
1%だけ、走ってみる
「フルマラソンを走ろう」と決めてから、気づけば数ヶ月が過ぎている。
去年の暮れ、「2025年こそは」と意気込んだはずなのに、仕事に追われ、家庭のことに追われ、まともに走れたのは数えるほど。
月間の走行距離は30km程度にとどまっている。
想定している大会は12月の上旬、あと半年だ。
完走を目標にしているとはいえ、いまのままではさすがに難しい。
かといって、「走り込みしなきゃ!」と60分のランニングを
「週に何回も!」と意気込むと、たいてい続かない。
だからこそ、段階的な中長期の計画が必要だろう。
その計画の初期段階として1%ランニングを実践していこうと思う。
「1日1%」って、どれくらい?
1日は1440分。
その1%は、たった15分。
そう思ったとき、「15分だけなら走れるかも」と思える。
長い距離を走らなくても、スピードを出さなくてもいい。
ただ、身体を動かすことが目的。
フルマラソンの前提:「壊れない身体」をつくる
完走するには、トレーニングで「走る時間と距離」が必要といわれる。
そのための練習法として、「時間走」「ビルドアップ走」とか「スピード練習」などのトレーニングメニューが紹介されている。
しかし、もっと基本的な部分を忘れないでおきたい。
「フルマラソンを5時間で完走」するなら、5時間動き続けても耐えられる身体が必要ということ。
でも、その体力は一朝一夕には手に入らない。
特にわたしのような市民ランナーにとって、最大の敵は「怪我」
途中で体を壊してしまっては、本末転倒。
だからこそ、最初に必要なのは身体の土台づくり。
それには、頻度を上げて、身体に刺激を与え続けることが大事だと思ったのです。
15分だけ走る。それだけを続ける
「1時間走らなきゃ」ではなく、「15分だけでいい」と決めたことで、驚くほど気持ちが軽くなった。
最初は、家の周りを1周するだけの日もあった。
途中で歩いた日もある。
「いかにも、走ります」というランニングスタイルでなくても良い。
帰宅時にリュックを背負って15分だけ走るのでもいい。
「今日もやった」という感覚が積み上がると、自信につながっていくものです。
やがて、15分が20分になり、30分になり、
疲れているときでも、「15分でやめてもOK」という気持ちで始めることで、習慣はくずれにくくなっていく。
「時間を見つける」ではなく、「時間を先に確保する」
忙しい日々のなかで、走る時間を見つけるのには限界がある。
だからわたしは、「朝の15分を、走るための時間」として先にブロックしました。
また、3km弱の通勤を自転車から徒歩に変更し、そのうちの15分ほどは走ることにした。
また、朝起きたらそのまま外へ出る。
走る格好のまま、洗濯物を干す。
そんなふうに、走ることと日常生活の境目をなくすように、生活とランニングを混ぜることで、自然に走ることが日常になってきた。
気合いの完走ではなく、つみ重ねの完走を
ひたすら長い距離を走り、スピード練習をして、マラソン当日は気合いでどうにかしようとすると、心も身体もボロボロになりそうな気がする。
フルマラソンというものは、筋肉への負荷だけでなく、内臓にとてつもないダメージが与えられる。
膝などの関節が痛くなったり、食事が受けつけなくなったり。
生活にも、仕事にも影響がでて、気分的にハッピーではなくなる。
そのような走り方はしたくないと思う。
だから今、1日の1%を走ることにしている。
15分だけの小さな挑戦が、半年後の42.195kmへとつながっていく。
1日1% → 15分
1ヶ月 → 450分
6ヶ月 → 2745分
小さなつみ重ねで完走をめざし、今日も「1%」走ります。