
ストックイラストは「売れた」も嬉しいけど、「使われてた」は何倍も嬉しいよね
ストックイラストをやっていると、「売れた!」という通知に嬉しくなる瞬間は何度もあります。
とくに最初の1枚、久しぶりのまとめ買い、深夜の「こんな時間まで働いている人が…ありがとう」的な購入。
でも、それとはまた別のもっとじんわりと心に残る瞬間があるなと思うんです。
ずばり、「実際に使われているところを見つけたとき」。
売上より、あとを引く「実感」

売上は数字でしかないけど、
「ちゃんと使われてる」「誰かの目にふれてる」
という実感は、ずっとあとまで嬉しさが残る気がします。
たとえば、ストックで投稿していたイラストが、
偶然SNSの投稿で使われていたり、
旅先で見かけた観光案内の冊子に載っていたり、
広告バナーにちょこんと写っていたり。
そんなふうに「使われてる現場」を見たとき、
売れたときよりも、心がふわっとあたたかくなるんです。
サウナにハマって、描いてみたあのイラストが…
わたしが一番「使われてた!しかも嬉しすぎる!」と感じたのは、サウナのイラストでした。
当時、サウナにどハマりしていて、
「ととのうって、こんな感じだよな〜」という気持ちのまま、
キャラクターっぽくイラストを描いてストックにアップしていたんです。
特に「これが売れるぞ!」という戦略があったわけではなく、
ただ「好きだから描いた」だけ。
でもそのイラストが、複数の温浴施設のポスターや冊子に使われているのを見つけたとき
まさかの、サウナに入る前から“ととのって”しまいました。

「え、これ、わたしの絵じゃん!?!」って。
ちゃんと“現場”で使われているのを見たとき、描いてよかったなと思えました。
「届いてたんだなあ」って思える瞬間

自分が描いたものが、
誰かの仕事に使われていたり、
その施設を訪れた人の目にふれていたり。
実際に「外で見る」と、もっと実感がわく
パソコンの前で売上画面を見るのも嬉しいけれど、
実際に外に出て、自分のイラストが使われている風景を見ると、モチベーションの湧き方がまるで違います。
たとえばポスター、冊子、案内板、メニュー表…。
誰かの生活やお店のなかに、そっと溶け込んでいる瞬間を目にすると、
「本当に役に立ててるんだなあ」と、じんわり心が温まります。
画面の外で“使われてる姿”を確かめに行くのも、静かなモチベ維持にすごくおすすめです。
誰かの“助け”になっていたり、
誰かの“当たり前の風景”に溶け込んでいたり。
それを目の当たりにすると、
「ちゃんと届いてたんだなあ」って、じんわり思います。
制作は孤独。でも、その先には人がいる

ストックイラストの制作って、基本ひとりです。
静かに描いて、静かにアップして、静かに売れていく。
でも、「誰かが使ってくれてる」とわかった瞬間、
そこに人とのつながりが生まれます。
画面の向こうで、誰かが必要としてくれて、
誰かの仕事や暮らしに、自分の絵がそっと溶け込んでいる。
そのことに気づけるだけで、
また明日も「描こう」と思えるんです。
おわりに

もちろん、売上も大切。
数字が増えるのはモチベーションになります。
でも、「ちゃんと使われてた」が見えた日は、
それとはまた違う種類のうれしさがあります。
もしあなたが、売上だけを見てつらくなっているとしたら、
ときどき「誰がどんなふうに使ってくれているか」にも目を向けてみてください。
ストックイラストは、静かだけど、ちゃんと届いている。
あなたの描いたものは、今日も誰かの役に立っているかもしれません。
