見出し画像

里芋のぬめり、取りすぎると損する理由

里芋の皮をむいていると、手がヌルヌルしてきて「なんだか扱いにくいな」と感じたことはありませんか。実は僕も新規就農したての頃、そのぬめりを丁寧に洗い流してから調理していました。でも、あれは実はもったいないことをしていたんです。

■ ぬめりの正体「ガラクタン」は水溶性食物繊維
里芋特有のぬめりの正体は「ガラクタン」という水溶性食物繊維です。ガラクタンには食後の血糖値の急な上昇をゆるやかにしたり、腸内環境を整えたりする働きが期待されているとされています。水に溶けやすい性質があるため、洗いすぎたり茹でこぼしたりすると、栄養が水に流れ出てしまいます。

つまり、ぬめりを取りすぎるのは里芋の一番おいしいところを捨てているようなものだったんです。

■ ビタミンCもしっかり含まれている
里芋にはビタミンCも含まれています。ビタミンCはコラーゲンの合成に関わる栄養素で、肌のハリを保ちたい人には嬉しい存在です。里芋は淡白な味わいでいろいろな料理に合わせやすいので、無理なく食卓に取り入れやすいのも魅力です。

■ 農家目線でのひとこと
新規就農した頃は、見た目や扱いやすさばかり気にして、大事なものを取りこぼしていたことがよくありました。里芋のぬめりも、その一つ。知れば知るほど、野菜の「当たり前」を疑うのが面白くなってきます。

■ おすすめの食べ方
里芋は洗うときにこすりすぎず、ぬめりを残したまま調理するのがおすすめです。煮物にすれば、とろみのあるぬめりがそのまま味のからみを良くしてくれます。新米と一緒に、里芋の煮っころがしを添えるだけで、秋らしい献立が完成します。

気になった方は、ぜひリルストーリアのBASEショップも見てみてください。

いいなと思ったら応援しよう!

リルストーリア 宜しければ応援お願いします🙇‍♂️