって、はじめて面を囲める。
そうして、いまここは3次元だ。
多くもなく、少なくもない。
どちらかではなく、どちらでもないもある
丸みがあって、閉じてはいない
もしかすると、私が3に感じていた“なんだかちょうどいい自由”は、こういうところから来ているのかもしれない。
そんなわけできっとこれからも、
好きな数字を聞かれたら私はなんとなく「3」と答える。