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父との楽しい思い出 | 時計は時間を計ることができますetc...


    今、2026年2月25日の夜です。その時点で、これを書いています。


    2026年2月23日に父が亡くなりました。
    だいぶ弱って来てはいたものの、どんなに早くても、あと一年くらい先になると思っていました。

    だから、2月23日の午後3時頃に、父が危篤だという連絡を病院から電話で受けたときは、驚きました。あり得るとは思いつつも「早い!」と。

    急いで駆けつけましたが、病院の方が私に電話をしてからすぐに、父は旅立ってしまいました。最後に生きている父に会えなかったことが残念でなりません。


    2月26日。明日は葬儀・火葬が行われます。明日はあわただしくなりそうですから、今日は食事の時間を除き、5時までずっと父のそばにいました。

    なるべく簡素な葬式にしたかったので、家族葬にしました。
    だから、多くの人には知らせていませんし、通夜はしませんでした。それでも職場の方など何人か、来てくださるので、父の亡き骸のそばに、姉と私の二人で、交代しながらいました。


    父と私の二人の時間には、父のおでこをずっと触れていました。
    ドライアイスでとても冷たかった。温度的には大した冷たさではないでしょうけど、指先に感じた冷たさは、今までに味わったことのない冷たさでした。
    おそらく、この手に感じた感覚は、一生忘れないだろうと思います。

    散歩するのが大好きだった父がよく着ていた上着とズボンと帽子を載せ、枕元には病院では禁止されていた煙草(ピース)を置きました。

    「これから散歩行くの?煙草もたくさん吸っていいからね」なんて言いながら。


    今日、家に帰ってきてから、父のおでこの冷たさで冷静になったせいか、不思議と父との楽しかった思い出を久しぶりに思い出すことができました。

    さっき、父の枕元に手紙をおいてきましたが、そう言えば、私が小学生の頃に一度だけ、父から長い手紙をもらったことがありました。

    2年生のとき、サンタクロースに、ディズニーの時計をお願いしたとき。
    クリスマスの朝、靴下に「時計と手紙」が入っていました。

    当時、私はサンタクロースを信じていたので、便箋二枚に、びっしりと父の筆跡で書かれた手紙を見た時には、「あぁ、サンタさんは父だったのか!」と、すこし残念な気持ちになりました。
    「あきらくんへ、サンタより」と、父の力を込めた文字・筆跡で言われてもなぁ。

    書いてあった内容は「時計の効用」です。たしか、「時計の能書き」みたいなことがたくさん書かれていた。

    ・計算問題をするとき、時間を計ることができます。
    ・遠いところに電話をかけるとき、「3分」を正確に計ることができます。
    ・お風呂に水を入れる時間を計ることができますetc…etc…

     当時の私でも知っていたような「時計の効能」がたくさん書かれてありました。
     肝心要の「メリークリスマス!」なんて言葉が、なかったような。。。。。。

     ギャグを言うことがない父でしたから、間違いなく真剣に考えて書いてくれたのだと思います。でも、なんか、やることなすことが、いつもズレているような人でした。

     冷静になれば、父とも楽しい思い出はあったなぁと。


    別に頼んでもいない「推薦図書」を買ってきて、自分でぜんぶ先に読んでから、
    「この本はね、コレコレこういう話なんだけど、良かったら読んでみてね!」とか。
    ぜんぶネタばらしをしておいて、いったい私にどうしてほしかったのやら。

    でも、父はいつも真面目な人でした。ウケを狙って言うことは皆無でしたからね。ふつうにいつも、ズレている。笑顔はあまりありませんでした。たまにニコっ、とする程度で。

    すこし落ち着いたら、小学生の頃につけていた日記を読み返してみようかな、と思っています。読めば、もっと楽しい思い出を、思い出せるような気がしてきました。


    亡くなる直前に、昼食を「完食」して、食器を片付けるスタッフの方に言った「どうも」という言葉が、父の最後の言葉になりました。

    これも父らしいなって。
    「ありがとう」というのが恥ずかしいのかなんなのか、「どうも」しか言わない。家にいるときも、外にいる人にも、誰に対してもそうでした。


    明日(2/26)は、いよいよ葬式と火葬がとりおこなわれます。今は、無事終えることだけを考えています。

    明日の今ごろは、父は遺骨になっています。家にいてほしいので、しばらく納骨はしません。

    今日は寝られるかなぁ。
    だんだん泣く時間は減ってきましたが、明日は号泣してしまうかも。これは自分でもわからない。

    いずれにせよ、元気に父のもとへ向かい、久しぶりに父と一緒に自宅に帰れることだけを考えて、そろそろ寝ようと思います。


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    初投稿2021/08/08。毎日投稿。2023年から「青ブラ文学部」。英語、文学、哲学、数学、noteのことを書いています。 『星空の恋の方程式』で創作大賞2025中間選考通過。『算数の時間 | 分数を理解しよう!』で「今日の注目記事」「今週のおすすめnote5選」に選出。

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