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ぼーっとする

    ふぅ。

    コプーの元へ、2時間ちょっとバスの中。

    ぼーっとした。
    見える景色はただただ山、雲、空。
    自然が好きだと思ったことは実はあまりない。
    小さい頃は当たり前の景色でしかないし、若い頃はやはり都会に憧れた。

    だけど今、こうやって私がぼーっとするにはこの景色がちょうどいいのだと思った。
    景色から入ってくる情報量が、都会では多すぎて私の頭ではついていけないのだ。
    あれもこれも見ているだけで疲れてしまう。
    若い時はそれを刺激として興奮していたけれど、元々そのスピードについて行けるだけの頭の回転もなければ、慣れない景色に順応できるタイプでもない。

    何もないただただ広がる山と雲と空。
    この中にある緑と赤や黄色や青、白の世界をじっくり観察したり。
    文章にするにも外から受ける感想ではなく、自分の中にあるものと久々に対面した気がする。

    日常生活の中でぼーっとする時間は、意識してつくらなければないけれど、落ち込まない程度のぼーっとする時間の大切さを思い知った2時間だった。

     
     
     
    風の吹くまま。気の向くまま。

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