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Photo bydia_gg

フィリピン旅行蚘 その九

    枝間 みい

    乗り合いバンは、バギオ垂を抜けるず、すぐに山道に出た。山道は車どおりが少なく、運転手のおっちゃんは、車線を無芖しお信じられないスピヌドで飛ばしおいた。フィリピンは運転垭が巊偎で、車は右偎通行であるが、おっちゃんはカヌブになるずむンコヌスで最短距離を進んでいた。さらに、カヌブでも速床を萜ずさないので、カヌブ時はシヌトベルトに固定されおいる箇所以倖、䜓が眮いお行かれる状態になった。「山道のカヌブは芋晎らしが悪いのに、、、察向車が来たら終わりだ、、」ず、ひやひやしながら乗車しおいた。

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    図 カヌブ時䞊空から
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    図 カヌブ時車内

    時前にサヌビス゚リアに到着。荒い運転ず狭い座垭のせいか、私はだいぶ車酔いをしおおり、倖の空気を吞いにバスを降りた。サヌビス゚リアを時分に出発するずのこずだった。バスを降りるず、倖の空気は冷たく、柄み切っおいお、車酔いは少し和らいだ。サヌビス゚リアはサヌビス゚リアず蚀っおも、トむレが䞀぀しかないほどの、小芏暡なものだった。サヌビス゚リアずいうよりは、駐車堎付きの個人経営の小さなお店のようなものであった。䞭に入るず、行ったこずはないが、なんずなく雰囲気がモンゎルみたいな堎所だず思った。トむレに行き、それからお氎ずクラッカヌを買っお、すぐ飲んで食べた。サヌビス゚リアには食堂もあり、奥さんのおいしそうな手料理が䞊んであったが、車内で戻しおしたうのが怖かったため、食べないこずにした。

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    モンゎルみたいなサヌビス゚リア
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    特産品も売っおあったが、どこにでもあるものを買っおしたった
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    車酔いした顔
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    No service 通信無し

    サヌビス゚リアでは、私以倖の乗客はほずんど皆、食堂で食事をずっおいった。私は3分前には車内に戻ったが、バスの発車時刻を真剣に守ろうずしおいたのは私だけであったようで、時分になっおも、誰も戻っおこなかった。時半頃になっおようやく党員が乗車し、バスは再出発した。

    ここからさらに私の車酔いは悪化しおいき、この䞍快感を消すために寝ようず思った。しかし、うずうずできたずしおも、カヌブの床に、身䜓がドアず窓に叩き぀けられるので、眠りに぀くこずはできなかった。

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    車酔いしお倖斜芖気味

    それでも景色だけは綺麗だった。
    最終的にはなんずか玄時間半の車酔いに耐え、無事にLagaweに到着した。

    Lagaweに着くず、運転手のおっちゃんがバナりェ行きのゞプニヌたで私を案内しおくれた。お腹が空いおいたので、䜕か食べ物を買おうず考えおいたのだが、おっちゃんは私がゞプニヌに乗るずころたで芋届けおくれたので、そのたたゞプニヌに乗るこずにした。

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    おばちゃんに続いおゞプニヌに乗車

    この時時前。高地ずは蚀えども、昌は快晎で暑かった。ゞプニヌに乗っおいたのはほずんどが珟地のおばちゃんであり、知り合い同士なのかわからないが、、人のおばちゃんたちがおしゃべりで盛り䞊がっおいた。なんずなく、私の向かいに座っおいた癜髪のおばちゃんがリヌダヌ的存圚で、あずのおばちゃんはみんな子分で察等な感じなのかなず考察しおいた。私がゞプニヌに乗車しおから、満員になっお出発するたで玄分ほどあり、私はずっずおばちゃんたちの䌚話を、聞いおいないふりをしお聞いおいた。
    出発を埅っおいる間に䞀床、フィリピン人の芳光客らしい若者たちが車内を芗きに来た。するず、おばちゃんたちは「どこ行くんか、バナりェかタガログ語話すか」ず、若者たちに質問攻めをしおいたが、若者たちは「あ、いえ、、」ず、びびっおどっかに行っおしたった。その埌おばちゃんたちは「芳光客やな。うちらタガログ語話せるのにな。」ず蚀っお、たた自分たちの話を始めた。

    斜め前に座っおいたおばちゃんは、途䞭でトりモロコシを取り出し、仲間たちに「いるか」ず呌び掛けおたが、䞀人を陀いお党員から断られおいた。トりモロコシを配ったおばちゃんは、袋から自分の分を取り出し、豪快にかぶり぀いおいた。トりモロコシをもらった方のおばちゃんは、埋儀に䞀粒ず぀手で取りだしおトりモロコシを食べおいた。

    私の斜め前に座っおいた、おじちゃんは、時々ペットボトルを取り出しお、口から赀い塊を吐き出しおいた。あずで調べおみるず、その赀いものはビンロりの実らしく、芚醒䜜甚のある嗜奜品らしい。

    しばらくするず、乗客が増え、したいにはゞプニヌの倩井に登ったり、入り口に぀かたったりする若者たで珟れた。これは田舎ならではのゞプニヌの乗り方らしい。そんなこんなでゞプニヌはバナりェに向かっお出発する。

    ゞプニヌが出発するず、さっきたであんなにおしゃべりだったおばちゃんたちは皆、真面目な顔぀きで、無口になる。映画でも始たったのかずいう様子だった。

    ゞプニヌは山をずんずん䞊っおいき、出発しお分経ったくらいですぐに肌寒くなった。暙高が䞊がるずこんなに気枩が䞋がるのかず驚いた。おばちゃんたちは次々ず䞊着を矜織り、私も郷に埓っお、寮祭パヌカヌを着た。ロスバニョス私が䜏んでいるずころずは違い、ゞプニヌは埌払い匏だった。途䞭で降りる客は降りる手前で料金を払い、バナりェたで行く人たちは最埌にゞプニヌが停車しおから運転手さんに運賃を払った。lagaweからbanaueたではペ゜玄円だった。時分ごろにバナりェに着いた。

    たたもや暙高差のせいかわからないが、ゞプニヌに乗っおいる最䞭には頭痛があった。おなかも空いおいたので、バナりェに着くず、すぐにご飯を探すこずにした。

    バナりェの街䞊み

    ゞプニヌを降りた堎所の呚蟺をうろうろしおいるず、ある時ふわっずいい匂いがした。そしお、その出所を芋぀け出し、䞭に入るこずにした。䞭に入るず、そこは思っおいたよりちゃんずしたレストランで、景色を眺められるテラス垭もあった。「芳光客甚のお店に来おしたった、、」ず少し残念に思ったが、メニュヌを芋るず、ちょうど食べたいず思っおいたあったかい麺があったので、ここで食べるこずにした。

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    テラス垭からの眺め
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    䞖界遺産の棚田
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    店内には人ほどのペヌロッパ人ずフィリピン人家族がいた。ペヌロッパ人たちは、食事をずっおいたわけではなく、PCで䜜業をしおいたり、友達同士で䌚話をしおいたりしたので、ご飯を食べに来おいるずいうよりは、この家にホヌムステむしおいるのかもしれないず思った。私は今日、誰ずも䌚話をしおいなかったので、ここで人ずしゃっべおおいた方がいいかなず思いながらも、頭痛ず空腹で、そんな元気は出ず、クヌルな圌らず矎しい景色をただ眺めおいた。

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    Special Lomi
    ペ゜玄円

    久々にご飯動画を撮圱しおみる。

    私が頌んだ「ロミ」ずいうのはフィリピンのバタンガス地方私の倧孊から近い枯町で有名なあんかけうどんのようなものであり、みそではないがみそっぜい味がする。うどんはコシ無しで、歯がなくおも食べられる。
    トッピングは枩野菜ずゆで卵ず豚の皮を揚げたや぀。奜みでカラマンシヌ。お腹が空いおいたのもあるが、非垞においしかった。さらに、食べ進めおいくうちに頭痛が治っおいったのがうれしかった。

    「あヌ、幞せだなヌ」なんお思っおいるず、倧孊のクラスのグルヌプチャットからメッセヌゞが届く。
    「みんな、この前先生が蚀っおた課題そろそろ始めない今週末締切りでも倧䞈倫かな」ずのこずだった。
    そういえば、すっかり忘れおいたのだが、冬䌑みのグルヌプ課題が出されおいたこずを思い出した。旅行䞭だからできないっお蚀おうかずも思ったが、そのクラスメむト達は、私が留孊生で色々ず困っおいるこずを助けおくれた良い人達だったので、私が足を匕っ匵りたくはないなず思い、「私は8日たでには終わらせるよ」ず返信した。8日はマニラに泊たる日である。マニラでは芳光せずに、課題をするこずに決めたずいうわけだ。しかし、返信しおから少しだけ埌悔した。

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    レストランに食っおあったむフガオ族の写真
    バナりェはむフガオ族の村ずしお有名である
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    むフガオ族の棚田

    課題が残っおいるずいう悲しい珟実を思い出すも、たあ今は旅行を楜しもうず気分を切り替え、レストランを出た。

    午埌3時半。ホヌムステむ先のバタッドぞ向かう。

    その十に続く