
【米国SP500】Take-Two Interactive(TTWO) ★3.2 GTA VIで飛躍できるか、期待先行の株価を点検
本稿は 有償の生成AIを活用して作成したレポートです。掲載データは企業のSEC(米国証券取引委員会)提出書類、IR資料などをもとにまとめました。必ず元データもご確認ください。10年以上の長期投資を前提に評価しています。
作成日:2026年9月29日
目次
1. エグゼクティブサマリー
2. 企業概要
3. 業績の推移
4. セグメント・地域別分析
5. 長期投資指標
6. SEC提出書類の分析
7. 最近の経済・業界の動き
8. 同業他社との比較
9. 今後の見通し
10. 資本配分と株主還元
11. 株価の分析
12. 総合評価
13. まとめ
1. エグゼクティブサマリー
Take-Two Interactiveは、Grand Theft Auto(GTA)、NBA 2K、Red Dead Redemptionなど世界的なゲーム資産を持つ大手ゲーム会社です。Zynga買収によってモバイルにも大きく広がりました。FY2026は売上高が66.56億ドルへ伸び、営業損失も1.04億ドルまで縮小しました。最大の成長材料は2026年11月19日発売予定のGTA VIです。一方、過去の大型減損、株式数の増加、ヒット作への依存は無視できません。202.35ドルでは成功期待がかなり織り込まれているため、新規投資は急がず175ドル前後まで待つ判断とします。
引用元:SEC 2026 10-K/Q1 IR
2. 企業概要
Take-Two Interactive Softwareはニューヨークに本社を置くゲーム開発・販売会社です。主要ブランドはRockstar Games、2K、Zyngaです。RockstarはGTAやRed Dead、2KはNBA 2KやBorderlands、Zyngaはスマートフォン向けゲームを中心に展開しています。
ゲーム内通貨、追加コンテンツ、広告、継続課金などの「recurrent consumer spending」がFY2026売上高の78.1%を占めました。一本売って終わる形から、長く遊んでもらい継続収益を得る形へ変化しています。
2026年7月27日時点の発行済株式数は約1.87億株で、基準株価202.35ドルから時価総額は約378億ドルです。FY2027第1四半期の売上高は15.339億ドルで前年同期比2.0%増でした。
引用元:SEC 2026 10-K/Q1 10-Q
3. 業績の推移
売上高はFY2017の17.80億ドルからFY2026の66.56億ドルへ約3.7倍になりました。特にFY2023の売上高は53.50億ドルへ大きく増えています。これは2022年5月に完了したZynga買収の寄与が大きく、モバイル事業を一気に取り込んだためです。
ただし、売上成長と利益成長は一致していません。FY2023は営業損失11.65億ドル、FY2024は35.91億ドル、FY2025は43.91億ドルの営業損失でした。FY2024には23.42億ドル、FY2025には35.45億ドルののれん減損が計上されており、赤字の大部分は買収資産の価値見直しによるものです。FY2026は減損がなく、営業損失は1.04億ドルまで改善しました。
EPSもFY2021の5.09ドルをピークに低下し、FY2023以降は赤字です。FY2026はマイナス1.62ドルでした。一方、FY2026の営業キャッシュフローは6.24億ドルまで回復しています。会計上の赤字だけでなく、現金をどれだけ生み出しているかを併せて見る必要があります。
引用元:SEC各年10-K
4. セグメント・地域別分析
会社の報告セグメントは単一セグメントです。ただし実際の事業構成は複数のプラットフォームに分かれています。FY2026売上高の50.1%がモバイル、39.0%が家庭用ゲーム機、10.9%がPCなどでした。販売経路ではデジタルが97.0%を占め、物理メディアへの依存は小さくなっています。
地域別ではFY2026売上高の米国が39.40億ドル、海外が27.16億ドルで、海外比率は40.8%です。世界展開は強みですが、為替や各国規制の影響も受けます。
また、GTAシリーズだけでFY2026売上高の12.4%を占め、上位5フランチャイズで54.3%を占めました。FY2027第1四半期ではモバイルが売上高の50%、家庭用ゲーム機が42%、PCなどが8%でした。Zyngaによる分散効果はあるものの、大型作品の成功が業績を大きく左右する構造は残っています。
引用元:SEC 2026 10-K/Q1 IR
5. 長期投資指標
(1)売上高・営業利益の推移

売上高は10年間で大きく増えましたが、利益は直線的には伸びていません。FY2023から売上規模が一段上がったのはZynga買収の効果です。FY2024とFY2025には巨額ののれん減損が発生しましたが、FY2026は減損がなく、売上高66.56億ドルに対して営業損失は1.04億ドルまで改善しました。長期投資では、拡大した事業を安定した営業利益へ結び付け、利益率を回復できるかが重要です。
(2)EPSの推移

EPSとは、一株がどれだけ利益を生んだかを示す数字です。FY2017の0.72ドルからFY2021には5.09ドルまで増えましたが、その後は低下し、FY2023から赤字が続きます。FY2024とFY2025は大型減損で赤字が特に大きく、FY2026はマイナス1.62ドルまで改善しました。今後はGTA VIなどによる利益回復だけでなく、増えた株式数を上回る速度で利益を伸ばせるかが重要です。企業全体の利益が増えても、株式数が同じ割合で増えれば一株当たり価値は伸びにくいためです。