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Photo byfebunny48

AI推進をやってみて、結局"段取り力"と"調整力"が最強だった話

    お疲れ様です、ぽんずです。

    ワイは本業で、上場企業のAI推進と戦略を担当しています。 いわゆる「AIの人」として社内で動いているわけですが、最近つくづく思うことがあります。

    AI推進で一番効いてるスキル、AIの知識じゃなかったです。

    段取り力と調整力。つまりプロジェクトマネジメントでした。 今日はその話を書いてみようと思います。

    「AIに詳しくなれば仕事が変わる」と思っている方には、ちょっと意外な話かもしれません。

    AI推進の現場で、一番使っているスキル

    ワイの仕事は、社内のAI活用を推進することです。 でも日々やっていることの大半は、AIとは直接関係ありません。

    たとえば、ステークホルダーへの報告会。 不定期で開催されるのですが、役員の予定を気にしているのはワイだけです。

    部長経由で役員のスケジュールを確認してもらい、会議を設定する。 報告内容の資料も、全部ワイが一人で作っています。

    周りのメンバーは、自分の担当タスクはやってくれます。 でも「全体を見て、次に何が必要かを考える」という動きは、なかなか出てこない。

    言われればやるけど、自分からは動かない。 そもそも「報告会の準備」を自分の仕事だと思っていない、という感じです。

    「先回り思考」が足りていない

    これはその人たちが悪いという話ではありません。 ただ、全体像をぼんやりでもイメージできているかどうかで、動き方がまったく変わるなと感じています。

    「この報告会の先に、何の意思決定があるのか」
    「そのために、今どんな情報を揃えておくべきか」
    「役員の予定が埋まる前に、いつまでに動くべきか」

    こういう「先回り」の思考があるかないかで、プロジェクトが前に進むかどうかが決まる。 ワイがAI推進で一番使っているスキルは、AIの知識ではなく、この段取り力と調整力です。

    「何で自分だけとかならないの?」って…。もう慣れましたし、むしろこれが自分のバリューだと思っています。

    あとから気づいた「名前のついている話」

    ワイがやっていることを振り返ると、結局「先を読んで、人を巻き込んで、仕事を前に進める」ということに尽きます。 これ、あとから調べてみたら、ちゃんと名前がついていました。

    プロジェクトマネジメントの世界では「ステークホルダーマネジメント」と呼ばれている領域です。 関係者が誰で、いつ何を伝える必要があるかを先回りして設計すること。

    ワイが役員の予定を気にしたり、部長に確認を依頼したりしているのは、まさにこれだったんですね。

    橋本将功さんの『プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本』(翔泳社)では、PMの仕事を「交渉」「タスクマネジメント」「計画立案」といったスキルに分解して解説されています。

    PM歴22年の著者が、失敗から学んだ知見を体系化した一冊で、DXや新規事業に携わる方にもおすすめです。

    また、同じ著者の『プロジェクトマネジメントの本物の実力がつく本』(翔泳社)では、組織力やコミュニケーション能力、リーダーシップといった、より実践的な力の磨き方が書かれています。

    要するに、「段取り力と調整力」というのは、属人的なセンスではなく、学べるスキルだということです。 ワイはそう理解しています。

    ちなみにワイの場合はこんな感じでした

    ワイがこの「段取り力と調整力」を身につけた原点は、実は会計事務所時代にあります。

    10人くらいの小さな個人事務所でした。 正直に言うと、いわゆる「優秀な人材」が揃っている環境ではなかったです。 その中でコミュニケーションスキルが比較的高かったワイが、リーダーに抜擢されました。

    このとき学んだのが、「無い物ねだりをしない」ということです。

    • 優秀な人がいないとか、

    • リソースが足りないとか

    • 簿記を持ってる人がいない

    と言い出したらキリがない。 でも、目の前の仕事は進めなきゃいけない。 だったら、今ある手持ちの武器で戦うしかないんですよね。その結果、

    「この人にはこれを任せよう」
    「ここは自分がやったほうが早い」
    「この順番で進めれば回る」
    「ここで一旦クライアントに報告しよう」

    そういう判断を繰り返す中で、自然と段取り力と調整力が鍛えられたんだと思います。

    そして、今は上場企業でAI推進をやっていても、根っこの部分は同じだと感じています。 手持ちの武器で、目の前のプロジェクトを前に進める。

    まあ、相変わらず一人で報告資料を作っているあたり、まだまだ道半ばですけどね。

    もし気になったら、こんなことから試してみてください

    「段取り力と調整力が大事なのはわかったけど、何から始めればいいの?」と思った方へ。

    まずは、明日の打ち合わせの前に5分だけ考えてみてください。
    「この打ち合わせの次に、何が起きるか?」と。

    たとえば、会議で何かが決まったとして、その次に誰に共有する必要があるか。 次のアクションは誰が担当で、いつまでにやるのか。 それを会議中にさらっと確認するだけで、プロジェクトの進み方がかなり変わります。

    もう一つ、すぐ実践できることがあります。 会議の最後に、必ず次の打ち合わせの日程を決めてください。

    これ、地味に見えて、マジでかなり効きますから。

    会議が終わってから個別にスケジュールを調整するのは、参加者が増えれば増えるほど大変になります。

    全員がその場にいるうちに「次は○日でどうですか?」と決めてしまう。 それだけで、次のアクションまでの空白期間がぐっと短くなります。

    最後にもう一つ。「自分がいなくても回る状態」を意識することです。 ワイ自身、正直まだできていません。

    でも、「この情報は自分の頭の中だけにあるな」と気づくだけで、共有すべきことが見えてきます。

    特別なスキルは要りません。 「次に何が起きるか」をぼんやりでもイメージする習慣をつけるだけで、十分です。

    最後に

    今回の話をざっくりまとめると、こんな感じです。

    AI推進の現場で一番効いているスキルは、AIの知識ではなく段取り力と調整力だった。 それは「先回り思考」と呼ばれるもので、学べるスキルでもある。 そして、特別な才能がなくても、手持ちの武器で戦えるということ。

    AIがどれだけ進化しても、現実世界で人と人の間に立って、仕事を前に進める力は残り続けると思います。 むしろ、AIが増えるほど、その間をつなぐ「段取りと調整」の価値は上がるんじゃないかと。

    「次に何が起きるか」を考える。 会議の最後に次の予定を決める。 小さなことですが、よかったら明日から試してみてください。

    きっと、仕事の回り方が少し変わるヒントになると思います。

    それでは、お先に失礼します。

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    40代管理職×社内のAI推進役|高卒×転職6回×ノウハウコレクター歴10年超|note連続更新200日超×収益化済み|本業はAIで効率化と品質UP×副業noteでAIと一緒に書く方法を発信|有料note販売中|管理職と40代のAI活用の相談はDMへ|都内勤務×田舎暮らし|4児パパ

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