
面接で感じた小さな違和感は、会社選びのヒントだった
面接が終わったあと、
「うまく話せなかったな。」
そんなことばかり考えていました。
でも、時間が経つにつれて残ったのは、話せなかった後悔ではなく、
「なんか違った」
という感覚でした。
当時は、ただ「なんか違う」と思っただけ。
でも今振り返ると、その違和感にはちゃんと理由があったように思います。
以前の転職活動を振り返る中で、ふと思い出した面接がありました。
頑張ってきたのに、答えに詰まった質問
「泥臭く頑張った経験はありますか?」
面接でそう聞かれたとき、
答えようとしても、言葉がまとまりませんでした。
頑張ってこなかったわけじゃない。
むしろ毎日、お客様一人ひとりに合わせて対応したり、その場で重要な判断をしたり、周りと連携しながら動いたり。
でも、その頑張りはあまり数字や成果で表せるものではありません。
私なりにその経験を話してみると、
「なるほど。」
そう返ってきて、すぐに次の質問へ進みました。
数字で語れる成果。
スピード感や、目に見える実績。
そういうものを求められているような空気を、私は勝手に感じ取っていました。
もちろん、企業によって大切にしている価値観は違います。
ただ、その後の反応や会話の流れから、
「この会社では、私が大切にしてきたことは伝わりにくいのかもしれない」
そんな感覚が少しずつ大きくなっていきました。
結果的に、その会社は不通過でした。
結果には落ち込みました。
でも、「予想外だった」という気持ちはありませんでした。
面接が終わったあとも残っていた、あの小さな違和感が、ずっと心に引っかかっていたからです。
面接の空気から見えた、会社の価値観
その面接で印象に残っているのは、質問の内容よりも、その後の反応でした。
話したあと、どんな反応が返ってくるのか。
何を深掘りして聞いてくれるのか。
その場の空気から、その会社が大切にしているものが少し見えた気がしました。
一方で、別の会社では、同じ経験を話しても反応がまったく違いました。
「そのとき、どう考えたんですか?」
「その経験を、その後どう活かしましたか?」
そう聞かれて、私なりに答えると、
「相手に合わせて工夫されていたんですね。いいですね。」
そう返ってきました。
その一言があるだけで、とても話しやすかったのを覚えています。
どちらの面接が良い・悪いという話ではありません。
成果やスピード感を重視する会社もあれば、考え方や人との関わり方を大切にしている会社もあります。
私は、後者のような会社のほうが合っている気がしました。
違和感も、会社選びのヒントになる
話し終えたあとの反応。
どんな質問を重ねてくれるのか。
こちらの答えを、どう受け止めてくれるのか。
そんな一つひとつの積み重ねが、会社を知るヒントになるのだと思います。
もちろん、給与や休日、仕事内容も大切です。
でも、それだけでは分からないこともあります。
転職活動では、不採用という結果ばかりに目が向いてしまいがちです。
私も、「もっと違う答え方ができていたら」と何度も考えて落ち込みました。
でも今振り返ると、面接で感じたことも、会社を知る大切な手がかりだったのだと思います。
だから私は、面接で感じた「なんか違う」や、「話しやすかった」という感覚も、会社選びの一つの基準にしていいと思っています。
今、転職活動をしている人や、これから始めようとしている人にとって、この経験が少しでも参考になれば嬉しいです🌱