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お金は何のためにあるのか?FIRE後に出た答え|#86(第5章)

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    📖第1話から読める連載まとめ(目次ページ)

    前回までの第4章では、FIRE後の生活について書いてきました。

    実際にFIREしてみて、何が変わったのか。
    何が思っていた通りで、何が想定外だったのか。

    時間の自由、生活の変化、FIRE後の不安、そしてそれでもFIREしてよかったと思う理由まで、かなりリアルに書いてきました。

    そして第5章では、もう少し深いテーマに入っていきます。

    それは、「本当の自由とは何か」という話です。

    その最初に考えたいのが、

    「お金は何のためにあるのか」

    ということです。

    若い頃の私は、お金があれば人生の多くの問題は解決できると思っていました。

    お金があれば、欲しいものが買える。
    お金があれば、住む場所を選べる。
    お金があれば、将来の不安も減る。

    だからこそ、会社員になってから、貯金をして、投資をして、不動産を買い、債券に投資し、少しずつ資産を増やしてきました。

    最初は、とにかく「お金に困らない状態」を作りたかったのだと思います。

    以前も書いた通り、若い頃にお金について強く考えるきっかけがありました。

    「払えません」

    この連載の最初にも書きましたが、その経験が自分の中で大きな原点になっています。

    あの時からずっと、将来はお金に困らない生活をしたいと思っていました。

    そして結果的に、資産は大きく増えました。

    不動産からの家賃収入があり、債券からの配当金もあります。

    生活費をまかなうために、毎月の給料を必要とする状態ではなくなりました。

    では、そこで何を感じたのか。

    お金が増えれば、すべて満たされるのか。

    結論から言うと、そうではありませんでした。

    お金は、人生を完成させてくれるものではありません。

    お金があるだけで、毎日が楽しくなるわけでもありません。

    お金があるだけで、やりたいことが自然に見つかるわけでもありません。

    ただ、お金があることで、選択肢は確実に増えます。

    ここが一番大きいと感じています。

    会社を辞めるかどうかを選べる。
    働くかどうかを選べる。
    どこに住むかを選べる。
    誰と時間を過ごすかを選べる。
    何に時間を使うかを選べる。

    お金の本当の価値は、何かを買うことではなく、選択肢を増やすことにあるのだと思います。

    FIRE後に特に感じたのは、この部分でした。

    会社員時代は、どうしても仕事を中心に生活が回っていました。

    平日は仕事。
    土日は休む。
    予定は仕事の都合に合わせる。

    それが当たり前でした。

    でも今は違います。

    平日に動ける。
    混雑を避けられる。
    家族との時間を取れる。
    noteを書く時間も作れる。

    これらは、派手なことではありません。

    ただ、日々の満足度にはかなり大きく影響しています。

    昔の私は、お金の使い道というと、もっと分かりやすいものを想像していました。

    高級車。
    豪邸。
    頻繁な海外旅行。

    そういうものが贅沢なのだと思っていました。

    もちろん、それらを否定するつもりはありません。

    ただ、今の自分にとって一番価値があるのは、そこではありません。

    今の自分にとってお金は、

    「嫌なことを減らすため」
    「大切なことに時間を使うため」
    「想定外に備えるため」

    のものだと感じています。

    特に大きいのは、「嫌なことを減らせる」という点です。

    やりたくない仕事を無理に続けなくていい。

    合わない人間関係に耐え続けなくていい。

    疲れているのに、無理に予定を詰め込まなくていい。

    こうした選択ができることは、実際に経験してみるとかなり大きな価値があります。

    そしてもう一つ、お金は「余白」を作るためのものでもあります。

    生活費をギリギリで回さなくていい。

    急な支出があっても慌てなくていい。

    相場が多少動いても、すぐに生活が崩れない。

    この余白があることで、気持ちにも余裕が生まれます。

    お金が不安を完全に消してくれるわけではありません。

    でも、不安に対する耐性は作ってくれます。

    ここが大事だと思っています。

    つまり、お金は安心そのものではなく、安心を作るための土台なのだと思います。

    そしてFIRE後に出た私なりの答えは、かなりシンプルです。

    お金は、自由を買うためにある。

    ただし、その自由とは、派手に遊ぶ自由ではありません。

    自分の時間を取り戻す自由。
    嫌なことを減らす自由。
    大切な人と過ごす自由。
    自分で人生を選ぶ自由。

    そういうものです。

    資産5.8億円という数字だけを見ると、大きな金額に見えるかもしれません。

    ただ、私にとって本当に意味があったのは、その数字そのものではありません。

    その資産によって、生活の選択肢が増えたこと。

    そして、自分の時間を自分で使えるようになったこと。

    そこに一番大きな価値を感じています。

    第5章では、この「自由」について、さらに深く書いていきます。

    お金。
    キャッシュフロー。
    安心。
    会社員という働き方。
    FIRE後に何をするか。

    そういったテーマを通じて、資産形成の先に見えてきたものを整理していきたいと思います。

    お金は目的ではありません。

    お金は、自分らしい人生を選ぶための手段です。

    FIRE後に出た答えは、今のところそれです。


    次回(第87話)は、なぜ資産額よりキャッシュフローが重要なのかについてお話しします。

    この連載は100話まで続く予定です。参考になったら「❤️スキ」や「👤フォロー」をして、続きを読んでいただけると励みになります。


    📌今回の内容を踏まえて、皆さんはどちらに近いと感じますか?

    A:お金は、安心のためにあると思う
    B:お金は、自由を得るためにあると思う

    どちらに近いか、理由もあればぜひコメントで教えてください。(コメントには必ずご返信させていただきます)
    今後の発信や資産形成の参考にさせていただきます。


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