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Photo bylibertytree

夜の散歩

    真夜中の散歩が続いている。
    気持ちがブレた時、ゴミを捨てに行くついでに、自販機に行くついでになんて、何か理由をつけたりして。

    左に行くとゴミステーション。
    100円の自販機もある。
    右に行くとちょっと遠いコンビニ。
    そこからもっと行くとカラオケ屋。

    時間と、次の日はもちろん頭にあって、左に行くか右に行くかは、たいていの時は理性が効くけれど、時々どうしようもなくなってコンビニにいったついでに深夜に1人でカラオケに行ったりする。

    今日は外に出たと途端、月があまりに大きくて、近づこうとどんどん歩いた。
    時間はいつもより少し早い。
    暗い路地はさすがにこわいから、車通りの多い橋の方ならいいかと、堤防に向かう。
    堤防の階段に一人座る私は、周りから見るとあやしかっただろう。


    今はスマホがあればなんとかなってしまう。
    スマホと小銭だけを手に、イヤホンで音楽を聴きながらただただ歩く。
    俳句を考えるようになってから、外を見て、内側よりも外側から考えるようになってきたけれど、夜はダメだ。
    内側と永遠にグダグダグダグダ向き合う。

    それでも、川柳は私のまま出てくるとして、俳句や短歌は自分の悲しい時や辛い時の方が生まれやすいので、言葉がでてきたりもする。
    applemusicで流れる音楽から言葉を拾ったり。


    歩きたい時はどうしようもない時だから、なぜか歩くペースもはやい。
    気がつけばけっこうな時間歩いていたりする。

    一人では抱えきれない秘密。
    何となく重い気持ち。
    全てはあきらめたはずのキラキラして見えるものが今日はやけに欲しくなって、月が雲に隠れるまで帰る気にならなかった。


    そんな時にメールが鳴る。
    ハッと我に返り、それまでのもやもやが消える。

    歩いて少しスッキリして、noteを開く。
    遠くに行きたかった私は、遠くにすぐに行けるようになった。
    しかも一人じゃなく。


    しろくまさんが書いていた記事。
    私は時々しろくまさんとシンクロする。


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    風の吹くまま。気の向くまま。

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