見出し画像

正しさはひとつではないのかもしれない|考えすぎて疲れた夜に

人は、ときどき
「どっちが正しいのか」を考えすぎて、疲れてしまうことがあります。

相手が悪いのか。
それとも、自分が間違っているのか。

はっきりさせようとするほど、
思考はぐるぐると回り続けて、
どこにも辿り着かなくなる。

 

そんなとき、
ふと、以前に触れた昔話のことを思い出すことがあります。

 

桃太郎は、正義の味方として語られることが多い物語です。

けれど、もしも——
鬼の側から見たとしたら。

 

自分たちが暮らしていた場所に、
ある日突然、誰かがやってくる。

仲間を連れて。
理由を掲げて。
正しさを持って。

 

そして、そのまま奪われていく。

 

その光景は、
本当に「悪を倒した話」と言えるのでしょうか。

 

 

「立つ場所が違えば、見えるものも変わる」

そんな言葉を、どこかで聞いた気がします。

 

正義というものは、
立っている場所によって、形を変えます。

 

どちらかが完全に正しくて、
どちらかが完全に間違っている。

そんなふうに割り切れない場面は、
日常の中にも、いくらでもあります。

 

それでも人は、
どちらかを決めたくなってしまう。

白黒をつけたくなる。

 

けれど——

 

もしかすると、
すべてを決めなくてもいいのかもしれません。

 

人間関係も、
交通事故のようなものかもしれません。

どちらかが100%悪いとは限らず、
それぞれに少しずつ理由がある。

 

見えないだけで、
8対2や、6対4のような“割合”がある。

 

そう考えたとき、
少しだけ肩の力が抜けることもあります。

 

 

ただ、それでも。

 

頭の中で考え続けてしまうときや、
答えが出ないまま時間だけが過ぎていくこともあります。

 

そんなときは、
無理に結論を出そうとしなくてもいいのかもしれません。

 

ただ、少しだけ
言葉にしてみる。

 

それだけでも、
思考の流れが変わることがあります。

 

夜が深まる頃、
心もまた静かな場所へ帰ろうとします。

 

今宵の夜間飛行はこのあたりで。
また次の夜に、お会いしましょう。

 

(もし、もう少しだけ言葉にしてみたくなったときは——
そういう時間を用意している場所もあります。)

#人間関係
#考えすぎ
#正義とは
#視点を変える
#夜間飛行
#深夜の駆け込み寺
#思考整理

いいなと思ったら応援しよう!