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ひとり活動こと『ひとカツ』

小さな頃、『ひとり活動』が好きでした。
だからといって友達とも遊びますし、小学校中学年から中学3年生までは部活と習い事三昧な生活をしていました。

子どもながらにストレスを抱えることが多かったのは確かにありました。
特に部活三昧な時には。
当時は『何でもあり』の部活風景。
昭和時代から平成初期の部活動ですから、今のような子どもに配慮した効率的な部活練習風景ではない。
高熱出しながらも咳き込みながらも『練習参加しなさい!!』というのが過言ではない練習風景でした。
そんな中、癒しの時間は、『ひとり活動』でした。

ひとりで部屋にこもり、趣味の消しゴム集めの成果を確認したり、
ひとりで部屋にこもり、小説をかいてみたり、
ひとりで部屋にこもり、ラジカセで音楽聞きボーとしたり。
ひとり部屋にこもり、今でいう『推し』が出ている雑誌の切り抜きで下敷きやスクラップ作りしたり。
ひとり部屋にこもり、推しの音楽聴きながら振り付けの真似をしたり。
高校生以降は一人で小旅行へも。
小旅行は海を見に行くことが多かったです。

今やとても懐かしい愛おしさもある思い出となっています。

こんな私も成人となり、短大卒業し社会人となり、
結婚をし、出産し、ワーママ経験を長くして、

こんな『ひとカツ』をすっかり忘れていました。

46歳から病気により仕事から離脱し、意識障害から記憶や得た学習がすべて飛び、それ以降『ひとカツ』という名の『我流リハビリ』を始めました。
ドリルを始め、ミサンガ作り、折り紙製作、裁縫、
編み物、クッキー始めお菓子作りなどなど。

長男は遠方の大学へ通うので家を出て、社会人となり完全に独立。
6歳下の長女は専門学校へ進学し、今年2年生。今は寮生活。卒業後はこちらに戻り就職希望です。

現在は子供が家にいないこともあり、夫は現役なので日中いませんし、ひとカツに満喫しています。

発病後はおかげさまで、その『ひとカツ』がとても良いリハビリとなり、現在、洋菓子作りは通所内で実践のチャンスを頂き、自宅療養時代に培ったものを提案させて頂きながら楽しく作業させて頂き、ボランティアでは本格的に社会復帰するための『会話』『傾聴』『表現』の練習をさせて頂けています。
こちらも意識障害により抜け落ちた部分なもので。

実はひとカツで取り組んでいた中には、自分の最終目標に必要な重要なスキルが隠れています。このためにも自宅療養中意識して『ひとカツ』していたと表現しても過言ではない。

今年、内に秘めていた先々の目標をまわりの支えて下さっている方々にカミングアウトし始めました。

自分の状態からも前へ進めると自己判断したためです。

実現まではまだまだ課題はたくさんあります。
しかし、皆さん背中を押して下さっています。

一次は病により諦めてもいましたが、『もしかしたら可能では…』というまで這い上がれた。

成人前の『ひとカツ』とは現在はちょっと違う『ひとカツ』ですが、『楽しむ』のは昔も今も同じ。

そんな『ひとカツ』ができる環境と『ひとカツ』をできる『スキル(行動力)』を与えて下さった子供時代から現在までのまわりの方々には本当に感謝しています。
この先も『ひとカツ』を楽しみ、スキルを更にパワーアップし、生きていきたい。
これが私のお世話になった方々への『恩返し』になると良いなとも密かに考えています。




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