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Parallel ― プログレ/フュージョン ライナーノーツ 2025年8月第5週

    2025年8月第5週にリリースされるプログレッシブ・ロック/プログレッシブ・メタル/フュージョンの新譜から4作品をピックアップ👆🏻

    フュージョンからは、デビュー45周年!新生CASIOPEAの最新作。
    プログレッシブ・ロック/メタルからは、
    インスト・プログ・デュオ「Asymmetric Universe」のフルデビュー作。
    デビュー29年、ベテランプログレハード「Headless」の新作。
    UKモダン・プログ・トリオ「Ihlo」の2作目。

    音楽を創る人は、0から1を生む人。
    だけどその“1”が、誰かの“100”になることだってある。
    ……やっぱ音楽ってすごい。


    それではどうぞ👉🏻

    8月27日(水)

    CASIOPEA『TRUE BLUE』

    ーーCASIOPEAとは?

    1977年に結成された、日本が世界に誇るフュージョンバンド。
    1979年のデビュー作『Casiopea』から国内外でエネルギッシュに活動を続け、「Asayake」「Eyes of the Mind」「Looking Up」などの名曲を次々に生み出してきた。
    2006年に一度活動休止するも、2012年にCasiopea 3rdとして再始動。
    さらに2022年からはCasiopea‑P4として進化を続け、
    そして――2025年2月、新キーボーディスト・安部潤を迎え、バンド名もオリジナルのCASIOPEAに!

    ーー『TRUE BLUE』とは? 

    新生CASIOPEA、待望の最新アルバム(全10曲収録)。
    1曲目の「SKY SO HIGH」は、イントロだけで気分が一気に青空モード。
    歌うギターの旋律、弾むキーボードの煌めき、リズム隊のグルーヴとテンション。いつものCASIOPEAっぽさもあるのに、どこか新しさもある。
    発売日まで、気合い入れて姿勢を正して待つ所存🧎


    8月29日(金)

    Asymmetric Universe『A Memory And What Came After』

    ーーAsymmetric Universeとは?

    2018年にイタリアで結成された”インスト・プログ・兄弟デュオ”
    ギターで兄のFederico Veseとベースで弟のNicolò Veseが奏でるサウンドは、プログレッシブ・メタルを軸にジャズ、フュージョン、ラテン、アンビエント、クラシック…を取り入れたハイブリッド。
    これまでに2枚のEPをリリース。

    ーー『A Memory And What Came After』とは?

    世界最大のプログレレーベルInside Out Musicからリリースされる2人にとって初のフルアルバム(全9曲収録) 。
    ”これまでで最もテクニカル”と話し、モダンなギターとジャズがシームレスに繋がる「Opaco」。HakenのRichard Henshallのギターソロもクールな、シンプルでストレートな「Coquelicot」などが収録されている。
    2ndEPの収録曲「Extrospection」にノックアウトされてから、2人の作品に注目しているが、今回のフルアルバムではどんな“鳥肌モノの宇宙=Universe”を見せてくれるのか。もう、心の準備をしとくしかない。


    Headless『Transitional Objects』

    ーーHeadlessとは?

    1996年にイタリアで結成されたプログレハード・バンド。ギターのWalter Cianciusi (現Ellefson)、ボーカルのGöran Edman(元Yngwie Malmsteen)、ベースのMartin Helmantel(元Elegy)、ドラムのEnrico Cianciusi――メンバー全員がキャリアも実力も十分なデビュー29年目のベテランたちだ。
    これまでに4枚のフルアルバムをリリースしている。

    ーー『Transitional Objects』とは?

    前作から4年ぶり、通算5枚目の最新作(全8曲収録)。
    先行シングル「Weightless」は力強いイントロから一気に引き込む王道プログレハード。テクニカルに攻めるギター、緊張感をキープし続けるドラムとベース、そして滑らかでエモーショナルなボーカル。アニメ風のミュージックビデオもユニークで、映像と音のリンク感が楽しい。
    Megadethのカバー曲「I Thought I Knew It All 」も収録されていて、その再解釈っぷりにもベテランらしい風格が光る。
    高度な演奏技術を楽曲に落とし込む、その手さばき、さすがの一言。
    メタルリスナーの、ちょっと疲れた耳にもスッと効く――そんな熟練の味。今作は、しみじみ…噛みしめながら味わう系です。


    Ihlo『Legacy』

    ーーIhloとは?

    イギリスで結成されたモダン・プログ・トリオ。
    Andy Robison(ボーカル/シンセ)、Phil Monro(ギター)、Clark McMenemy(ドラム)の3ピースバンド。
    UKロックのポップさと叙情性を軸に、アコースティックな響きや長尺でドラマティックな展開などプログレらしいエッセンスを絶妙に溶け込ませている。重く刻む系のギター、安定感バツグンのドラム、淡々と語るように、時に感情をぶつけるように歌うボーカル。音が景色になるような独自の世界観を持ったバンドだ。 

    ーー『Legacy』とは?

    前作から5年ぶりとなる、待望のセカンドアルバム(全8曲収録)。
    先行シングル「Empire」は、今作を創るきっかけとなった重要な一曲。クランチーなイントロからポップなメロディ、そしてハードに。切なく力強いボーカルとシンセが溶け合う、まさにihloといった一曲。
    「Mute」は逆に、エレクトロニカやアンビエントの要素を取り入れ、美しいメロディと柔らかなボーカルで彼らの違う一面を見せる。
    独自の音のテクスチャとズシリとくる重量感。その両立こそがIhloの真骨頂。心が音に包まれるような、そんな体験をぜひ。


    Outro

    今週も期待の新譜が続々登場!

    プログレではないけれど、Helloween『Giants & Monsters』、
    Vicious Rumors『The Devil's Asylum』も同日リリース。

    このラインナップは、さすがに睡眠不足になりそう😂

     
     
     
    フリーランスライター。 noteでは、海外のプログレッシブ・メタル/ロックの深掘りレビューを執筆しています。 音楽ジャンルを中心に商業メディアでの執筆も行っております。お仕事のご依頼やお問い合わせは、メッセージよりお気軽にご連絡ください。

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