
📻 深堀ミュージック ほぼDaily| DJ Cassidy’s Pass the Mic
――これは番組じゃなくて、文化の回覧板やと思う。
コロナ禍で、
ライブは消え、クラブは閉まり、
「音楽はどうやって続くんやろ?」
って世界中が思ってた時期。
そこで出てきたのが
DJ Cassidy の
Pass the Mic。
やってることはシンプルで、
マイクを次のレジェンドに渡すだけ。
でも、その一手が凄かった。
なにが特別だったのか
背景はCG
歌はほぼ口パク
形式はテレビ特番
正直、
「ライブとして見たら物足りない」
はずなのに、
一切そんな気がしない。
なぜか。
主役が
「歌」じゃなく
“存在” だから。
出てくる人たちが、普通じゃない
例えば――
George Clinton
Chaka Khan
この2人が
同じ文脈で、同じ番組に自然にいる。
これ、冷静に考えると異常。
しかも
「レジェンド紹介VTR」じゃない。
「過去の人扱い」でもない。
いま、この場にいる人として出てくる。
他の回も、ぶっ飛んでる
これが一回の話なら、
企画モノで終わる。
でも Pass the Mic は違う。
回を追うごとに、
ファンク
ソウル
R&B
ヒップホップ
系譜そのものが並べられていく。
「あ、この人とこの人は
同じ文法で語れるんや」
って気づく瞬間が、
何度もある。
DJ Cassidyが凄い理由
DJ Cassidyは若い。
でも、前に出ない。
自分の功績を語らない
曲を奪わない
マイクを“回す”ことに徹する
あの立ち位置、
MCでも司会でもない。
儀式の進行役。
だから
George Clintonも
Chaka Khanも
安心して出てこれる。
なぜ、また見たくなるのか
これは
「懐かしさ」を売ってない。
“まだ終わってない”
ってことを見せてる。
世代を越えて、
ジャンルを越えて、
マイクはちゃんと回ってる。
だから一回見終わると、
こう思う。
他の回も見らんといかんやん!
それ、正解。
Pass the Mic は
一話完結じゃなく、
全部見て一本の文化やから。
George Clintonで驚いて、
Chaka Khanで痺れたなら、
まだ序盤。
他の回にも
「なんでこの人がここに?」
「え、まだ現役なん?」
って大物が普通に出てくる。
これは
掘れば掘るほど楽しいやつ。
今日はこのへんで。
きっとまた明日。🎧
©️深堀ミュージック