
【本日のナイトメア】サイコレトロゲームショップ夫妻
最近は円安とインバウンド需要でレトロゲームの高騰化が起きている
アキバに売られているゲームのほとんどが以前の何倍もする値段 かつての相場を知る日本人は買わない。もはや店側も日本人は相手にしていない
そんな先日のナイトメア
アキバのような喧騒とは真逆の
静かな河川敷そばの下町を探訪する
レトロゲームショップを見つけた
興味本位で入ってみる
ショーウィンドウには所狭しとレアそうなレトロゲーが並んでいるがインバウンド価格、とても手が手がない
見るだけ見て帰ろうと思った
夫婦が経営しているようで
「二階にもスペースがあるから見てってください」と
夫婦揃って目に光がない 本能的な恐怖を感じる
2階まで見せられたら、いよいよ冷やかしで帰りづらいぞ。と、思いつつ二人に挟まれ、押しがつよく負ける
狭い店内を、奥さん、ぼく、旦那さんとRPGの隊列のように僕を挟んで移送するような形で次々と商品を紹介される ――逃げ場がない
戸建てのらせん状の木造りの階段を登る
白い壁でいわゆる普通の居住空間だった
2階はその一室にガラス棚がいくつも置かれて商品が並ぶ
(どうしよう…)とこちらの懐の心配もよそに奥さんが畳み掛けてくる
「これだけレアなものたくさん見れたんですからね。で、何買います?」と光のない目で圧をかけてくる奥さん
旦那も「ほんとレアでしょ。で、どれを買うの?」と圧をかけてくる
2対1のでの密室空間での圧
ヤバい、これ、買わないと出られない空気だ
こわくて帰りたくて適当に安いソフトを2本ほど選ぶ、
彼らは「はぁ~‥」と、ため息、とても不満そうな態度を取られる
「まだ商品があるんでちゃんと見てってください。これだけ案内してあげてるのだから…あなた大人ですよ?…ねぇ?」
と空気がどんどんとサイコパシー
殺される…――
夫婦はキレ気味で敷地内の商品、ストックの裏在庫など、どんどん出してきて押し売りの嵐
断ったら何をされるかわからない空気になっていた
ギリギリの予算まで買い込む。
「最近飲食のサービスも始めたからご飯を食べていきなさい」と一階のセパレートされたスペースに半ば無理やり連れて行かれる
普通の木張りの定食屋の空間、外にはテラスのような外席もあった
毒入りのメシを食わされて監禁でもされたらたまったものではない
ぼくはメニューを適当に頼み。
テラスを見せてくださいと緩やかに席を立つ
サイコ夫婦がキッチンに引っ込んだ瞬間に慌てて外へ駆け出した
下町を駆け、河川のあるなだらかな丘へ滑り込み なんとか逃げ出した
店で買わされた欲しくもない商品と袋、少なくなった財布の中身にガッカリしながらも事なきを得たことに安心した
そんな夢でした
ヒトコワでした