
(6)わかってるんだね。 〜触れられるたび、少しだけ。シリーズ〜
美容師彼氏ユウ君×彼女
ユウ君にメンテナンスカットをしてもらった後、職場での周りの反応は——。
今回はカットはありません。
彼女の心の揺れを感じていただけたら嬉しいです。
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※前作として(0)〜(5)を置いていますが、単独でも読んでいただけます。
※全年齢ですが、恋愛要素があります。
※今回は無料公開しています。
※無断転載・AI学習禁止です。
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週明けにオフィスに出社すると、チームの仲の良い先輩に声をかけられた。
「おはよう。あ、髪切ったの?」
「おはようございます。はい……切りました。」
今日はひょっとして声をかけられるかも、と思っていたら案の定。
先週とは全然印象が違うだろうから、自分でもどんな顔をしていいのかわからない。
「可愛いね。」
「そう、ですかね。」
悪くなさそうな反応に、ホッとする。
「子どもっぽくなったかなって、思ってたんですけど。」
「そんなことないよ。〇〇さんの雰囲気に合ってて、素敵。どこのサロンに行ってるの?」
訊かれて、ちょっとドキッとする。
「えっと、彼氏が美容師で……」
「そうなんだ! いいね!」
先輩はにこにこと微笑んだ。
頬が熱くなり、言葉を足してしまう。
「任せてたら、前髪とか思ったより短くされちゃって……」
つい頭に手が伸びて、髪を押さえた。
「そうなの? 似合ってるよ。彼氏さん、〇〇さんのことよくわかってるんだね〜。」
返す声が、尻すぼみになってしまった。
「ですかね…」
「うんうん。」
切ってくれた時のユウ君の顔が浮かぶ。
先輩がいなくなった後に、そっと頬の髪に手を当てた。
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もし心に残るものがあれば、反応いただけると嬉しいです。