会社から帰ってきたら会社の事考えないようにする思考法(考えたくないことを考えない)
会社終わり、家に着いて、はぁ〜ようやくフリーの時間だ!
と思ったのも束の間、会社での出来事が頭をぐるぐる回ってしまうことってありませんか?
私はあります。
ここの切り替えがパッとできて、家でリラックスできたらいいのに!と何度思ったことか。
残業なんかした日には、寝るのに若干時間がかかってしまいますね。
こないだ本を読んで学んだ、考えたくないことをなるべく考えない思考法について書きたいと思います。
結論としては、考えたくないことを考えないようにするためには、簡単に言うと「考えない」ということを諦め、受け入れることです。
順を追って説明していきます。
考えたくないことは考えてしまう思考法
これから皆さんに課題をだします。
これからピカチューのことについては一切考えないようにして、5分間過ごしてみてください。
できそうですか?
難しいですよね。
これって日常的に一般的によく言われていることではあるのですけど、やってはいけないと言われたことは、考えてしまうし、やってしまう。
むかーしから言われていますよね、昔から言われている証拠として「鶴の恩返し」という話がありますよね。
みなさんすでにご存知かと思うので内容は割愛しますが、この見てしまったお爺さんは、単が元気なくなっていくのが気になって見てしまったのかもしれませんが。
(鶴の恩返し既知ではない方々ネタバレすみません。というかタイトルが盛大にネタバレしてるか)
でも見るなと言われると見たくなるのは、人間のサガですよね。
これほど昔から口酸っぱく言われているのに、意外とこのことを真剣に捉える人があまりいなかったのです。
でもこれ心理学的、脳科学的にはめちゃくちゃその通りなんです。
実際に行われた心理学の実験
1990年代、アメリカの心理学者ダニエル・ウェグナーという人が、まさにこの現象を確かめるために有名な実験を行いました。
通称「白クマの実験」と呼ばれています。
被験者たちにこう指示したのです。
「今から5分間、“白クマ”のことを一切考えないようにしてください。
もし考えてしまったらベルを鳴らしてください。」
さて、結果はどうなったでしょうか。
多くの人が何度もベルを鳴らしました。
「考えるな」と言われるほど、頭の中に白クマが浮かんできたのです。
さらに驚くのはその後。
次に「今度は白クマのことを考えていいですよ」と言われると、最初から自由に考えていた人よりも何倍も白クマのことを考えてしまうという結果が出ました。
つまり、「考えないようにしよう」と抑え込むほど、後からその思考が強く戻ってきてしまうのです。
この現象は「思考抑制のリバウンド効果」と呼ばれています。
なぜこんなことが起こるのか?
ウェグナーはこの結果を説明するために、「アイロニック・プロセス理論」というモデルを提唱しました。
ざっくり言うと、人が何かを“考えないようにする”とき、頭の中では2つのプロセスが働きます。
抑えようとするプロセス(意識的)
→「白クマを考えないようにしよう」と頑張る。監視するプロセス(無意識的)
→「今白クマのこと考えてないかな?」と自動的にチェックしている。
問題はこの2つが同時に動くこと。
「考えないようにしているか?」を監視しているうちに、逆にその対象を思い出してしまうのです。
脳の中では、抑えようとする努力がすでに「白クマ」という概念を呼び起こしてしまっている。
これが“皮肉なプロセス=アイロニック・プロセス”の正体です。
考えないためにはどうすればいい?
まずは考えたくないことを考えないようにするのは不可能だと諦めること
そして、「何度も考えてしまうこと=重要なこと」という思い込みを捨てることです。
人は考えたくないと強く思っていることをどうしても頭の中でリピートしてしまい、いつしか勝手にそれが重要なことだと思い込んでしまいます。
実はそれは重要なことではなく、ただただ考えないように強く願ってしまう人の脳の仕組み、上記でいうアイロニックプロセスです。
そのため、ネガティブな考えを押さえつけようとすればするほど憂鬱になってしまう。
だから考えてしまったら、考えちゃいけないと思うのではなく、今考えてるなと感じるだけでいい。
ただあるがままを受け入れる、マインドフルネスの考えですね。
会社のことを考えてしまうということを例に挙げましたが、これはダイエット、禁煙などにも通じます。
あれはダメ、これはダメ、という思考はかえってリバウンドを生みます。
※ちなみにこの考えって子育ての時も、あれやったらダメ、これやったらダメというと、子供がやりたくなってしまうのと同じですね。
さらに受け入れた上でポジティブな思考法に持っていく
会社のことを考えないようにするのではなく、家に着いたら副業のことを考える時間にするとか家族の写真を眺める時間にするとか
遅刻しないという目標ではなく、一番に到着するあるいは5分前に到着するとか
朝はタバコを吸わないとかではなく、朝の時間を使ってエクササイズをするとか
甘いものを食べないようにするではなく、甘いものはフルーツを食べるとか
禁止する目標よりもポジティブなことを実行する方向「やらない力」よりも「やる力」に注力した方がうまくいくとのこと。
変換していく作業が大変かもしれませんが、そこは一度考えてしまえば、あとは考えたもん勝ちです。
まとめ
考えちゃいけないことは考えたくなる
やっちゃいけないことはやりたくなる
見ちゃいけないものは見たくなる
しちゃいけないではなく、ああ今これしてるなと感じ、でも今日はこれについて考えてみようと切り替えるのが大事。
最重要は、一旦受け入れるプロセス。
これとってもシンプルですが、やってみるとわかる、スーッと切り替わります。
昨日書いた文をそのまま引用させてもらいますが
ちなみに、今回私が読んでいた本は下記です。
この本結構昔に出版された本ですが、本当にすごくて、行動経済学や心理学、脳科学的側面から根拠のある自分の変え方、具体的に言うと努力の継続方法だったり、上記のような失敗のダメージを減らす方法だったりを紹介しています。
夢を叶える!みたいな抽象的な内容が苦手な方は、下記、メチャクチャ具体的に色々書いてあるので、おすすめです。
