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気になる「青」、食べる「青」

去年、気になっていたものを初めて口にした。
その名は「バタフライピー」。

自宅でのリラックスタイムに、お茶は欠かせない。
栄養があれば尚よし。
黒豆をまるごと煮だす黒豆茶、ゴボウ茶、エルダーフラワー、フレッシュミントティー。
あげるときりがないけど、色々試してきた。

バタフライピーは、SNSでは頻繁に目にしていたけど、あまり興味がなかった。

最初に見たときは、
「これ、本当に自然の色?」って、思ったくらい。

それは、純喫茶で飲んだことがある、緑色のクリームソーダを最初に思い出したから。

脳内では、
「着色料でしょ?」
って、疑念すらあった。

年々、スーパーのハーブティーコーナーで見かけることも増えているし、
おしゃれなカフェでは、ハーブティーメニューの中に、
「バタフライピーティー」って書いてあるお店もある。

でも、
「どんな植物なのか」
「どんな味なのか」
まったく興味はなし。

風味やうま味といった点では、香りでリラックスできるカモミールティーや、ジャスミン茶。
それと、いろんな国の紅茶。
この方が、香りでリラックスできるし、ウマイと思っていたから。

初めて飲んだバタフライピーの味は、わからなかった。

甘味は入っていないように感じたけど、風味はない。
花の形状からすると、「豆科なんだろな~」。
そう考えると、少し豆の風味がしたような。

自分の味覚はあてにならない。

誰かと答え合わせがしたい。
お茶を出してくれた人は、こっちの会話に合わせてる感がある。

思い込みって恐ろしい。

まあ、嫌ではないってくらいの感想。
去年は、ここで終わり。
その後、飲むことも買うこともなかった。

そして、今年。
夏を前に、急にバタフライピーへの興味が加速。

バタフライピークリームソーダ構想。

そこで気になった。
「青い液体」の正体は、何なのだろう?って。

バタフライピー調査

バタフライピーは、マメ科のつる性植物。
学名は Clitoria ternatea(クリトリア・テルナテア) 。
和名は、蝶豆。

インドや東南アジア、熱帯アフリカを中心に広く栽培されている。
肥料が少ない痩せた土地でも育つ、生命力が強い植物で、世界中の熱帯地域に広がっている。

日本の園芸では、
「インド・東南アジア」として語られることが多いみたい。

意外と身近な植物だった。
そして、あの色の鮮やかさは、熱帯色でした。

ネーミングは、蝶が羽を広げたように見えるから、「Butterfly Pea(蝶の豆)」というらしいのです。
暑い地域を好む植物で、日本では主に観賞用やハーブティー用として栽培されている。

天然の「アントシアニン」が多く含まれていて、特に青色が強く出るデルフィニジンやシアニジンといったアントシアニンが含まれている。

他のアントシアニンを含む食べ物で、紫キャベツや、ブルーベリーがあるけど、赤系の色がでるのに対して、バタフライピーが美しい濃い青色なのは、特有のアントシアニンが含まれているからのようです。

レモン果汁で色が変化するのは有名。
けど、バタフライピーの色の変化は繊細だった。

ビタミンCを含むものを加えても、青色から紫色寄りに変化する。

食べられる花としてのバタフライピー

バタフライピーはお茶だけでなく、食用花としても利用できる。
花を使って、ご飯やお菓子に色を付けることも可能。

天然の着色料として利用されることも多いらしいけど、
青いご飯は、美味しいか綺麗と思うより先に、
脳内が先に”未知の生物”の連想をしてしまう。

日本人にとって、
「青い食べ物はあまり馴染みがない」って言われるのは、
こういうことか~。

ナスの紫や黄色、オレンジの暖色系はあるけど、
はっきりした色は少ない。
メインは茶色いものや、発色良くて赤、緑しか口にしてない気がする。

飲食店では、こういった色使いが食欲を増加させるって言われるのは納得。

しかし東南アジアでは伝統的に親しまれているし、
青は日常的な食材の一つ。

同じ植物でも、文化の違いで受け取り方も変わる。
主役は色で、味は脇役。
面白い植物です。

バタフライピーは味か?見た目か?

調べてみて、大分興味がわいてきた。
商品を探すけど、思った以上に色々ある。

「そうだ!お試し量で充分だし、カルディ見に行ってみよう」

週末だからなのか、20時を過ぎても人が多い。
急いでいたから、パッケージ見て「これだ!」って思って購入。

自宅に帰ってパッケージを開けて、香りを確認。
なんだか、くせのある匂いがする。
去年飲んだバタフライピーは、無臭だったんだけど。

後ろの原材料を見ると、なんと!
レモングラス入り。
バタフライピーだけの商品がほしかったんだけどな。

折角買ったんだ。
まずは、飲んでみよう。

飲めないことはない。
というより、この組み合わせは人気らしい。

ハチミツを入れてみる。
ハチミツの風味とレモングラス。
主張がですぎて、まとまっていない感じがした。

この組み合わせは、永久封印だな。

甘味を入れない方が飲みやすかった。

構想前の実験

細長いシフォン生地の中に、生クリームをシュークリームの要領で詰め込んだスイーツ。
そこで残った、大スプーン2杯分くらいの生クリーム。
少量だけど、これ以上クリームを入れると破裂するから厳しい。

使いどころを探していた生クリーム。

さっぱりするように、レモン果汁を加えた生クリーム。

せっかくだから、
使ったことがないものにつかってみたい。

使い道は、すぐに見つけられた。

タイミングよく、スイーツ作りをしながら、バタフライピーを試飲。
生クリームの悩みは、飲んだ後の悩みだったから。

ゼリーには糖分を入れずに、生クリームの甘みで食べるさっぱり味にしました。

飾りにクコを置く。

白い生クリームの上に、ふっくらしたクコの実の美しい赤。

ハートみたいに見えるビジュアルになった。

ゼリー部分は、
レモングラスがブレンドされているから、ほんのり紫にも見える。

生クリームとゼリーの間は、色の変化なし。

画像を撮ったけど…。
「青要素が一切ない!」
完全なる紫。

実物は、ほぼ青なんだけどな~。
画像で伝えられないのが惜しい。

レモングラスにレモン果汁入りの生クリーム。
さっぱり感が増してる!?
初めてにしては、美味しくできた。

「意外と使えそうだな」。

調べなきゃ「気になっている」だけだったかもしれない。

飲むよりずっと楽しいスイーツタイム~。
バタフライピー構想は続く。


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