
【灯りのカケラ:月雫】三十八滴「不安が消えなくても、歩ける夜がある」〜🕯️灯りがあるということ〜
皆さん、こんな夜を迎えてしまうこと、ありませんか。
例えば___
仕事でミスをした日の夜、どうしても考えてしまう。
「なんであの時、あんなことをしたんだろう」
「これをしなければ、ミスしなかったかもしれない」
後悔のような気持ちが、頭の中でぐるぐると渦を巻く。
翌日、仕事に行くのが嫌というより、
どんな顔をして行けばいいのか分からなくなる。
ミスのことを気にしすぎて、なかなか寝付けない。
テレビを見ている間は、少しだけ忘れていられたのに、
寝室に行って一人になると、途端に思い出してしまう。
「また同じミスをしたらどうしよう」
朝を迎える前から、そんなことばかり考えてしまって、
眠れない夜が続く。
職場の人からは、
「大したミスじゃないよ」
「誰でもしてるよ。慣れてきたら大丈夫」
そう声をかけてもらう。
それでも、心は追いつかない。
本当に大したことなかったのだろうか。
もっと反省すべきだったんじゃないか。
人によっては、
「次にミスしなければいい」
そうやって自分にOKを出せる人もいるかもしれない。
でも、沈んでしまった気持ちは、
そんなふうに簡単には浮上してくれない。
◾️不安がある夜に、思い出したいこと
不安は、なくそうとしても、なかなか消えてくれない。
押し寄せてくるときは、まるで津波のようで、
「考えないようにしよう」と思えば思うほど、
かえって大きくなってしまうこともある。
だから私は、不安を無理に消そうとしなくていいと思っている。
暗闇は、「何も見えない状態」ではない。
ただ、遠くが見えなくなっているだけだ。
例えるなら、荒れ狂う海の上にいる一艘の船。