【熱性痙攣体験記】
娘が熱性痙攣を起こした日のこと 知っていたから、慌てずに動けた。
朝からの発熱
その日は朝から38度を超える熱がありました。
夜になると熱はさらに上がり、39度近くに。
妻は「もしかしたら熱性痙攣が起きるかもしれない」と、早い段階から可能性を予測していました。
熱を下げるために冷えピタを買いに行こうとしたまさにその途中で、娘に熱性痙攣が起きました。
痙攣が始まった瞬間
娘はトイレの後、マットの上でゴロゴロしていました。
うつ伏せになったかと思うと、よだれが止まらなくなり、そのまま痙攣が始まりました。
妻はすぐに救急車を要請し、病院へ向かいました。
救急車から降りる頃には、娘の意識は戻っていました。
病院での処置は1時間ほど。血液検査で異常がないことを確認し、無事に帰宅することができました。
「知っていた」から慌てずに動けた
以前から熱性痙攣について調べていたことが、今回本当に役立ちました。
何も知らない状態でこの光景に遭遇していたら、パニックになっていたと思います。
熱性痙攣は、生後6ヶ月〜5歳頃の子どもによく見られるもので、発熱に伴って起こるけいれんです。多くは数分以内におさまり、後遺症を残さないケースがほとんどと言われています。ただし、初めて経験する保護者にとっては、その光景はとても衝撃的です。
だからこそ、「起きる可能性があること」「起きたときにどうすればいいか」を事前に知っておくことが、いざという時に子どもを守ることにつながると感じました。
もし目の前で痙攣が起きたら 、知っておきたい対処
我が家の経験と一般的に言われている対応をまとめます。もしもの時の参考になれば幸いです。
まず落ち着いて、これをする
• 顔を横に向ける(吐いたものや唾液で喉が詰まらないように)
• 周囲の危険なものを遠ざける(硬いものや尖ったものにぶつからないように)
• 衣服をゆるめる(首元がきついものは緩める)
• 痙攣が始まった時刻を確認する(何分続いているか、後で医師に伝える重要な情報になります)
• 可能であれば動画や時計で記録する(痙攣の様子や持続時間は、診察時にとても役立ちます)
やってはいけないこと
• 口の中に指やものを入れない(舌を噛むのを防ごうとして、かえって危険です)
• 体を無理に押さえつけない
• 揺すったり、大声で呼びかけすぎない
救急車を呼ぶ目安
• 痙攣が5分以上続く
• 意識がなかなか戻らない
• 呼吸がおかしい、唇の色が悪い
• 初めての痙攣である
• 短時間のうちに繰り返し起こる
我が家の場合は初めての痙攣だったこともあり、迷わず救急車を呼びました。結果的にそれが安心にもつながりました。
経験して思うこと
熱性痙攣は、多くの場合心配のいらないものだと言われています。それでも、目の前で我が子が痙攣を起こす瞬間は、何度経験しても心臓が縮む思いです。
事前の知識があったことで、妻も私も「何をすべきか」に意識を向けることができ、パニックで固まってしまうことを防げました。
もしこれを読んでくださっている方の中に、まだ小さなお子さんを育てている方がいたら「熱性痙攣」について一度調べておくことを、心からおすすめします。知っているだけで、いざという時の対応が大きく変わります。
どうか、同じように不安な思いをしている誰かの助けになりますように。
