
小学生と学ぶ英語史#234 “March”
『英語語源ハンドブック』の見出し語に基づいて英単語の語源を学ぶシリーズ、第234回は "March” 「3月」です。
古英語後期にアングロ・ノルマン語の marche から入ってきました。フランス語の mars、ラテン語の Mārtius(3月)に由来します。
Mārtius(3月)はローマ神話の軍神 Mars(マルス)の月の意味です。
ユリウス・カエサルの時代に暦が改訂されるまでは、3月が1年の始まりとされていました。1月、2月の寒い時期は活動せずに、3月になって暖かくなったころから農業や戦争などを始めたためです。そのため、古代ローマでは、3月になると戦いに勝つことを願って軍神マルスのお祭りを行っていました。
軍神 Mars にちなんだ名前は惑星の名前にもなっていますね。Mars「火星」です。また、曜日もあります。何曜日でしょう?
そう、Tuesday「火曜日」です!見た目は少し違うようですが…。
ラテン語では火曜日を dies Martis(火星=マルスの日)と言います。古英語では Tiwesdæġ(Day of Tiw =ティーウの日)ですが、ティーウはローマ神話のマルスに対応するゲルマン神話の神様です。
Mars に由来する語としては形容詞 martial(戦争の、好戦的な)もあります。もとは「軍神マルスの」という意味です。martial arts というと、空手や柔道などの「武道・格闘技」の意味になります。
先日、march「行進、行進する」をやりましたね。March(3月)とは別の語源でした!

英語史4コマ『英語語源ハンドブック』用語解説シリーズNo.9「ヴェルネルの法則」
— ari (@arsm51) September 4, 2026
hundred と century の音の違いは、グリムの法則とヴェルネルの法則で説明可能!?#なぜさんたんげん #英子さんたんげん #hel活@chariderryu @liming_0 @_heartyfluid
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