
【しくじり偉人伝】織田信長が本能寺で燃えた本当の理由|「優秀で何も言わない部下」を抱えるリーダーの致命的盲点
皆さん、こんにちは。
天下統一まで、あと一歩。
そのタイミングで、長年信頼していた部下に本社ごと火をつけられた男——
織田信長です。
今日は、私のしくじりをお話しします。
聞いてください。本当に、笑えない話なので。
① 当時の私、完全に無敵でした

まず、当時の私がどれだけすごかったか、聞いてもらえますか。
戦国時代、日本中の武将がしのぎを削っていた時代に、私は「実力主義」を導入しました。身分じゃなく、結果で人を評価する。今でこそ当たり前ですが、当時は完全に革命でした。
その結果、織田軍は爆速で成長。足利幕府を終わらせ、武田も朝倉も浅井も全部倒して、天下統一まであと一息というところまで来た。
今で言えば、創業10年で業界トップに躍り出た、カリスマ創業社長みたいな状態です。
周りは全員、私を恐れていました。
……うん。これが良くなかったんですけどね。
② でも今思えば、組織は静かに壊れ始めていた
正直に言います。
私、「成果出てるから大丈夫」って完全に油断してました。
業績は伸びてる。戦も勝ってる。部下も文句言ってない。何も問題ない——そう思い込んでいた。
でも今思えば、あの頃すでに、足元はじわじわと崩れ始めていたんです。
気づいてなかっただけで。
③ 私のしくじり、ここから本題です

織田家で最も優秀な部下のひとり、明智光秀。
頭が切れる。段取りがうまい。外交も軍事もこなす。文句なしのエース。
だから私は、光秀にどんどん仕事を振りました。
無理な案件も。重い責任も。誰もやりたがらないハードな現場も。
「光秀ならできる」と思っていたので。
そして光秀は、文句ひとつ言わず、毎回ちゃんとこなしてくれました。
私は思いました。
「信頼されてるな」と。
……
完全に逆でした。
本日のしくじり
「優秀な部下の沈黙を、信頼と読み違えた」

これ、ものすごく多いんです。現代の職場でも。
優秀な人ほど責任感が強い。だから限界まで耐える。愚痴も言わない、弱音も吐かない。ただ淡々と、成果を出し続ける。
そしてリーダーは安心する。「あいつは大丈夫」と。
でもその沈黙、本当に大丈夫のサインでしょうか。
実は、「もう何を言っても無駄だ」と諦めた人間も、まったく同じ顔をしてるんです。
私は最後まで、その違いが分からなかった。
④ 本能寺は、突然起きたわけじゃない

天正十年六月二日。
明智光秀率いる一万三千の軍勢に、本能寺を包囲されました。
世間ではいろんな説があります。野望説、怨恨説、黒幕説。
でも私が思う本当の理由は、もっとシンプルです。
私が、日々のコミュニケーションをサボり続けた。それだけです。
感謝を言わない。対話をしない。「言わなくても分かるだろ」で済ませる。
そういう小さな積み重ねが、何年もかけて積み上がった。
本能寺は突然じゃなかった。私が毎日少しずつ、自分で火をつけていたんです。
気づいたのが、燃え盛ってからだっただけで。
⑤ 教訓、一言で言います
「優秀な部下ほど、放置するな。沈黙は信頼じゃなく、限界のサインかもしれない。」
以上です。これだけ覚えて帰ってください。
⑥ あなたの職場、大丈夫ですか
ちょっと聞いていいですか。
あなたの周りに、こういう人いませんか。
いつも成果を出している。真面目で文句も言わない。頼めば断らない。だからついつい、一番仕事を振ってしまう——そんな人。
「あの人は強いから大丈夫」
もしそう思っているなら、今日だけでいいので、成果の話じゃなく「最近どう?しんどくない?」って聞いてみてください。
その一言が、あなたの本能寺を防ぐかもしれないので。
私みたいに、全部燃えてから気づくのは、遅すぎますから。
——以上、「成果ばかり追うと、最後に足元から燃える」をしくじった、織田信長先生の授業でした。
「明日は我が身かもしれない」と感じた方は、スキとフォローをお願いします。
次回も、歴史に名を残す偉人たちが、恥ずかしいやらかしを懺悔しに来ます。
どうぞお楽しみに。