生きられなかった彼らの時間。いただいた時間に生き返る彼ら。(約2000字 3分25秒~4分50秒)
今回は、感謝の記事です。
noteの皆さま、
いつも、拙著をお読みくださり、
また、私の拙い読者コメントに御返信くださり、
本当に、ありがとうございます。
深く感謝しています。
私は、数年前に、一度、燃え尽きました。
たまたま、目にしたアニメがありました。
「葬送のフリーレン」第一期。
天涯孤独になり思い詰めて崖の上に立ったフェルンに、僧侶ハイターがかけた「もったいないと思います」という言葉。
そのまま、私に刺さりました。
そして、以前からひとにすすめられていたnoteにアカウントをつくりました。
ただ、しばらくは読むだけで、書くことはできませんでした。
SNSは、仕事で使用するLINEしか経験のない私には、正直、怖かったのです。
だから、最初は、おっかなびっくり、何かあっても、ひとに迷惑がかからなそうな自分のことだけ、こそっと書き置いて、びくびくしていました。
けれど、想像以上に、皆さんが優しかった。
私に残った唯一の夢。
あの人の住む星を優しい星にする夢は、すでに、ここで産声をあげているのではないか、と思いました。
うれしくなって、書き散らかしました。
自分のなかの深い部分まで、掘り始めました。
ついに、だれにも言わずに隠し通してきたことまで。
永遠の孤独の恐怖に屈してこころとからだを差し出してしまった屈辱と絶望の闇まで、さらけ出してしまった。
……大量のスキ外し、フォロー外し、ブロック、マガジン登録拒否を経験しました。
でもそれは、優しい世界に似合わない、闇を告白したせい。
記事消去を強く勧められているのに、消さないでいるせい。
すべて私が原因であり、当然の結果、と今は思っています。
けれど、それでも。
コメントには返信できません、とまで書いたのに。
その高い防壁を越えてまで、優しいコメントを届けてくれた方がいた。
泣き虫のくせに強情っぱりの私に、届けてくださった方たちがいました。
noteの世界の皆さまは、いい意味で、私の想像の上を行っていました。
私は、自分のことだけでなく、それまで出会った人たちのことも鉄壁の守秘義務を築き上げて、書きのこし始めました。
忘れてしまったら、かわいそう。
消えてしまったら、もったいない。
そう思って。
あるクリエイターさんが、記事タイトルの車名が本文には一度も出てこないマニアックな記事をわざわざ見つけてくださって、コメントをくださいました。
その方のあたたかなコメントを読ませていただいて、改めて考えました。
みんな私より、
優しかったり、
健康だったり、
愛されていたり、
将来を嘱望されていたり、
必要とされていた人たちばかりが、
先に逝ってしまいました。
私だけ生き残り、
気がついたら、
ひとりぼっち。
どうして私が…
どうして私が、私だけが残されたのか分からないままいたことも、もしかしたら、こうしてnoteに出会って、私の中に残る生きられなかった彼らの息遣いを解き放つ役目をいただいたのかもしれない、そんな気がするようになりました。
そして最近、柴犬アンさんの記事を読ませていただく機会がありました。
自分の書いたものを読んでいただく、 ということは、 読んでくださる人の人生から貴重な時間をすこし分けていただくということ。
無料記事だからといって、何もいただいていないわけではない。
そう、お金よりも貴重な人生の時間を、大切な休息のひとときを、分けていただいているではないか。
…それが、十人、百人、と増えていったとしたら、 たった5分で読める記事であったとしても、 読んでくださる方の数によっては、合計で莫大な時間をいただくことになる、という気づきをいただきました。もちろん、フォロワーさんが激減した私のような者が考えることではないかもしれませんが、貴重な考える機会をいただきました。
私の記事を読むために読者様からいただく時間。
それは、
お読みいただいている間だけ命を与えられる彼らの、
私の中に住む生きられなかった彼らの時間なのかな、
と思います。
さまざまな障害を抱えたポンコツな私ですが、過去に出会った思い出、記憶力だけは、平均以上かもしれない。
それが、私だけがまだ残されている意味、役目を与えられた理由かもしれない、そんなふうに思うようになりました。
当初は、私だけの遺言のつもりで始めたnote。
けれど、私の中に仮住まう彼らを文章にし、彼らに永遠の命を取り戻してもらうことは、読んでくださる皆さまがいなければ、叶いません。
いつも貴重なお時間を割いてまで、お読みくださり、本当に、ありがとうございます。
noteという壮大なレストランの御料理の中で、箸休めのようにつまんでいただくだけでも、うれしいです。
また、私は、コメント制限がかかるほど、あちこちにコメントしまくっておりますが、いつも書いたあとに反省しています。
けれど、どうしても明日に活かせないのです。
どうか、その点は、ひらにご容赦くださいませ。
どうぞ今後とも、天羽・P・きせきれいを、よろしくお願いいたします。
いつの日か、この星が優しい笑顔で満たされますように。
