相手を変えることはできないから、私は"自分に誠実になる"
最近のわたしは、イライラしている。
仕事はとっくに終わっているのに、頭の片隅になんかいる。休みなのに休めない、あれである。
わたしの怒りの正体は”自分だけ頑張っている”と感じ、そこに対しての感謝が見えないとき、特定の人に向く。
そういうときに出てくるわたしの癖があって、無意識に相手を下に見てしまうことだ。
もちろん、本当は見下したいわけじゃない。
けれどもわたしだって人間だ。
自分の大切にしているものが崩れそうなとき、『まあそんな人もいるよね〜』と、そんな菩薩のような精神状態を維持することなんてできないのだ。
自分の苦労が報われないと感じれば、そりゃ
『その程度の仕事ぶりのやつがごちゃごちゃ言うな。だったらお前もやってみろ。口ばっかり達者でうるせーんだよ。』
と怒りも湧く。
相手に言うわけでもないので、そういうときの心の中のわたしは、まあー口が悪い。ふざけんなよ、うるせーな、のオンパレードである。
「時々ムカつくと、こういうことを思ったりするよ。」と友達に言うと、「意外と口が悪い。」と言われる。
ええ、その通りです。
けど、そういうのをなかったことにするのが、一番身体に良くないとわたしは知っている。
なので今日は、久しぶりにその感情をノートに書き出して、どうしたら良いのか考えてみた。
①わたしが働く飲食店と、愛おしい学生たちのこと
わたしは飲食店で、主に学生の子たちと働いている。
正直、チェーン店でもないうちの店で働くのは大変だと思う。
オペレーションが複雑だったり、覚えることも多い。
臨機応変に対応しないといけない場面も多いため、わたしが学生だったら絶対に働けないという印象だ。
しかし、昔こそ人が続かなかったものの、今では人が続くのが当たり前になってきた。
なかなかみんな個性的であるが、どの子も良い子たちで、本当にありがたい限りである。
ここで言う『良い子』とは、そつなく何でも出来る子とか、そういう話でなはい。
誠実に人と向き合ってくれることだ。
わたし自身も、人と関わるときにそこを大切にしている。
最初は人となりが分からないので、わたしも緊張するし相手も緊張している。
『この子は続けてくれるかなぁ』なんて不安もあったりする。
けれども、教育という手段を使ってコミュニケーションを取っているうちに、少しずつ相手のことが理解できてくる。
誠実に向き合あおうとしている。
そういうのって、言葉として聞かなくても、所作や発言からにじみ出て、こちらにも伝わってくるものだ。
だから多分、わたしが誠実に向き合おうとしている姿勢も、多少なりとも相手に伝わっているのではないかと思う。
逆に、どんなに口で素晴らしいことを言ったって、行動が伴わなければ『この人は、口だけなんだな』と見透かされる。
絶対そういうのって、分かるし伝わる。
②自分の長所であり欠点
人と誠実に向き合うこと。
これはわたしの長所でもあるけど、使い方を間違えると欠点にもなる。
誠実に向き合ったら、誠実に返してくれる人もいるけれども、全員が返してくれるわけではない。
中には何にも思わない人もいる。
しかしその人の人生にも、何かしら大切なものがあって、そういう価値観で生きているだけ。
今のままで良いと思っている人を、他人のわたしが変えることはできない。
わたしが変えられるのは、わたしだけ。
③最近、プライベートで実践してみたこと。
わたしがやめなければならないのは、返さない人に誠実でいることだ。
ある程度自分の中で見切りをつけたら、今度は自分に誠実であることに切り替えなければならない。
そうじゃないと、返さない人に搾取される人生になってしまう。
今は少しずつ、その練習をしているところ。
例えば、仕事じゃないけど最近実践したことで言うと、時間にルーズな人にわたしの時間を与えないこと。
どういうことかと言うと、遊ぶ日程が永遠に立たない集まりがあったのだ。
返信が2週間以上止まるのは当たり前。催促して返信はくるけど、また止まる。
相手の日程が出た頃には、こちらが無理して合わせるかどうかの瀬戸際にいる。
以前に話し合ったこともあったが、やっぱり変わらない。だから、わたしが無理して合わせるか、合わせないか。
わたしは合わせることをやめた。
④誰に誠実であるべきか、見切りをつける。
無理に合わせることをやめて、相手に見切りをつけた。
しかし大前提、相手のことは嫌いではない。
わたしはただ、無理に合わせて自分を削ることをやめたのだ。
相手に合わせず、自分の時間を丁寧に扱う。
自分を大切に扱うことを貫く。
縁を切るとかそういうことではなくて、「時間が合わなそうだから、今回はやめておくね。楽しんできてね。」と伝えて、やり取りを終えた。
そしてその空いたスペースを、今度は誠実に向き合ってくれる人たちで埋めていく。
そういうことが必要だと思ったし、そういう人生にしたい。
職場でも、もう完全に手を尽くしたと思えば、あとは自分が身を置く場所を変えるしかないなとわたしは思った。
自分の捉え方を変えるか、環境を変えるか。
スタッフも大抵の人は好きだし、慣れているぶん居心地もいい。だからこそ手放しづらい。
けれども、誠実に向き合って疲弊するだけの人生は送りたくないなぁと思うのだ。
誠実に向き合って、それを誠実に返してともに生きてくれる人たちで、わたしの人生を埋めていきたい。
そういう人たちと苦労を乗り越えたいし、喜びや楽しさを分かち合いたい。
それがわたしにとって、豊かな人生になるんだと思う。
