
【Nikonの写りをLeica風に整える。】黄色被り・緑被り・硬さを抑え、静かな黒と上品な色に染めるプリセット集
Nikonの写真は、とてもよく写ります。
解像感があり、階調も豊かで、RAWデータとしての余裕もある。
風景、スナップ、ポートレート、日常の記録まで、しっかり写してくれる安心感があります。
ただ、Lightroomで現像していると、こんなふうに感じることはないでしょうか。
「肌が少し黄色っぽく見える」
「緑が強く出すぎて、写真全体が重たくなる」
「白い壁やシャツが少し黄ばんで見える」
「解像感はあるけれど、印象が硬い」
「影の部分が濁って、空気感が出しにくい」
Nikonの写りは正確で力があります。
だからこそ、少しだけ色と階調を整えることで、写真の印象が大きく変わります。
今回作成したのは、Nikon Zシリーズを中心としたRAWデータを、Lightroom上でLeica風の色味・黒の締まり・控えめな彩度・静かな空気感へ近づけるためのプリセット10種類です。
Leicaそのものを完全に再現するというより、
Nikonの良さを残しながら、
・黄色被りを抑える
・緑被りを整理する
・硬すぎる質感を少しやわらげる
・白の黄ばみを抜く
・影の濁りを整える
・黒を締める
・赤と青を上品に見せる
という方向で再設計しています。
写真を派手に変えるためのプリセットではありません。
Nikonの写りを、もう少し静かに、深く、落ち着いた印象へ整えるためのプリセットです。
このプリセットを作った理由
Nikonのカメラは、非常に信頼できる写りをします。
特にZシリーズは、解像感、ダイナミックレンジ、RAWデータの扱いやすさが優れていて、撮影後の編集にも余裕があります。
一方で、Lightroomで現像するときに、少し気になる部分もあります。
たとえば人物写真では、肌が黄色寄りに見えることがあります。
屋外スナップでは、緑が少し強く、写真全体が重たく感じることがあります。
室内では、白や肌が暖色に寄りすぎて、少し黄ばんだ印象になることもあります。
また、Nikonらしいシャープさや解像感は魅力ですが、写真によっては少し硬く見えることもあります。
そこで今回は、Nikonの写りを否定するのではなく、その強さを整えながら、Leica風の落ち着いた色と階調に寄せるプリセットを作りました。
Leica風といっても、極端なフィルム風やオールドレンズ風に振りすぎてはいません。
意識したのは、
・黒の締まり
・控えめな彩度
・上品な赤
・深い青
・濁りの少ない緑
・静かな影
・白の清潔感
・自然な肌色
です。
Nikonの写真を、もう少し情緒的に、少し静かに、でも芯のある色へ。
そんな方向性で10種類を構成しています。
Pen+a noteでは
Lightroom Mobileアプリ用(有料アプリ推奨) DNGファイル計10種類
スマホ・タブレット用を提供しています。
(DNGファイルはサンプル写真データに記録されています)
初期に作成した記事にはDNGが添付されていない場合があります。
有料記事購入後に✉️でご連絡頂きますと追加記載いたします。
Lightroom用プリセット(.xmpフォーマット)計10種類
デスクトップ版Lightroom(CC / Classic)
こんな悩みに向いています
このプリセットは、特に次のような方に向いています。
Nikonで撮った写真の黄色っぽさが気になる方。
肌色をもう少し自然に整えたい方。
緑が強く出すぎて、写真全体が重くなると感じる方。
白い壁、シャツ、室内光の黄ばみを抑えたい方。
Nikonの解像感は好きだけれど、少し硬く見える写真をやわらげたい方。
Leicaのような黒の締まりや、静かな空気感に憧れがある方。
派手な色ではなく、控えめで品のある色に整えたい方。
Lightroomで毎回HSLやトーンカーブを細かく調整するのが大変な方。
NikonのRAWデータは情報量が多いので、少し整えるだけでも写真の印象が変わります。
このプリセットは、撮影時の色を壊すのではなく、Lightroom上で余分な色被りや硬さを抑え、写真の空気感を整えるためのものです。
(記事の人物画像はFlowで色見本とDNGファイル用に作成したものです。)
収録プリセット 10種類
01_Nikon_to_Leica_Natural_Skin_Wetzlar.xmp
Nikonの黄色寄りに見えやすい肌を抑え、Leica風の穏やかな赤と柔らかい黒で人物を自然に整えるプリセットです。
ポートレート、家族写真、日常スナップ、カフェでの人物撮影などに向いています。
肌の黄色味を少し整理しながら、赤やオレンジを派手にしすぎないように調整しています。
黒は軽く締めますが、顔まわりが重くならないように、柔らかさを残しています。
Nikonの人物写真で「写りは良いけれど、少し肌が黄色い」「もう少し落ち着いた肌色にしたい」と感じるときに使いやすいプリセットです。
Before

After

02_Nikon_to_Leica_Green_Shadow_Control.xmp
緑被りを整理し、Leica風の落ち着いた緑と深い影で屋外スナップを締めるプリセットです。
公園、街路樹、山道、庭、曇りの日のスナップなどに向いています。
Nikonの写真では、シーンによって緑が強く出て、肌や白い部分に緑被りを感じることがあります。
このプリセットでは、緑の彩度や色相を整え、写真全体が重くなりすぎないようにしています。
ただ緑を弱くするのではなく、深さは残しながら、濁りを抑える方向です。
屋外で撮った写真が少し緑っぽい、影が濁る、全体が重たいと感じるときにおすすめです。
Before


03_Nikon_to_Leica_Clean_White_Chrome.xmp
白の黄ばみを抜き、現代Leica風の透明感に寄せるプリセットです。
白壁、シャツ、室内光、窓際のポートレート、カフェ、ホテル、インテリア撮影などに向いています。
Nikonの写真は、光源や環境によって白が少し黄ばんで見えることがあります。
このプリセットでは、白を清潔に見せながら、冷たくなりすぎないように調整しています。
透明感を出したいけれど、青白くなりすぎるのは避けたい。
そんな場面で使いやすいバランスです。
白をきれいに見せたい写真、明るく清潔感のある雰囲気に整えたい写真に向いています。
Before

After

04_Nikon_to_Leica_Soft_MicroContrast.xmp
Nikonの硬さを少しほどきながら、Leica風の輪郭とマイクロコントラストを残す万能型プリセットです。
街スナップ、ポートレート、物撮り、旅行写真、日常写真など、幅広く使いやすい設定です。
Nikonの解像感は魅力ですが、写真によっては輪郭が少し強く、デジタル的に硬く見えることがあります。
このプリセットでは、TextureやClarityを強くしすぎず、必要な立体感だけを残す方向で調整しています。
柔らかくするだけでは眠い写真になってしまうので、黒と中間調で少しだけ芯を作っています。
まず最初に試す標準プリセットとしても使いやすい1本です。
Before

After

05_Nikon_to_Leica_Deep_Forest_Memory.xmp
重くなりやすい緑を濁らせず、深い森色と記憶色に整えるプリセットです。
森、公園、庭、雨上がりの植物、紫陽花、木漏れ日、自然風景などに向いています。
Nikonで緑の多いシーンを撮ると、色が強く出すぎたり、影と混ざって重く感じることがあります。
このプリセットでは、緑の鮮やかさを少し抑えながら、深さとしっとり感を残しています。
明るく爽やかな緑というより、少し記憶の中に残るような、落ち着いた深い緑です。
自然写真を派手に見せるのではなく、静かな印象に整えたいときにおすすめです。
Before

After

06_Nikon_to_Leica_Prussian_Blue_Sky.xmp
Nikonの青空を浅く見せず、静かなプルシアンブルーへ寄せるプリセットです。
青空、海、都市スナップ、夕方前の空、ガラスや金属のある写真に向いています。
青を単純に濃くするのではなく、少し深く、静かな方向へ整えています。
Leica風の落ち着いた青を意識し、空や影が軽くなりすぎないように調整しています。
彩度を上げすぎるとデジタル感が出やすいため、控えめな彩度のまま、青の深さを出す方向です。
空を印象的にしたいけれど、派手な青空にはしたくないときに使いやすいプリセットです。
Before

After

07_Nikon_to_Leica_Cafe_Warm_Interior.xmp
室内のオレンジ被りを抑え、Leica風のカフェ色・木目・肌色に整えるプリセットです。
カフェ、レストラン、室内ポートレート、テーブルフォト、雑貨、木目のある空間に向いています。
室内撮影では、照明の影響で肌や白がオレンジ寄りになることがあります。
このプリセットでは、その暖色を少し整理しながら、カフェらしい温かさは残しています。
黄色やオレンジを完全に消してしまうと、室内の雰囲気まで失われてしまいます。
そのため、過度にニュートラルへ戻すのではなく、温かさと清潔感の中間を狙っています。
室内写真を落ち着いた色に整えたいときにおすすめです。
Before

After

08_Nikon_to_Leica_Matte_Shadow_Lift.xmp
黒を潰しすぎず、マットな影と静かな階調を作るプリセットです。
曇天、逆光、日陰、街スナップ、窓際、少し暗めの写真に向いています。
Nikonの写真は黒を締めると力強くなりますが、シーンによっては影が重くなりすぎることがあります。
このプリセットでは、黒を完全に潰さず、影の中に少し階調を残すように調整しています。
マットな雰囲気を加えつつ、写真全体が眠くならないようにバランスを取っています。
曇りの日の写真や、少し暗いけれど雰囲気を残したい写真に向いています。
Before

After

09_Nikon_to_Leica_Red_Dot_Skin_Color.xmp
赤とオレンジを上品に抑え、Leicaらしい赤の存在感と自然な肌を両立するプリセットです。
人物、街スナップ、赤い看板、レンガ、夕方の光、暖色の多い写真に向いています。
Leicaらしい印象のひとつに、派手ではないけれど存在感のある赤があります。
このプリセットでは、赤を強くしすぎず、写真の中で自然に印象が残るように調整しています。
同時に、肌の赤みやオレンジが過剰にならないようにしているため、人物写真にも使いやすい設定です。
赤をきれいに見せたいけれど、色が暴れるのは避けたいときにおすすめです。
Before

After

10_Nikon_to_Leica_Silver_Gelatin_Mono.xmp
Nikonの硬いモノクロを少し柔らげ、Leica Monochrom風の銀塩調と締まった黒へ整えるモノクロプリセットです。
街スナップ、ポートレート、建築、光と影のある写真、雨の日、夜のスナップなどに向いています。
Nikonのモノクロは、シャープで力強い印象に仕上げやすい一方、写真によっては少し硬く見えることがあります。
このプリセットでは、黒を締めながらも、階調のつながりを大切にしています。
銀塩写真のような落ち着きと、現代的なクリアさの中間を狙ったモノクロです。
カラーではなく、光と影で写真を見せたいときに使いやすいプリセットです。
Before

After

技術的な調整ポイント
このプリセットでは、派手な色変化よりも、NikonのRAWデータで気になりやすい部分を自然に整えることを重視しています。
HSL調整
黄色と緑の彩度を抑え、肌や白に出やすい色被りを整理しています。
特に人物写真では、黄色を少し抑えながら、オレンジの輝度を少し上げることで、肌が暗く沈まないようにしています。
緑は鮮やかさを抑えつつ、完全にくすませないように調整しています。
緑を弱めすぎると風景写真の魅力がなくなるため、深さを残しながら濁りを抑える方向です。
トーンと黒の締まり
Leica風の印象を作るうえで、黒の締まりは大切です。
ただし、黒を強くしすぎると、Nikonの豊かな階調が失われてしまいます。
そのため、黒は締めつつも、影の中に情報が残るように調整しています。
ハイライトは飛ばしすぎず、白に粘りを持たせる方向です。
白壁やシャツ、窓際の光が硬くなりすぎないようにしています。
質感の調整
Nikonの解像感を活かしつつ、硬すぎる印象を少し抑えるため、TextureやClarityは控えめにしています。
すべてを柔らかくするのではなく、必要なプリセットでは輪郭や立体感を残しています。
特に04_Nikon_to_Leica_Soft_MicroContrast.xmpでは、硬さを抑えながらも、写真の芯がなくならないようにしています。
カラーグレーディング
シャドウにはわずかに青を入れ、ミッドトーンには軽い暖色を加えています。
これにより、冷たすぎず、暖かすぎない、静かな空気感を作っています。
Leica風の色を極端に再現するのではなく、Nikonの写真に自然になじむ範囲で調整しています。
周辺光量
一部のプリセットでは、控えめな周辺光量を加えています。
過度なオールドレンズ風にはせず、視線が自然に中心へ向かう程度の調整です。
写真全体を暗くするためではなく、空気感と奥行きを少し加えるための処理です。
おすすめの被写体・使用シーン
このプリセットは、次のような写真に向いています。
人物ポートレート
家族写真
街スナップ
カフェ写真
室内ポートレート
白壁やシャツのある写真
森や公園の緑
雨の日や曇天の写真
青空や海の写真
旅行写真
建築スナップ
モノクロ作品
特に、NikonのRAWデータをLightroomで開いたときに、
「少し黄色い」
「少し緑が重い」
「少し硬い」
「もう少し静かな色にしたい」
と感じる写真に向いています。
逆に、最初から高彩度で明るくポップに見せたい写真や、極端なフィルム風・オールドレンズ風に仕上げたい写真には、少し控えめに感じるかもしれません。
このプリセットは、強い演出ではなく、写真の印象を整えるためのプリセットです。
購入前の注意点
この商品は、Lightroom用のプリセットファイルです。
収録形式は .xmp です。
Lightroom Classic、Lightroom CCなど、XMPプリセットに対応した環境で使用できます。
写真の仕上がりは、撮影時の光、露出、ホワイトバランス、カメラ設定、レンズ、RAW/JPEGの違いによって変わります。
プリセットを適用したあと、必要に応じて露光量、ホワイトバランス、コントラスト、彩度などを微調整していただくと、より自然に仕上がります。
特に人物写真では、肌色の見え方が撮影環境によって変わるため、露光量と色温度を少し調整するだけでも印象が整いやすくなります。
また、このプリセットはLeicaの描写を完全に再現するものではありません。
NikonのRAWデータを、Leica風の色味や階調の方向へ近づけるためのLightroomプリセットです。
まとめ
Nikonの写真は、よく写ります。
だからこそ、Lightroomで少し色と階調を整えることで、写真の印象は大きく変わります。
黄色被りを抑える。
緑被りを整理する。
白の黄ばみを抜く。
硬すぎる質感を少しやわらげる。
影の濁りを整える。
黒を静かに締める。
赤と青を上品に見せる。
この10種類のプリセットは、Nikonの写りを活かしながら、Leica風の落ち着いた空気感へ近づけるために作成しました。
派手に変えるプリセットではありません。
写真を少し静かに、少し深く、少し品よく整えるためのプリセットです。
NikonのRAW現像で、
「写りは良いけれど、もう少し色に空気感がほしい」
「Leicaのような黒と落ち着いた色に近づけたい」
そう感じている方に使っていただければと思います。
収録内容は以下の10種類です。
01_Nikon_to_Leica_Natural_Skin_Wetzlar.xmp
02_Nikon_to_Leica_Green_Shadow_Control.xmp
03_Nikon_to_Leica_Clean_White_Chrome.xmp
04_Nikon_to_Leica_Soft_MicroContrast.xmp
05_Nikon_to_Leica_Deep_Forest_Memory.xmp
06_Nikon_to_Leica_Prussian_Blue_Sky.xmp
07_Nikon_to_Leica_Cafe_Warm_Interior.xmp
08_Nikon_to_Leica_Matte_Shadow_Lift.xmp
09_Nikon_to_Leica_Red_Dot_Skin_Color.xmp
10_Nikon_to_Leica_Silver_Gelatin_Mono.xmp
Lightroom用プリセット(.xmpフォーマット)計10種類
※デスクトップ版Lightroom(CC / Classic)
Lightroom Mobileアプリ用 DNGファイル計10種類
スマホ・タブレット用
Nikonの力強い描写に、Leica風の静かな色と黒を加える。
そんな現像の入口として使っていただけるプリセットです。
【購入前にご確認ください】
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