海からの生命力のおすそわけ
釣りが趣味、という方からイカを頂いた。
私は生まれたときからの都会っ子で、パックされていない状態のイカが家に来たことなんてない。
どんな見た目をしているのだろう??
生き物は好きなので、純粋に楽しみだった。
釣れてから2日間冷凍されていたので、家で半日、冷蔵庫に入れて解凍。
いよいよ調理するため、冷蔵庫から出す。
ビニールに包まれている状態で手に持つだけで、新鮮でしなやかな弾力と水気を感じる。
対面。
生きた、いかついオッサンみたいな目がこっちを見ている。
ずっと奥まで透明な目。
怒ってますか?
あまり見つめていると怖いので、早速、教えてもらった通り内臓を引っこ抜いてみる。
解凍しきれていなかったのか、3つくらいにちぎれてしまった。
どれが食べたらいけない部分で、どれが絞って入れると美味しいワタなのか分からなくなり触ってみると、1つの袋は砂袋のような感触。もう1つの袋には蟹味噌のような液体が入っていることが分かり、カンに頼って砂袋っぽい方は捨てることにした。
教えてもらったレシピで調理し、パクリ。
エビですか?というくらいのプリプリとした身!
ブワア〜ッと体中の細胞が喜んだ。
美味しい!!
このところ、気分が落ち込んでいたのに元気を取り戻した。
おそらく、初めて加工されていないイカを触って五感をフルに使ったのと、新鮮な生命力を頂いたのが功を奏したのだと思う。
海、凄い。
