
第二章【保釈79日目】「捕まって良かった」と初めて思えた日。二回目の公判を前に【保釈から判決まで】
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逮捕から初公判まで、
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保釈79日目。
いよいよ二回目の公判が近づいてきた。
保釈されてから約80日。
拘留されていた46日間よりも長い時間が過ぎたのに、私の気持ちは全く落ち着かなかった。
裁判が終わっていない。
判決も出ていない。
いつも頭のどこかに裁判がある。
朝起きても裁判。
ご飯を食べても裁判。
夜眠ろうとしても裁判。
気を抜くと、そのことばかり考えてしまう。
私は留置所にいた頃から、とにかく取り調べが苦手だった。
怖かった。
何を聞かれるのか分からない。
どう答えればいいのか分からない。
自分の言葉一つで状況が変わるような気がして、いつも緊張していた。
だから弁護士を何度も呼んだ。
何かあれば呼ぶ。
取り調べが終われば呼ぶ。
次の日に取り調べがあると言われれば呼ぶ。
今思えば、かなり面倒な依頼人だったと思う。
でも、そのくらい精神的に追い込まれていた。
そして今日。
また弁護士事務所へ向かった。
二回目の公判に向けた打ち合わせの日だった。
具体的に裁判の話をした。
それだけで胃が痛かった。