【夏のカケラ】眩しい暑さが恋しかったんだ。
本格的な真夏の暑さが続いている。
少し歩くだけで汗をかく。
だけどね、そんな暑さに夏を感じられて嬉しいんだよ。
蝉の声、木漏れ日、輪郭の立ったツヤのある真っ白な入道雲。
木漏れ日の光と影のコントラストに、待ちに待った夏の香り…思わずドキドキ。
もし私が画家なら、今日の風景を絶対にスケッチしただろうな。
夏の眩しさが、日々の喧騒も、心のざわめきも忘れさせてくれる。
やっぱり私にとって、夏は特別なんだね。
真夏の散歩道は、暑いからか人がほぼいない。
すごく遠い所へ来ちゃったみたい。
湿度がこもる空気、じりじりと揺れる道、照り返しの力強さ。
どれも待っていた景色たち。
さらに歩くと、神社の中から色とりどりのちょうちんが、ちらりと目に映る。
あぁ、盆踊りがあったんだ。
屋台のテントは畳まれていて、キレイにゴミ袋がまとめて置いてある。
真昼の空に浮かぶ一仕事を終えたちょうちんって、こんなに趣があるのね。
神社に残った盆踊りの静かな余韻。
この静けさを味わうのも、なかなかに贅沢。
最近は神社に訪れると、素敵な発見があるから嬉しいな。
神社にお礼をして、家に帰ろう。
家に着いたら、夏にピッタリな音楽を流して、ほてった体をクールダウン。
涼しげなサウンドの波に乗る爽やかな歌声は、サイダーのようにキュンと弾ける。
どんな瞬間もダイジな夏のヒトカケラ。
私の好きな夏が来たんだ。
何度でも思い出したい夏になりますように。
