満月はどこでもどこまでも~セドナ旅②
成田空港から台北の桃園空港まで、まずは3時間40分の旅。チャイナエアラインのCAさんにとっては、とてつもなく日常の問いかけ。しかも確実に、どのメニューにしますか?と聞かれているのに、何故だか聞き取れない。(オンライン英会話7年にもなる蓄積は、いつ発動されるのか。。。)チキン、ライス、ビーフ、ポテト、、、、、名詞は聞こえているのに、どこで区切れているのか、、(何事も現場に立つことなのだ)
料理の蓋を開けて解った。あーー、ビーフのポテト添えだったのね。
「プラダを着た悪魔2」を鑑賞。あっという間に台北到着。

初のトランジット。気が抜けないなぁ、と心配だったけど、1か国分得したような気分。空港の窓の外に見える異国の風景や、自動販売機を見てるだけでも面白い。5時間もあるので、ラウンジに。おすすめの牛肉麺を味見。



ターミナルは、たくさんの言語が飛び交う。各々の普通を生きている。
スタッフは、相手に合わせて、谢谢。Thank you.切り替えが早い。
フェニックスまで、12時間半。機内食を食べ、(チキンライスはカレー味で美味しかった)本を読んだだけだった「国宝」をみて、幾度となく体勢を変えながら眠って、そしてどこまでも、飛行機の羽の上に乗っかるように、追いかけてくる満月を、小さな窓から覗きながら、機内食(ビーフンもまた美味しかった)を食べて、到着。
のんびりと長い入国審査の列に並ぶと、かなり後ろの方から何やら一人一人に話かけて列を進む男性が、私にも話かけてきた。
「乗り換えがあって時間がないから、先にいかせてくれ」というようなことを言っている。どーぞと、手のひらを向けると、次の人へ。この調子で彼はまだ30人位に同じことを繰り返すのかなと思いながら、私もフェニックスから、セドナまでの送迎シャトルの時間が迫っていることに気付く。

乗り場まで、結構距離があったが、小走りでぎりぎり間に合った。
隣になったセドナ在住の女性は、会話の最後に必ず右目でウインクした。このピリオドの様なウインクがとても優しくて、初セドナの空に私の心はすぐに溶け込めた。
シャトルがスーパーの前で止まり、彼女が降りて行ったので、楽しいおしゃべりだった、ありがとう!と慌てて声をかけたら、暫くして、また、乗り込んできた。休憩だったらしい。一気に空は夕暮れとなり、ホテルにつく頃には真っ暗になっていた。
満月は、セドナの夜空にも輝いていた。

