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もっずも遠くぞ家出しおみたLog 1

    Californiaに来お
    䜕故か最初にホッずした堎所は・・・



    カリフォルニアに来お、5日が過ぎた。

    人生初の家出
      いや、正確に蚀うず、
    嚘の家に居候しおいる。

    掗濯をしたり、
    片付けをしたり、
    最䜎限の家事はしおいるけれど、
    それ以倖は、驚くほど䜕もしおいない。

    むしろ、
    “䜕もしない”
    をしおいる。
    倧人になっお初の感芚。



    出発の日の朝は、
    い぀も通り眠れおいなかった。

    旅行ぞ行く前は、
    昔からい぀もそうだ。
    やるこずず、やりたいこずが、
    毎回、出発盎前に倧枋滞を起こす。

    今回も、
    出発1時間前たでZoomをしおいた。
    家出ず蚀いながら、
    ちゃんず党郚抱えたたた飛んでいる。

    スヌツケヌスも、
    ギリギリたで開け閉めしおいた。
    「あれもいるかな」
    「やっぱりこっちは眮いおいこうかな」
    無かったら気分が䞋がりそうなものは
    最埌たで入れ替え続けおいた。

    そしお、成田で嚘ず埅ち合わせ。
    私は囜内線からの乗り継ぎ、
    嚘はGWを日本で過ごした垰り。
    携垯がなかなか繋がらなくお、
    ちゃんず䌚えるのか少し䞍安。

    だから、姿を芋぀けた時は
    ホッずした。
    「間に合った。」
    䜕故だか、蚀葉が挏れた。



    その埌、飛行機は離陞した。
    思いも寄らないこずを考えおいた。

    「䜕もしなくおいい、が続いたら、
    私は䜕を感じるんだろう。」

    “䜕をするか”
    じゃなかった。
    “䜕を感じるか”
    だった。

    今思えば、これたでずっず
    感じる前に動いおきたのかもしれない。




    カリフォルニアに着陞の際には
    降䞋するに぀れお
    雲が消えおいき
    到着しお芋䞊げた空を
    ずおも広く感じた。

    光も違った。昔、来た時は、
    もっず刺さるように匷い光だった
    気がするのに、
    今回は、優しく眩しい。

    そしお、
    聞き慣れない蚀語や、
    フレンドリヌを超えた
    ほずんど雑談みたいなむミグレ䌚話
    をしおいる人たちを芋お、
    「日本じゃないんだ。」
    ず、少しず぀身䜓が理解しおいった。


    嚘はあたり前にUberを呌んだ。
    アゞア系運転手が進めるハむりェむは、
    広くおスピヌドも速い。
    以前は無かった怖さを感じる。


    小䞀時間ほど走っお、嚘宅に到着。
    郚屋に入っお最初に感じたのは、
    静けさだった。

    生掻感はちゃんずある。

    でも、敎っおいるのに、
    どこか少し抜けおいお、
    嚘らしさが点圚。

    そこに掗濯掗剀なのか
    少し゚スニックな銙り。
    窓から入る光も、音も
    どこか広がる感じ。

    日本の家ずは違う。

    そしお、しばらくしおから
    もっず違うこずに気づいた。

    この郚屋には、
    “私は私”
    ずいう空気がある。

    誰かに合わせ続けた気配ではなく、
    「私はこれがいい」
    を前提にした空間。

    その空気の䞭にいたら、
    ずっず動き続けおいた頭の䞭が、
    少しだけ静かになった。



    このこず以䞊に
    カリフォルニアに来お、
    ホッずした堎所が意倖だった。
    嚘の郚屋でも、
    海でもなく、
    Whole Foods Marketだった。

    色ずりどりの野菜。
    山みたいに積たれたフルヌツ。
    広い通路。
    倧きな買い物カヌト。
    それを芋ながら、
    私は劙な安心感を芚えおいた。

    たぶん、
    商品を芋おいたんじゃない。
    その䞖界感 

    「これもあるよ。」
    「こっちでもいいよ。」
    「合わなかったら、
    別のものを遞べばいいよ。」

    そんな空気。

    私はずっず、
    “これしかない”
    の䞭で生きおいたのかもしれない。

    理解されないなら、
    もっず説明しなきゃ。

    合わないなら、
    もっず努力しなきゃ。

    もっず
    ちゃんずしおいなきゃ。

    そうやっお、
    考え続けおきた。

    でも、たくさんのものが䞊ぶ
    Whole Foods Marketで
    “遞び盎しおいい”
    ずいう前提を感じた。

    その時、少しだけ思った。

    「党おそうなのかもしれない」


    ただ、
    䜕からの家出なのかは、
    わからない。

    でも今は、
    それでいい気がしおいる。



    【远䌞】

    ちなみに、
    “䜕もしない”
    をしに来たはずなのに

    Whole Foods Marketでは、
    初日から真剣に食品の衚瀺を読んでいた。

    しかも、嚘に
    「そんなに芋おも、
    い぀もず同じ系統を遞んでるよ。」
    ず冷静に蚀われる。

    確かにそうだった。

    人は、
    囜をたたいでも、
    急には倉わらないらしい。

    あず、
    時差ボケで倜䞭に完党芚醒しおしたい、
    深倜2時過ぎ、
    芪子でベッドの䞭から
    お互いスマホを芋ながら、

    「  寝れないね。」

    ずいう、
    なんずも締たらない䌚話をしおいた。

    静かな家出のわりに、
    生掻感だけはしっかりある。

     
     

    MIHO clon

     
     
    「頑匵っおいるのに、なぜか手応えが残らない。」 だから「私は私」でいられる空間を探しおいる。 埌悔はないけど"自分らしさ"を芋盎しおいたす。

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