
ゲロリアスデイズVol.11
まさかの飛び道具、新聞紙登場!
ゲロリアスデイズ第11話。
新聞紙の面積と浸透性の狭間
を書き残しておこう。
日課のウォーキングをしていた時だった。
高架下、闇が漂うゲロ遭遇率の高い危険エリアである。
この日、地面を注意深く眺めていると、
またもやリバーススポット発見!!
酔っ払いにとっては自分の姿を隠しやすい暗がりの高架下は、
一定の安心感をもたらしてくれる。
少しは恥ずかしさをごまかしてくれるからだ。
もう都市部ではこんな事は日常茶飯事。
日々考察しているリバース・トマソンの私にとって、特に驚きはない。
しかし、今回は注目に値するネタなのだ!
新聞紙!新聞紙をフタに利用している!!
リバース後、近くに捨てられていた新聞紙を載せる事で、
自分のリバース痕跡を無かった事にしようと思ったのだろう。
そう、泥酔ながらも隠蔽工作大作戦を決行したのだ。
しかも、いい感じで全体を隠す事に成功しているではないか!
当たり前ではあるが、新聞紙は薄い紙で出来ている。
1枚だと浸透性能が非常に高い。
すぐに浸み込んでリバース痕跡が浮かび上がるリスクがある。
しかし1回折れば、厚みは2倍に、2回折れば4倍。
つまり、折る回数をNとすれば、
2のN乗で厚みが増し浸透時間を稼ぐこととなる。
逆に面積はどうだ?
厚みとは違い、1回折れば1/2、2回折れば1/4。
つまり1/2のN乗で面積は小さくなるではないか!
これは酔客にとって非常に難しい問題をはらんでいる!
厚み(浸透性)VS面積のジレンマ!
すぐに浸透したらばれる!!恥ずかしい!!
でもリバース痕跡はなるべく隠したい!!!
酔っぱらって頭がぐらんぐらん状態の中、
数学的計算もして(してないか…)、
ベスト折り回数Nを導き出した酔客は立派である。
きっと聡明な理系の人間だと推測する。
新聞紙が酔客にとって心強いアイテムとなるなんて。
新聞紙からしたらたまったもんじゃない…。
まさかリバーススポットのフタに使われるとは想定外だろう。
自分にとって都合の悪いことは酔ってても隠したい。
それが人間なのだ。
「臭い物に蓋をする」
新聞紙の扱いに、私は人間の本能を感じざるを得なかった。