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Claude Codeの上限、推計コストの8割強は「長い会話」だった|1.5万ターンの実測と節約ルール5つ

Claude Code の上限に早く当たる理由を、自分のログで調べました。推計コストの大半は「長い会話」に集まっていました。

直近14日に更新されたセッションのログ(約1.5万ターン、2,034セッション。2026年9月23日 23:18 集計)では、文脈20万トークン超のターンはターンの53%でしたが、推計コストの8割強を占めていました。推計コストは API 単価の比率で重み付けした相対値で、請求額でも利用上限の計算式でもありません。

実際に入れている5つのルールのうち、ルール1は無料で読めます。有料部分は、残り4つのルール、CLAUDE.md に足せる設定、集計スクリプトの全文です。

こんな人に向いています

  • Claude Code の5時間上限や週次上限に、思ったより早く当たる

  • モデルを下げる節約を試したが、手応えがない

  • 何が上限を早めているのかを、自分のログで確かめたい

向いていない方:API の従量課金を組織で管理したい方や、モデルの性能比較を知りたい方。

書いた人

会計AIラボ(公認会計士試験合格)。Claude Code を日常的に使っています。数字はすべて自分の利用ログの集計で、集計の定義と限界も書いています。

読むとできるようになること

  • 会話を区切る目安と引き継ぎの手順を、今日から実行できる

  • 区切りどきを Claude に提案させる設定を、CLAUDE.md にそのまま足せる

  • 途中でのモデル変更や長い中断など、キャッシュを無駄にしやすい操作を避けられる

  • 自分のログを集計し、文脈サイズ別の割合と上位セッションの占有率を確かめられる

有料部分の中身

  • ルール2〜5の理由とやり方(1タスク1セッション/大きな読み物は親セッションに持ち込まない/途中でモデルと effort を変えない/1時間以上あけない)

  • CLAUDE.md の設定:「文脈サイズの上限」「キャッシュ保護」の2節

  • 集計用 Python スクリプトの全文(27行)と実行方法

  • 集計方法と限界

購入前にご確認ください

  • 形式:本文とコードブロックのみです(ファイルの添付なし)。

  • 含まれないもの:ルール導入前後の節約効果の数字(測っていません)、Codex の集計、設定代行や個別相談。

  • 動作環境:Python 3 のスクリプトが ~/.claude/projects/ のログを読むだけで、外部送信はしません。著者の確認は macOS のみです。

  • 未検証の範囲:サブエージェントのログは、構成により集計から漏れることがあります。Linux・Windows と、ログ形式が変わった後の動作は未確認です。

  • 推計コスト:入力1、キャッシュ読み込み0.1、キャッシュ書き込み1.25、出力5で重み付けした相対値です。請求額でも、利用上限の計算式でもありません。

  • 保証:数字は著者1人のログです。同じ結果や、上限までの時間が延びることは保証しません。

  • 返金:note の返金設定を有効にしています(条件は note の規定どおり)。

  • 既刊との重なり:「Claude Code × Codex 運用キット」(4,980円)に、同じ集計スクリプトと近い内容の CLAUDE.md の設定が入っています。

実測:推計コストは長い会話に集まっていた

対象は冒頭と同じログです(セッションの途中で14日より前のターンも含みます)。1ターン時点の文脈サイズ別の、ターンの割合/推計コストの割合です。

  • 5万トークン未満:26.3%/4.9%

  • 5万〜10万:4.8%/2.6%

  • 10万〜20万:15.7%/10.1%

  • 20万〜40万:24.1%/23.2%

  • 40万以上:29.2%/59.3%

40万超だけで推計コストの約6割、上位5セッションで推計コストの48%でした。

ターンの日時で厳密に14日へ絞った集計(2026年9月24日 1:11 集計、7,965ターン、1,984セッション)でも、20万超はターンの30.9%・推計コストの68.0%(約7割)、40万超は17.0%・47.7%、上位5セッションは64.2%でした。どちらの集計でも、文脈が長いターンが推計コストの大半を占めます。

なぜ長い会話が高くつくのか

Claude Code は毎ターン、それまでの会話履歴を読み直します。キャッシュで単価は下がっても、読み直す量は文脈の長さに比例します。40万トークンの会話では、1往復ごとに5万トークンの会話の8倍を読み直します。

ここからは推論ですが、効く節約はモデルを下げることより、長くなった会話を引きずらないことだと考えています。

私が実際に入れた5つのルール

5つのうち、ルール1だけ全文を公開します。

1. 文脈20万トークンで区切る

20万トークンを超えそうになったら作業を一段落させ、いまの状態を progress.md に書き出します。書くのは次の3つです。

  • 決定事項

  • 未完了のこと

  • 次の一手

そのあと /compact するか、新しいセッションで再開します。引き継ぎは会話履歴ではなく、このファイルで行います。

40万トークンを超えたまま作業を続けないことを、いちばん強いルールにしています。上の集計でも、40万超はターンの約3割で、推計コストの約6割でした。

20万超のターンに推計コストの8割強が集まっていたので、20万は妥当な目安だと考えています(推論)。導入後の削減率はまだ測っていません。

ここから先は、ルール2〜5と、CLAUDE.md にそのまま足せる設定、集計スクリプトの全文です。

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