
1枚の風景写真に込めた想いをオリジナル音楽と共に

ある日の風景
秋が深まり、冬の気配も感じられそうな11月中旬。
用事を済ませた帰り道、自転車で帰宅途中にレンズ越しに切り取った1枚の写真。場所は東京江戸川区。新大橋通りの船堀橋から荒川を望む風景。
眼前に架かるのは都営新宿線の鉄橋。
右側には、ちょうど通りかかった下り電車の窓明かりが灯り、遠くから電車の音も聞こえてくるようだ。
その背後には富士山のシルエットが小さく浮かんでいる。
11月も半ばを過ぎれば、夏の猛威は遠い記憶となり、17時を待たずして日は釣瓶(つるべ)落としに沈んでいく。
澄んだ空気に包まれた夕焼けが、風のない穏やかな水面に反射して幻想的に広がり、暮れゆく空の鼠色と、手前の木々が落とす影とのコントラストがとても印象的だった。