
24H洋服店〈パステルカラーが好き〉
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「いらっしゃいませ。」
高校生ぐらいの少女がお店に入ってきた。
「あれ?このあいだの。。。」と美香子は思った。
先日、3人組でご来店した高校生らしき一人だったのだ。
その時は確か。
「いらっしゃいませ。」
「超かわいい~~。ねね。これどお?」
「似合う~~。聡子にぴったり。」
3人組の2人は大盛り上がりだ。
「裕美もこれにするから、おそろいで買おうよう~。」
「聡子と裕美がそれにするなら、私も。」
「やった~。3人おそろいだね。」
女の子ってこんなノリもあるのよね~~。と思ったんだけど、
あのとき一番静かだった子だ。
「どのような感じのものをお探しですか?」
「・・・・・」
黙って、もくもくと店内を見渡す少女。
洋服をたたみ直しながら、美香子は少女に注目をする?
「あれ?この間と違うタイプのものだ。」ちょっと声を掛けてみようと美香子は思った。
「お客様、こちらは昨日入ってきたものですが、いかがですか?」
少女は振り向いた。美香子の薦めた商品を見て、彼女は目を輝かせたのだ。
少女は、うんうんとうなづく。
「こんなのが欲しかった。」と少女はつぶやく。
派手なものより、パステル調のやわらかなタッチのものが趣味だったんだ。
色白の少女にはどちらも似合うけれど
きっと、このあいだの商品は、友達の趣味に合わせて購入したのだろう。
でも、また来店してくれて嬉しい。
「・・・じゃあこれ。ください。」
「ありがとうございます。ポイントカード作りましょうか?」
少女は首をかしげて考える。
「は、はい。お願いします。」
「ポイントがたまると、オリジナルトートバックをプレゼントしますよ。」
と、パステル調のトートバックを少女にみせると、ぽわっとした笑顔をみせた。
「素敵。」
実は、このトートバック「パステル」と「モノトーン」「ビビットカラー」の3種類取り揃えている。
その少女は、このパステル調のがとっても気にいったようだ。
「スタンプが30個たまりますとプレゼントします。」
30個・・・
高校生には無理かもな~。と美香子は考えたが少女はぱっとした笑顔をして言った。
「また来ます。」
「ありがとうございます。ご来店お待ちしております。」
この少女が、ポイントをためてこのトートバックをゲットできるように祈る美香子だった。