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Photo bykaratchi

同じ空の下で

    ayu(孤痔阿気)

     こんなに会いたいと 思うのはきっと
     多分  このまま二人 もう会えないから
     どこか 別の 場所で 今も
     この同じ空の下  生きてるんだね

    小田和正さんの
    『君との思い出』という曲の最初のフレーズ。

    ふと口ずさむと、胸の奥が
    キュッと締め付けられるような、
    なんとも言えない切なさが広がる。

    そういえば、別々の道を歩むことになってから、もうどのくらいの時間がたっただろう。

    連絡先が変わっていても、
    今どこで何をしているのかさえ知らなくても、
    「同じ空の下にいる」という言葉だけは、
    なぜか妙にリアルに心に残る。

    あの日の別れ際、
    見上げた空はどんな色だったっけ。

    少し肌寒かった空気のにおいや、
    お互いに言えなかった言葉の数々が、
    あの歌詞を聴くたびに鮮やかによみがえる。

    もう二度と交わることのない
    人生かもしれないけれど、
    それでも世界のどこかで、
    あの人もこの同じ空を見上げている瞬間が
    あるかもしれない。

    元気にしているかな。
    どこかの空の下で、
    あの人も笑っていればいいな。

    そんなことをぼんやりと思う、今日の夕暮れ時。

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