編めることと、似合うもの
完成したのに、気に入らない
最近、気づいたことがあります。
編めることと、似合うものを編めることは、少し違うということ。
実は去年の11月から3月の中旬までの間にウェアを3枚編みました。
だけど、そのどれもがなんとなく気に入らない。
どれもシンプルなパターンだったので、大きくつまずくこともなく、最後まで編み上げることはできたのですが…
毛糸の色が似合わなかったり、襟ぐりが開きすぎてしまっていたり、想像していたイメージ通りに仕上がらなかったり。
完成したうれしさよりも、ダメ出しばかりしてしまっていました。
結局その3着のうちの1着は、ほどいて編み直すことにしました。
それが色にこだわって毛糸を選んだ黄色のカーディガンです。
完成したその日にほどいたカーディガン
このカーディガンは、ある時ふいに浮かんできた「黄色のモヘヤのカーディガン」です。
春に合うような軽やかなカーディガンを編みたいと思っていたのですが、イメージ通りにはならず、完成させたその日にほどいてしまいました。
だったら完成させる前に、ほどけばいいのにと思わなくもなかったけど。
完成したのを着てみたら、やっぱりよかったかもっていうのがあるかもしれないって思って、とりあえずは最後まで編んだのです。
でもやっぱりしっくりきませんでした。
棒針を始めたころは、完成しただけでも満足していたけれども、編めるようになってくると自分にしっくりくるものに仕上げたいと思うようになってきました。
なので今回は妥協せずに全部ほどいて別のパターンで編み直すことにしたのです。
自分にしっくりくるものを探しながら
今編んでいるのは、Isabell KraemerさんのKalliasです。
さっと羽織れるカーディガンを編みたくて選びました。
このパターンはクロップ丈でも紹介されていて、私が最初にイメージしていた雰囲気に近かったからです。
ですが、いざその丈の長さまで編んでみると、やっぱり短いような気がして…。
結局レギュラー丈まで編んでみることにしました。
自分の好きな丈の長さで編むことができるのが、手編みのよさでもあるのですが、自分に似合う丈を選ぶのは、案外難しいものです。
しかもそれは合わせる洋服によっても変わります。
なので、今も不安を抱えながら編んでいるところです。

もちろん何度でも編み直しはできるけれども、今回こそ、自分にしっくりくる1枚になったらいいなと思いながら、少しずつ編み進めています。
このカーディガンを着ようと思っていた春は終わってしまいましたが、来年の春に着ている姿を想像しながら完成させたいと思います。
