
3歳男児、ある朝の発見|育児日記
ꕤはじめにꕤ
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れいぽんらしさを集めたエッセイ集「あっちでこっちで」
朝7:30、わたしはそっと寝室のベッドへ戻る。
すぐに息子がむくむくと起き出した。
今日もギリギリだった。
起きたときに母がいなければ癇癪のように怒り出すこともある。
朝のぐずりはずっと引きずる。幼稚園に行くまで。
いや、むしろ「今日は幼稚園行かない!」と言い出したりする。
スムーズで平穏な朝を過ごすために、平日は起きる時間になったらそばにいくようになった。
あぐらをかくような体制でぼーっとしている息子。
動かない。
「おはよう」
声をかけると
「おがよぉ」
とガラガラの声が返ってきた。
昨晩は寒くて少し空調温度を上げたので、乾燥したのかもしれない。
枕元にあった水を取り、飲ませようとしたそのときだった。
ふと、息子の方に目をやると
自分のお股をじいっと見つめている。
息子は眠るときにズボンを履くのを嫌がる。
だからいつもパンツ一丁で寝る。
だからこそ、気がついてしまったのかもしれない。いつもと違う、自分の体に。
この時がやってきたのだ。