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『パンツ✖️10』の想い出

    mama

    25年ほど前に亡くなった東京のおばあちゃんは
    巣鴨の地蔵通り商店街で買い物をすることが多かった。
    大きなリュックを背負って色々買ってきた。
    特に衣料品。

    靴下:10足
    ランニングシャツ:10枚
    そしてパンツ:10枚 などなど

    おばあちゃんの家に遊びに行くと
    紐に括られたそれらが階段の端に置かれていた。

    私は妹と二人姉妹
    従姉妹もいて、従兄弟もいる。
    小学生の頃、みんなが揃うとおばあちゃんちは大騒ぎである。

    みんなで泊まる
    みんなで銭湯へ行く
    みんなでご飯を食べる
    おばあちゃんはいつご飯食べていたんだろう?

    そんな時に大活躍なのが
    10枚一括りのパンツである。
    女の子用のパンツもあったが
    ない時もあった。
    なにしろ女4人、男2人だったので!
    そうすると白い子供用ブリーフを
    「大丈夫、誰も見ないから。」
    と、おばあちゃんに手渡された。
    ・・・・
    素直に履いたのはもしかしたら私だけだったかもしれない・・・

    最近の衣料品店でお買い得パンツを見ると
    大体2〜3枚で1セット
    多くても5枚くらいではないだろうか?
    子どもがオムツを卒業してパンツを履くようになった頃
    3枚1組のキャラクター物のブリーフをよく買っていたことを思い出す。
    入園前、お風呂上がりになかなかパンツを履きたがらなかったので
    キャラクターもので釣った覚えがある。
    ちなみにうちの子たちは、アンパンマンよりウルトラマンだった。
    小学生になるとどんどんサイズが変わっていったが、
    やはりピッタリサイズを履かせたくて
    3枚1組コーナーはありがたかった。

    子どもが中学生・高校生になると
    もう旦那と同じくらいの大きさのパンツになる。
    我が家は何故か風呂上がりと朝起きてからと
    一日2回パンツを履き替えていた。
    旦那曰く、
    「パジャマで職場に行かないだろう?」
    という理屈らしい。
    なので、我が家にはパンツ専用物干しハンガーが存在した。

    子どもたちは一人暮らしをして
    自分で洗濯をするようになってから
    一日2枚のパンツは回転が悪かったらしく
    一日1枚ペースになったようだ。

    なんだか
    パンツのお題から想い出を引っ張り出したら
    こんな話になってしまった。
    パンツはこんなに身近なのに、あまり大きな声で語られることがなかった。
    パンツ、大事だよね。

    あの10枚一括りのパンツたちはちゃんと役目を果たしたのだろうか?
    おばあちゃんに確認することはなかったけれども。

    そして
    誰も見ないからといって
    白いブリーフを履いた女の子は
    私だけだろうか・・・


     
     
     

    mama

     
     
    公認心理師・臨床発達心理士資格を持っているのに 自分を信じきれなくて悩む日々・・ でも!  こどもたちの心の安寧を願い、がんばります💪

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