時のぬるみなかのさとみ2026年6月26日 13:57空は霞みて色定まらず風はそよぎて行方を告げず雨ともならぬ雲の下昼は長く 音遠し急ぐべきことも思い出せず忘るべきことも忘れ得ずただ、ぬるき湯に身を浸すが如く時のみゆるりと流れゆくかつて交わせし言の葉も今は水面の月影の如し掬えば崩れ追えば遠のきされど胸の底にはなお淡き波紋を残したり世はしばし夢と現のあわいにて無理に心を奮い立たせずともよし無理に憂いを追い払わずともよしただ縁に身を預け移ろう雲を眺めつつ名もなき思いとともに静かに刻を送りたりけり#詩#創作大賞2026#オールカテゴリ部門#詩のようなもの#詩#創作大賞2026#オールカテゴリ部門#詩のようなもの