
『雨宿り文学』 −佐平さんのしあわせな日々−
目まぐるしく色んなものが進む毎日のなかで、 ふと、自分の時間へ戻りたくなることはありませんか
そんな時は『ひかり荘』へふらりと遊びに来てください
神戸のはずれにある古いアパート『ひかり荘』
大したことは起きません
けれど
いつのまにか心にできていた「だんご結び」がほんの少しほどけることがあります
私はこの物語を『雨宿り文学』と呼んでいます
傘みたいに守れなくても
軒先くらいにはなれるかもしれない
雨の日に少しだけ立ち寄れる軒下のような場所
スマートフォンやパソコンの片隅で
そんな軒先になれると幸いです
− 登場人物紹介−
【ひかり荘 藤室住人】
佐平さん(53歳くらい)
のんびりしているようで、人のことをよく見ている人。職業は…… たぶん謎
【ブーランジェリ・オクヤマ】
奥山さん(佐平さんと同世代)
近所のパン屋の職人
言葉は少ないけれど、 迷っている人の足元をそっと照らせる人
【ひかり荘 萩室住人】
健太くん(24歳)
留年後、就職活動中
馬鹿がつくほど素直
それが長所なのか短所なのか、 本人が一番わかっていない
【ひかり荘 椿室住人】
水瀬さん(30歳代後半)
会社員
ひかり荘初めての女性住人
裏表なくよく笑う
ただ、ときどき遠いところを見てぼんやりすることがある
【ひかり荘近隣に建つ真新しいマンションの住人】
岳くん (小学三年生)
習い事は四つ
スマホも持っている
登場人物の中で「予定いっぱいランキング」1位
◆どのお話からでも読んでいただけます◆
本をよく読む人も
あまり読まない人も
気の向いたお話から、どうぞお入りください
神戸市内、周辺の取材の様子や日々感じたこと、思ったことなども綴ります
※本来なら今日は『緑雨③』公開予定でしたが、いつのまにやら20話になっておりましたので、ぼんやりとしていた私の「思い」みたいなことを綴りました
『緑雨③』は23日(土曜日)に投稿予定です
楽しみにしてくださっていた方には恐縮です。
「楽しみが少しのびたなあ」
そんなふうに、呑気にお待ちいただけると幸いに思います
拙い文章を最後まで読んでくださりありがとうございました